▪大島康明監督

試合総括

「我々にとって非常に重要な、浮上のきっかけになるホームゲームを落としてしまいました」

―好調の宮崎さんに対して挑む試合となったが

「我々が宮崎さんに対して準備したものは、相手を苦しめられたと思います。ただ、セットプレーも含めて、勝負どころで取れている宮崎さんが上位にいて、そうではない我々は今の順位にいるのを感じています」

―前半は後手にまわったが、後半は盛り返したように見えたが

「前半の30分くらいからしっかりとしたプレーができたと思います。それより前は宮崎さんのプレスというよりも、我々のプレーの精度が要因だと思います。

その中でも揺さぶれたのは、宮崎さんは嫌だったのではないかなと思いますし、いくつか自分たちが準備した形はできていたと思います」

―まだまだシーズンは続くが今後の課題は

「『勝負を取る』という部分、1日や1週間でできるものではないですが『チャンスができていたから良し』ではなく、逃げずに、選手、スタッフと向き合って改善したいと思います」

―ハーフタイムにはどういったことを指示したのか

「戦術的な部分と、前半15分のプレーはもったいないという話をしました。

今回のゲームに向けて、重要な試合と理解して、挑む姿勢を出そう、逃げのプレー、怖がるプレーはやめようと共有していましたが、そういったものが出てしまった15分だと思います」

―あと一歩で防げるなど、細かいディテールの部分について

「ゲーム全体を通して、結果と失点は除けばうまくやれたところもありますが、勝負強さ、ディテールの部分にもっともっとこだわって、日頃から練習していかなければならないと感じています」

▪佐々木快選手

―悔しい敗戦となりましたが

「立ち上がりで自分たちの良さを出せずに2失点してしまったのはもったいなかったと感じています」

―得点のシーンを振り返って

「自分たちの形をつくれれば点を取れると思っているので、そこまで焦ってはいなかったのですが、外山選手と目が合って寄って行ったらボールが来ましたので、決められて良かったです」

―2試合連続のゴールとなったが

「メンタルの部分が大きいと思います。チームのみんなも信頼してボールをくれるようになって、もともとパスはもらっていましたが決めきれずに信頼を掴み切れない時期があって、前回決めたことでまたみんなからもボールをもらえたと思います。今日ももう1点決めるチャンスがあってそこは課題ですが、ゴールに繋がったのは良かったです」

―佐々木選手が得点してチームに勢いが出たように見えたが

「僕が点を取れば負けないというふうになっていきたいですし、常に得点に絡まないといけないポジションだと思っています。

そうなるともう少し勝ててくると思いますので、自分にプレッシャーを掛けながら試合ができればと思います」