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2025.11.29 (Sat) 15:00

第38節岐阜メモリアルセンター長良川競技場

FC岐阜
FC岐阜

2

-

3

FC大阪
FC大阪

1 前半 0

1 後半 3

30分 文 仁柱
78分 野澤 陸

55分 島田 拓海
75分 島田 拓海
83分 島田 拓海

いよいよ最終節にしてホーム最終戦
3位FC大阪を相手に真価を見せる

一時は最下位にもなり、J3会員資格を失うかもしれない危機に陥っていたFC岐阜だが、J3第25節FC琉球戦から第31節高知ユナイテッドSC戦までの7連勝によって残留争いから脱出。その後4敗を喫したものの、栃木SCと栃木シティを下して2勝を追加、上位を相手にしても闘える素地があることを示した。そんな波乱万丈の今シーズンもいよいよ今節で終わりを迎える。対戦相手は3位のFC大阪だ。

 

一時は1位栃木シティ、2位ヴァンラーレ八戸の2強と3位から6位までのJ2昇格プレーオフ圏のクラブとの間で勝点差が大きく広がっていた。しかし終盤戦に来て心理的なプレッシャーもあるのか、首位争いの2クラブがペースダウン。対照的にFC大阪は第27節栃木シティ戦からの11試合で7勝2分2敗の快進撃、これによって前節終了時、2位八戸と勝点3差の3位に浮上した。八戸とは得失点差も近く、最終節で自動昇格圏の2位になる可能性もある。

 

最終節で八戸が敗れた場合、FC大阪はたとえ1点差であっても勝てば勝点と得失点差で並び、総得点で上回る。つまり、FC大阪の最終節におけるミッションは、スコアに関係なく、ただ岐阜に勝てばいいというだけ。極端な話、もしFC大阪が先制点を奪った場合は、残りの時間すべてを守備に費やし、そのまま追加点を狙わず逃げ切るという試合運びでも目的は達成される。そこまではしないにしても、2点以上を挙げる必要がなく、ただ勝ちさえすればいいという条件ならば、ミッション達成の可能性は非常に高くなる。なんとしても岐阜に勝とうと、FC大阪は士気を最高度に高めて岐阜メモリアルセンター長良川競技場へと乗り込んでくるはずだ。

 

もちろん、ホームスタジアムである長良川で今シーズン最後の一戦に臨む岐阜としては、眼の前でJ2自動昇格を達成されるわけにはいかない。J3残留こそ成し遂げたが、目標であったJ3優勝とJ2昇格はかなわなかった。その悔しさに、さらに悔しい気持ちを上乗せしたいと思う選手は誰一人としていない。昨年の最終盤、J3第35節に同じ長良川で対戦した時は、高い強度を誇るFC大阪と対戦して2-0の勝利。ハードワークで負けないところを見せた。あの時同様に魂のこもったプレーで、岐阜の選手たちは勝利を届けようとするに違いない。試合後に大きな声で『HYPER CHANT』を唄うべく、全力で後押ししたいラストマッチとなるだろう。

(Text by 後藤勝)

PICKUP PLAYER

10

北 龍磨Ryoma KITA

今期庄司悦大の10番を継承
得点を重ねパワーアップ

前節のテゲバジャーロ宮崎戦は3試合ぶりに先発へと復帰。副キャプテンであり10番を背負う北龍磨であってもスターティングイレブンの座を約束されているわけではなく、第19節と第20節、第23節と第24節の期間に続き、第35節と第36節で先発を外れたのは今シーズン3度目。そこに、フェアな競争がおこなわれていることの証明を見ることができる。一方で北がベンチを外れたことは一度もなく、負傷離脱でメンバー外になった期間が一度もないことは、この男のたくましさの証明だと言えるだろう。先発を外れる度に復活を遂げるあたり、精神力も並大抵ではない。

 

昨年かぎりで引退した庄司悦大が背負っていた10番を今シーズン継承。その重さを感じながらも第10節までに5ゴールをマークして自信をつけた。第37節までに残した数字は7ゴール5アシスト。ボランチの選手としては十分すぎる結果だ。前目のポジションでの出場が多かったアスルクラロ沼津時代の2022シーズンも2ゴール2アシスト。FC岐阜に加入して2年目の2023シーズンに3ゴール6アシストを記録して飛躍の予感が漂っていたが、今年はそれを上回るキャリアハイ。文句無しの成績だ。

 

サッカー以外の仕事をしながら過ごした沼津での2シーズンのあと、岐阜に加入して柏木陽介や庄司といったJ1級のスターに揉まれながら成長。プロデビューから足掛け5年、J3の中では一定の格があるこの岐阜でチームを代表する立場に昇り詰めた。努力の賜物だろう。だがしかし、これで終わりではない。降格圏に沈んだところからの逆転残留を果たしはしたが、開幕時に掲げていたJ3優勝そしてJ2昇格の目標には未達。より質の高いチャンスを多く創出し、得点に関わる回数をさらに増やしていくことで、岐阜を押し上げていきたいと考えている。

 

その姿勢を明確にし、秋春制移行前の百年構想リーグ、そして2026-27シーズンの昇格争いへと向かう意欲を表現するためにも、最終節はなんとしても熱い試合を見せなくてはいけない。その中心で北が輝きを放つことができるか。新しい10番の真価に注目だ。

(Text by 後藤勝)

