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■天野 賢一 ヘッドコーチ（暫定監督）

【試合総括】

「中断明けの八戸戦に向けてトレーニングしてきました。ただ、1-4の敗戦で非常に残念な結果ですが、試合は続いていくので、もう一度顔を上げてやっていきたいと思っています。
八戸さんの特徴は十分に分かっていましたし、選手たちも分かっていました。プレッシャーの強度、球際の強さ、切り替えの速さ、そういったところで上回ろうと準備してきましたが、コーナーキックからの失点から入り、少し相手のプレッシャーを受けながらゴール前にボールを運ばれて、最後のシュートブロックに行けないところから失点し0-3まで持っていかれました。どうしても状況を変えないといけなかったので、３枚の交代を図って攻勢に出ようとしましたが、文選手が負傷で少し外に出ているときに追加点を奪われて厳しい状況にはなりました。その後も選手交代をしながらなんとか得点を狙うべく試合を進めました。最後にコーナーキックから得点できたのはまた次に繋げていきたいと思います。
選手にも話しましたが、リーグ残り15試合のうち1試合が終わって、あと14試合チャレンジできる場所があるので、しっかりと今日のゲームを検証して、顔を上げて次のゲームに臨んでいきたいと思います。
今日もこの天候の中で岐阜からたくさんのサポーターに来ていただいて本当に感謝しています。大変悔しい思いをさせてしまったと思いますので、来週ホームに帰って、勝って喜べるようにまたしっかり準備したいと思います」

－ 次のホーム2戦に向けて、直近の課題やすぐに直さないといけないところはなにか
「攻撃の狙いの部分で、相手のプレスにかかってしまった感じがあります。ただ、あれをかいくぐれるだけのプレーをできると思っています。ただ、今日はすごくプレッシャーを感じてしまってできなかった部分があります。戦術的なことはいろいろありますが、今日のゲームを見て、細かい個人のところを見直していくと、変えられることはいっぱいあると思います。基本的には今やっていることをやり続けたいと思いますし、その中で選手の細かい部分の意識を変えていきたいと思っています。戦術的な大きなところのやり方が間違っているとは思っていないので、基本的にこれを続けながら、質の向上を図っていきたいです。ただ、やっぱり失点するところはコーナーキックのところ、結局際のところ、ボールを失ってからのゴール前の守備だったり、こういう所は今すぐにでも改善しないといけないです。気持ちの部分で片付けるのは簡単ですが、最後のゴールを守るところとか、そういった執念、気持ちの部分はもっと見せないといけないと思います。八戸さんは球際も厳しかったですし、セカンドボールの取り合いも相手に分があったと思います。その部分も十分にトレーニングしてきて、意識付けしていますが、結果的に負けてしまったところがあります。気持ちの問題だけで片付けるのは良くないと思いますが、気持ちの部分も含めて、ボールへの執着心とかゴールを守ることとか、そういうことを突き詰めてやらないといけないと思います」

■中山 開帆 選手

－ 初出場で初先発だったが試合を振り返って

「結果が全てだと思います」

－ ピンチはたくさんあったが好セーブもあった。自身のプレーの出来はどうか

「体も動いていましたし、自分の特徴を出せたところもありましたが、それ以上に結果が大事なので、自分の出来というよりは結果がすべてだと思います」

－ 加入後、DF陣とのコミュニケーションや連携はどう取り組んだか

「最後ゴールを守るのは、僕とディフェンスラインの選手なので、そういった部分でコミュニケーションはとっていましたが、今日はこういった結果になってしまいました」

－ 次ホーム2連戦があるが、すぐに直さないといけないのはどういうところか

「戦う部分、球際、セカンドボールを拾う、今日はそこで上回られたと思います。最後身体を張ったりするのは相手が一枚上手だったと思います。もちろん自分自身も4失点しているので、キーパーとして責任を感じないといけないです」

－ 来てくれた多くのサポーターにメッセージを

「遠い八戸まで来ていただいて本当にありがとうございます。一番は結果で返せればよかったですが今回それができませんでした。ここ最近ホームで勝てていないので、次節ホームで必ず勝って一緒に喜べるように頑張りたいと思います」