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2025.04.13 (Sun) 14:00

第9節岐阜メモリアルセンター長良川競技場

FC岐阜
FC岐阜

0

-

1

栃木SC
栃木SC

0 前半 1

0 後半 0

37分 五十嵐 太陽

精神的に強くなり調子は確実に上向いてきている
前節の良い内容を継続し、6試合ぶりの勝利を

アウェイの闘いに臨んだ第8節奈良クラブ戦は1-1の引き分け。ただ、スーパーゴールで相手に先制を許したものの、前半のうちに追いつき、その後も安定的に試合を進めながら粛々とチャンスを作り続けて時間切れとなったもので、内容は評価できるものだった。チャンスを逃したり、先に失点したりしても動揺せず強いメンタルを示し、奈良の中田一三監督に、今年もっとも不安定だったと言わせるほど戦術的にも優っていた。

 

またFC岐阜に加入後、初出場となったドゥドゥが後半アディショナルタイムを含めて25分間プレー。今年は3月まで所属クラブがない状態だったがコンディションは悪くなく、戦力として目処が立ったことも好材料。本人も大勢のサポーターに後押しをされながらの岐阜デビューを大変喜び、次節こそはゴールをと、士気を高めている。

 

こうなると6試合ぶりの勝利が待たれるところだが、今節迎え撃つ相手は栃木SC。そうやすやすと勝たせてはくれないだろう。昨年5月、小林伸二監督が火中の栗を拾う形でJ3降格圏にいた栃木の新指揮官に就任。今シーズンもそのまま監督を務め、立て直しに励んでいる。そしてその右腕として活躍するのが、以前、岐阜にも所属していた長島裕明ヘッドコーチ。長良川のピッチを熟知しているこの指導者がどんな策を講じてくるのかが気になるところだ。

 

栃木は第5節でFC大阪に勝利。第7節では栃木シティとのダービーマッチに引き分け、重要な試合では勝点を落としていないが、前節は非保持をベースとするヴァンラーレ八戸にボールを持たされる形で0-1の敗戦。今一つ波に乗り切れないでいる。それだけに、この岐阜戦で上昇のきっかけを掴みたいという想いは強いはずだ。

 

栃木はここまで2勝2分4敗、一方の岐阜は1勝3分4敗。スタートがうまくいかなかった者同士、負けられない一戦となる。紙一重の試合をホームの声援で制し、今シーズン2回目の『HYPER CHANT』を歌いたい。

(Text by 後藤勝)

PICKUP PLAYER

23

萩野 滉大Kodai HAGINO

昨シーズンボランチに挑戦、一躍主役に
強い守備で日々存在感を増していく闘将

日を追うに従って存在感がどんどん大きくなっていく。萩野滉大は不思議な選手だ。大卒でFC岐阜に加入した2023シーズンは終盤戦のJ3第33節から第37節まで、当時在籍していた宇賀神友弥のお株を奪うかのようにサイドバックで先発し活躍、第34節ヴァンラーレ八戸戦ではJリーグ初ゴールを決めヒーローの一人となった。続く2024シーズンはボランチに挑戦、シーズン半ばに一度ポジションを掴みかけたあとしばらく出場機会を失っていたが、第28節から先発に復帰。終盤7戦無敗の快進撃を支えた。

 

北龍磨と組むボランチの印象が強くなってきた荻野。しかし有力な選手が多く加入した今年はその椅子は確約されない状況。激しい競争が続き、開幕のFC大阪戦はベンチスタートとなった。だが先制点を許し劣勢に立っていたこの試合で、後半17分から出場してチームを勢いづかせ同点に追いつく流れを作ると、第2節からは先発を継続。最近では守備時に最終ラインに下がり、攻撃時にボランチへと上がって役割を変える仕事を任され、重要性は高まる一方だ。

 

もともと責任感が強い性格。攻撃的な選手が多い中、高い強度で守備を遂行出来る荻野がボランチとディフェンダーを兼ねる現在の役割は、まさに適材適所と言える。ルヴァンカップを含む連戦期間中も、この荻野と甲斐健太郎は休まず出場を続けていた。最終ラインでは、5バックになった時、中央に位置する甲斐の右に荻野が入る。前目の中盤では北の存在感が、最終ラインでは甲斐の存在感が際立つが、その両者と関わる荻野が生命線となってきているような印象を受ける。

 

昨年、ボランチを始めた時、日本代表で同じポジションを務める遠藤航を目標に掲げていた荻野。遠藤のようにボールを奪ってから攻撃に転じる様は、まさに現代のボランチに求められる闘将の像そのものだ。岐阜スタイルの確立に貢献しようとするその姿で、萩野は6試合ぶりの勝利を得るべく栃木SCを迎え撃つ。

(Text by 後藤勝)