通算対戦成績

J3リーグ 1勝3分1敗/得失点1
ホーム戦績 1勝0分1敗/得失点1
アウェイ戦績 0勝3分0敗/得失点0

直近対戦成績

メンバー

※順位、勝点等は前節終了時点のものです。

FC岐阜

13位 勝点47 [13勝8分16敗(50得点57失点)]

メンバー 警告 出場 得点
1 GK 茂木 秀
1710 0
3 DF 野澤 陸
2922 3
4 DF 甲斐 健太郎
2162 1
5 DF 石田 崚真
568 0
6 MF 井川 空
28 0
7 MF 中村 仁郎
843 0
8 MF 荒木 大吾
789 2
9 FW ドゥドゥ
746 1
10 MF 北 龍磨
2550 7
11 FW 佐々木 快
1170 4
14 MF 生地 慶充
291 0
15 MF 山田 直輝
201 0
16 MF 西谷 亮
2400 8
17 FW 長井 結矢
65 0
18 FW 山谷 侑士
634 1
19 MF 松本 歩夢
31 1
20 DF 加藤 慎太郎
1081 1
21 GK 山口 畝良
0 0
22 MF 文 仁柱
2661 1
23 DF 萩野 滉大
1631 0
24 FW 粟飯原 尚平
1221 5
25 FW ブヴィク ムシティ オコ
256 1
26 DF 大串 昇平
486 0
27 FW 横山 智也
934 2
28 MF 箱崎 達也
1720 1
29 FW 川本 梨誉
917 3
30 DF 湯岑 滉生
0 0
31 GK セランテス
1620 0
32 FW オウイエ ウイリアム
171 0
33 DF キム ユゴン
90 0
37 DF 寺阪 尚悟
267 0
39 MF 泉澤 仁
2116 3
40 DF 平瀬 大
479 1
42 MF 屋嘉比 奏汰
0 0
50 GK 後藤 大輝
0 0
55 DF 外山 凌
3069 2
97 MF 福田 晃斗
783 1

監督

石丸 清隆

FC大阪

3位 勝点68 [20勝8分9敗(52得点31失点)]

メンバー 警告 出場 得点
1 GK 山本 透衣
3330 0
3 MF 川上 竜
3256 2
4 DF 山下 諒時
0 0
5 DF 水口 湧斗
708 0
6 DF 舘野 俊祐
1865 0
7 MF 木匠 貴大
1088 3
8 MF 芳賀 日陽
1172 1
9 FW 島田 拓海
2396 9
10 FW 久保 吏久斗
1527 2
11 MF 利根 瑠偉
1141 5
13 DF 美馬 和也
690 0
14 MF 住田 将
27 0
15 DF 黒﨑 隼人
369 0
16 DF 橋本 陸
2007 0
17 FW 和田 育
196 0
18 MF 夏川 大和
121 1
19 MF 増田 隼司
2379 4
20 MF 堀越 大蔵
384 2
22 DF 林田 魁斗
24 0
23 DF 秋山 拓也
2729 3
24 MF 佐藤 諒
1356 2
25 MF 武井 成豪
1602 0
26 FW 李 東烈
0 0
27 FW 澤崎 凌大
2324 4
28 FW 石橋 克之
0 0
29 MF 申 東旻
0 0
30 GK 古賀 貴大
0 0
31 GK 菅原 大道
0 0
33 MF 禹 相皓
1395 0
34 DF 坂本 翔
168 1
35 FW アヴェレーテ イーブス
0 0
37 MF 堤 奏一郎
1856 1
38 FW 七牟禮 蒼杜
0 0
39 FW 望月 想空
184 3
40 GK 李 眞雨
0 0
41 MF 野瀬 龍世
525 0
42 DF アンジェリーニ
0 0
44 DF 河 智聖
0 0
51 FW 西村 真祈
1917 7
66 DF 金 潤識
0 0
68 GK 平吹 楽
0 0
88 FW 松本 孝平
40 0
99 FW ヴィニシウス ソウザ
12 0

監督

藪田 光教

フォーメーション

チームスタッツ

FC岐阜 項目 FC大阪
1.4(7) ゴール 1.4(6)
11.8(7) ドリブル 9.9(15)
18.3(4) クロス 17.9(6)
464.3(6) パス 320.5(18)
1.4(10) インターセプト 1.4(6)
24.5(13) クリア 23.9(15)
15.9(18) タックル 16.3(17)
9.9(4) シュート 9.1(7)

※試合平均値。( )内はリーグ順位

得点パターン

FC岐阜 項目 FC大阪
1
PKから
1
1
セットプレー直接
2
7
セットプレーから
15
3
ドリブルから
6
13
クロスから
11
3
スルーパスから
3
13
30m未満のパスから
10
0
30m以上のパスから
1
8
こぼれ球から
2
1
その他
1

ランキング

FC岐阜

ゴール
西谷 亮 8
北 龍磨 7
粟飯原 尚平 5
佐々木 快 4
泉澤 仁 3
他2名
アシスト
西谷 亮 6
北 龍磨 5
箱崎 達也 5
外山 凌 4
横山 智也 4

FC大阪

ゴール
島田 拓海 9
西村 真祈 7
利根 瑠偉 5
増田 隼司 4
澤崎 凌大 4
アシスト
澤崎 凌大 7
4
岡庭 裕貴 3
関野 元弥 3
鈴木 国友 3
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