NEWSニュース

7/9(日) 奈良クラブ戦 監督・選手 試合前コメント

上野 優作 監督

 

- 奈良の印象は

「ボールをしっかり動かしてきますし、しっかり守備をしてくると思います。守備は自陣方向への戻りが速いので、できるだけ速く奪った後に攻められるように、そういったことを意識してやりたいと思います」

 

- 遅攻と速攻を織り交ぜながらで相手も守りづらいと思うが、そこは目指すところか

「攻守両面をあげていきたくて、特に攻撃はボールを持ったまま前進してフィニッシュまで。しっかりと守備をして奪ったボールをカウンターに繋げる。両方をしっかり積み上げていきたいと思いますし、それを発揮して得点を重ねてゲームを勝っていくことが大事だと思います」

 

- 試合に向けてやっていかないといけないところは多いと思うが、それもシーズンが経つにつれて段々減っていくか

「攻守においてやれることが増えてきたので、例えばチーム全体でボールをどういうふうに動かそうとか、そういう練習を少なくしてもいいのかなと思っています。その分練習時間を短くして、逆にもう一回個人のスキルをこの夏に磨いていこうみたいなところは今取り組んでいます。大枠はできたので、細かいところをもう一回、そうするとまた大枠が広がってくるので。そういった感じで今トレーニングを構築しています」

 

- 今シーズンの奈良をどう見ているか

「攻守において非常にしっかりとモデルがあり、攻撃だったら4-3-3でボールを動かして前進してくる、守備であれば4-4-2でしっかり堅くゴール前を埋めてくるという、攻守においてしっかりしたチームだと思っています」

 

 

柏木 陽介 選手

 

- 柏木選手が入ってよりチームの成長を感じますが

「そうであればいいと思っていますし、自分の良さや自分の入る意味はある程度証明できているかなと思います。ただそれだけではなく、点を取ることが大事なので、引き分けとなった試合は点を取り切れなかったので、そういうところでどう1点を取っていくかというところは考えないといけないと思います。そこは自分のパスや逆にいうと決める選手たちになるかなと。ただボールの回しだったり、守備のところのコントロールという部分では自分が入ってより声が出ているかなと。僕だけではなく、周りの選手もそれが当たり前に出るようになってきているのはチームの変化かなと思います」

 

- 相手の速い寄せにも焦らずにビルドアップできているように見えるが

「基本的にボールを持ちすぎる時間はそんなにいらないと思っているので、もう少し1タッチが増えるといいと思いますが、それよりもミスがないことを含めてチームとしてバランスをうまく使い分けてやれていると思います。ただ相手がしっかりブロックを作られた時の動かし方や流動性はもう少し展開見ながらやっていかないといけないと思います」

 

- 試合を重ねるごとに柏木選手のパスへの反応、動き出しも増えてきたと思うが

「そこはずっと言い続けてきたことなので増やしたいですし、個人的にはもっと後ろで繋ぎながら完全に前を向いた状態でプレーする時間を増やしたいと、チームのバランスを考えながらですが思っています。相手のラインが下がれば足元が空くし、足元が何回か入るから裏が空く、そういうところの使い分けができるのは自分だと思っているし、決定的なパスを出せるというところも含めて、完全に前を向いてプレーする時間を増やしていきたいと最近やりながら思っています」

 

- 負けなしをさらに伸ばしていきたいところだが

「今年は負ける気がしない状態で入っていますが、これが過信にならないようにしないといけないと思います。ただ相手もいいチームだと思っていますし、自分たちのやれることをやって、相手をしっかりリスペクトして、その上で上回っていけたらいいなと思います。相手がどうこうではなく、自分たちがどうなるかということが一番大事で、そう言えるようになったのがFC岐阜としての成長だと思います」

 

 

北 龍磨 選手

 

-夏が近づいてきたが、コンディションはどうか

「練習をきつい状態とか暑い状態でやっているので、試合はナイターで比較的涼しい時間にできるので、練習を厳しい状態でやっておけば逆に強くはなれるのかなと思って頑張っています」

 

-プレーでの手応えはあるか

「少しずつ自信が出てきたというのもありますし、周りとの信頼関係だったり意思疎通ができるようになってきました。僕が欲しいタイミングで預けてくれたりもしますし、後半の一番チームがしんどい時間帯に途中から出た僕が動き回って、できるだけパスコースの選択肢を増やせるようにできたらと思っています」

 

- 前節は惜しいシーンも多かったが

「そうですね。上野監督も言っていましたが、本当にいい内容のゲームをしてチャンスを沢山作って、うちの方が攻めていても、結果が0-0だったら勝点1には変わりないので。ゲーム内容が悪くて勝点3は良いとは言えないですが、それはそっちの方がいいと思うので、やっぱり最後決めきらないと、良い攻撃していても評価されないと思います。チームでもっとゴールを取れるようにしていきたいと思います」

 

-奈良戦も速攻で相模原線戦のようなゴールを期待していますが

「相模原戦で藤岡選手からのパスに窪田選手が背後に抜け出して取ったゴールだったり、富山戦のゴールのように、うちのストロングは背後にあると思います。そこに配給できる選手が揃ってますし、抜け出す選手とのタイミングも合ってきているので、より質を高めていきます。相手チームもこちらが速いというのを分かっていて対策してくると思うので、チームとしてそこを攻略できればゴールは取れるんじゃないかなと思います」

 

- 負け無しが続いていますが、今のチームの様子はどうか

「やっぱり強いチームや勝つチームは、試合に出ていない選手の質が高かったり、練習の質が高いと思います。スタメンとか途中から出る数人が良いだけでは何試合か勝てるけど勝ち続けられないですし、今全員が良い状態になれていて、質の高い選手がベンチ内にも外にもいるっていうのが今のチームの好調を維持できている理由の一つだと思います。
それこそ天皇杯の清水エスパルス戦を機に自信もついて、僕も含めてサブのメンバーもすごく動きも良くなってきていますし、モチベーションも保ってみんなできているので、今すごくいい波になっているからこそ、この7月はすごく大事だと思います」