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4/30(日)テゲバジャーロ宮崎戦 監督・選手 試合前コメント

上野 優作 監督

 

- 今週のトレーニングの出来は

「攻撃のところはビルドアップ含め、崩す形、非常に良かったと思います。自分たちの中では整理できたと思いますし、選手にもより浸透したと思います」

 

- 宮崎戦の位置づけは

「3連戦の初戦ということで、連敗もしていますし、まずは勝点を取りに行こうと話をしました。攻撃だけにならずに、守備だけにならずに、サッカーの90分の中でしっかりと勝点を取れるような準備をしようと話をしました」

 

- 宮崎の印象は

「師弟対決なんですよ。栃木SCで松田さんが監督の時に僕がコーチでいたので。現役引退して一番最初の監督で、指導のいろはを教わったのは間違いないです。その松田さんに思い切ってぶつかっていこうと思います。チームとしてはしっかり中を締めて堅く守ってきますし、相手の2トップが強力で、そこに入れてのカウンターは脅威なので、そのストロングポイントを抑えつつ、我々が主導権を握ってゴールを取って勝てればと思います」

 

- チームは総合力ですが、これまで出番のなかった選手に期待することは

「今週すごくライバリティというか、俺が出るんだ、俺にポジションを渡せというのが見られました。昨日、一昨日と2日の練習で。それはすごくいいことで、その感情をこちらに向けてくれないと、こちらもなかなかそこに応えられないので、それは非常に良かったです。ただ今日からは試合2日前ですし、対宮崎さんのことも考えないといけないので、今日からはチーム一丸となって戦っていこうと、気持ちを切り替えていこうと話をしました」

 

 

宇賀神 友弥 選手

 

- ここまでの試合を振り返って

「試合の中でチームとして積み上げてきたこと、積み上げていかないといけないことが表現はできていると僕自身は思っています。ただ成績をみると負け越してしまっている状況なので、今自分たちに一番必要なのは結果だと思ってやっています。自分たちは監督のサッカーをブレることなくやり続けるだけだと思いますし、それに結果がついてくれば、若い選手も多いですし、チームとして勢いが出てくるのではと思っています」

 

- FC大阪戦を振り返って

「警戒していたセットプレー一発でああいう形になってしまって、チームとしてああいう失点をしてしまっているとなかなか上にいけないと思います。ただその失敗の中からしっかり学んで、次に繋がないといけないと思いますし、引いてカウンターやセットプレーのチームにただボールを握っているだけでは勝てないですし、もう少し思いきりの良さを出しながら試合をしていかないといけないと思います。僕もたくさんそういった試合を経験していますし、みんなの教訓になって次に繋げないといけないと思います。もちろんホームでしたし、あの試合の重みを感じています。一人ひとりがそれをしっかりと受け止めて改善していかないといけないという試合でした」

 

- 具体的な改善部分は

「失点は一つひとつのプレーのズレがうまれた時に失点するもので、あの失点シーンでも3つ4つのズレがある中で失点してしまったので、一つひとつにこだわるというところは課題だと思います。攻撃でいうと繋げるようになった反面、ダイナミックさが少し欠けてしまっているのかなと思います。非常に難しいせめぎ合いですが、自分も浦和の時に経験している状況ですが、ただこれをブレずにやることが重要ですし、ブレずにやることが課題だと思います」

 

- アウェイ宮崎戦に向けて

「連敗してしまっているので、とにかく連敗を止めることが第一。内容ももちろんですが、まずはそこだと思います。若い選手が多い中でとにかく勝つということが自分たちに自信をもたらしてくれると思いますし、自分たちの成長において一番重要なことだと思います。上に食らいついていくためには、アウェイでもしっかりと勝点を持ってくるというのが重要ですし、連敗の中で自分たちが試される、そして成長するチャンスだと思います」

 

 

北 龍磨 選手

 

- ゴール前の最後の部分はどんな形で崩していきたいか

「押し込んでサイドからのクロスは相手も準備してしまうので、相手のゴールラインぎりぎりまで押し込んでのマイナスや、相手が準備する前にゴールに向かう、押し込んだ状態でも失った後にすぐ切り替えてボールを取れれば相手も崩れると思います。J3は守備が堅いですし、どこのチームもしっかり守ろうとしてくると思うので、相手が準備する前や、相手が守り切れないように、僕がサイドに振る質やスピードだったりで、サイドバック・サイドハーフの選手に少しでも時間を与えられるようなボールを出していきたいと思います」

 

- 宮崎の印象は

「昨年と監督も選手も変わりましたが、堅実にしっかりサッカーをしてくる、タイミングよく繋ぎながらも、FWの高さを活かして3人目で侵入してきたり、本当に堅い、しっかりしたチームだと思います。自分たちから崩れるようなチームではないというのが昨年のイメージです。今年もいいチームだという印象があるので、自分たちは今連敗していますが、ここで宮崎を倒せたらノれるなと思っています」

 

- ここからの3連戦について

「この3連戦は本当にチーム力が試されると思います。すべて同じメンバーでいくことはないと思いますし、その中で僕の立場のような選手が、サポーターの皆さんや監督、コーチをいい意味で裏切って、こんなにできるんだというのを見せられれば、連戦明けからのポジション争いであったり、それでもっとチームが強くなると思うので、スタメンの選手もそうですが、サブの選手やまだメンバーに入っていない選手がすごく大事になると思っています」

 

- 自身のここまでの手応えは

「手応えは感じていますし、確実に良くなっていると自分でも感じています。それは毎日の練習のクオリティがみんな高いので、一生懸命やらないといけない状況をみんなが作ってくれているのがすごく有難いです。本田コーチとも練習終わりによく話をしていますが、自分の中でここ最近守備にこだわっているので、2列目でボールを奪う回数を他の選手より増やして、そこで違いを見せられるようになればと思っています。守備のできる中盤は必要ですし、日に日によくなっている実感はあるので、もっと良くして、一週一週、サポーターの方が見た時に、また良くなっていると思って貰えるようにしていきたいと思います」

 

- 北選手自身が岐阜にきて成長した部分は

「攻撃の部分でいうと、求められることとかクオリティはあがっていますし、頭の整理の部分や、動きすぎないこと、相手を見る、味方を見るところはすごく良くなっているので、来た時よりバタつかなくなったと思います。守備の部分では全然違うと思いますし、それは自分も思いますし、他人も評価してくれている部分なので、もっとその部分を伸ばしていきたいと思います」