通算対戦成績

J2リーグ 5勝5分9敗/得失点-10
ホーム戦績 2勝3分4敗/得失点-2
アウェイ戦績 3勝2分5敗/得失点-8

直近対戦成績

メンバー

※順位、勝点等は前節終了時点のものです。

FC岐阜

19位 勝点6 [1勝3分4敗(9得点14失点)]

メンバー 警告 出場 得点
1 GK 茂木 秀
0 0
3 DF 野澤 陸
630 0
4 DF 甲斐 健太郎
720 0
5 DF 石田 崚真
267 0
6 MF 井川 空
28 0
7 MF 中村 仁郎
246 0
8 MF 荒木 大吾
369 1
9 FW ドゥドゥ
20 0
10 MF 北 龍磨
592 4
11 FW 佐々木 快
594 1
14 MF 生地 慶充
0 0
15 MF 山田 直輝
134 0
16 MF 西谷 亮
521 1
17 FW 長井 結矢
65 0
19 MF 松本 歩夢
0 0
21 GK 山口 畝良
0 0
22 MF 文 仁柱
418 0
23 DF 萩野 滉大
623 0
24 FW 粟飯原 尚平
192 1
26 DF 大串 昇平
180 0
27 FW 横山 智也
45 0
28 MF 箱崎 達也
195 0
29 FW 川本 梨誉
0 0
31 GK セランテス
720 0
32 FW オウイエ ウイリアム
107 0
33 DF キム ユゴン
90 0
37 DF 寺阪 尚悟
0 0
39 MF 泉澤 仁
534 0
40 DF 平瀬 大
0 0
50 GK 後藤 大輝
0 0
55 DF 外山 凌
630 1

監督

大島 康明

栃木SC

14位 勝点8 [2勝2分4敗(5得点7失点)]

メンバー 警告 出場 得点
GK 牧野 亮冴
0 0
1 GK 川田 修平
720 0
2 DF 平松 航
450 0
3 DF 大森 博
630 0
4 MF 佐藤 祥
121 0
5 DF 森 璃太
459 0
6 MF 神戸 康輔
0 0
7 FW 棚橋 尭士
589 1
8 DF 福森 健太
704 1
9 FW 菅原 龍之助
547 0
10 MF 五十嵐 太陽
591 2
11 MF 青島 太一
330 0
13 DF 坂 圭祐
0 0
18 FW 川名 連介
188 0
19 FW 庄司 朗
1 0
20 MF 井出 真太郎
19 0
21 GK キム ミンジュン
0 0
22 DF 高橋 秀典
200 0
23 FW 星野 創輝
0 0
25 DF 岩﨑 博
673 0
27 GK 丹野 研太
0 0
29 FW 矢野 貴章
135 1
31 GK 鹿野 修平
0 0
32 FW 太田 龍之介
0 0
33 DF ラファエル
183 0
37 DF 木邨 優人
0 0
38 FW 小堀 空
192 0
39 MF 屋宜 和真
23 0
40 DF 高嶋 修也
90 0
44 MF 揚石 琉生
201 0
47 MF 吉野 陽翔
608 0
61 FW 波多野 壮介
0 0
62 MF 横浜 丞
0 0
77 MF 藤原 健介
0 0
78 MF 堀内 陽太
179 0
80 FW オタボー ケネス
87 0
81 MF 中野 克哉
0 0
88 DF 内田 航平
0 0

監督

小林 伸二

フォーメーション

チームスタッツ

FC岐阜 項目 栃木SC
1.1(10) ゴール 0.6(19)
12.9(7) ドリブル 14.6(2)
17.5(6) クロス 13.6(15)
464.0(6) パス 404.9(14)
1.1(16) インターセプト 1.3(12)
24.0(13) クリア 20.1(19)
19.9(7) タックル 20.3(6)
10.3(4) シュート 7.6(14)

※試合平均値。( )内はリーグ順位

得点パターン

FC岐阜 項目 栃木SC
0
PKから
0
1
セットプレー直接
0
1
セットプレーから
1
0
ドリブルから
1
1
クロスから
1
0
スルーパスから
0
5
30m未満のパスから
0
0
30m以上のパスから
0
1
こぼれ球から
1
0
その他
1

ランキング

FC岐阜

ゴール
北 龍磨 4
外山 凌 1
西谷 亮 1
粟飯原 尚平 1
佐々木 快 1
荒木 大吾 1
アシスト
佐々木 快 2
野澤 陸 1
西谷 亮 1
箱崎 達也 1
中村 仁郎 1
大串 昇平 1

栃木SC

ゴール
五十嵐 太陽 2
福森 健太 1
矢野 貴章 1
棚橋 尭士 1
アシスト
福森 健太 1
森 璃太 1

MDP SPONSOR

  • Hibrid-turf
  • 山中製菓

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