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7/12(水)天皇杯3回戦 アビスパ福岡戦 監督・選手 試合後コメント

上野 優作 監督

【試合総括】

まずは水曜日のナイターにも関わらず沢山のサポーターに入っていただいて本当に感謝しています。前節に引き続きサポーターや応援してくださる皆さんに勝利を届けられなかったということは非常に残念です。ただ選手たちは最後までよく戦ったと思います。セットプレーのこぼれ玉からリードをすることができたので、なんとか勝ちに持っていきたかったですが、福岡さんのパワーに最後に屈してしまったというところで非常に残念です。繰り返しになりますけど、本当に最後の最後まで選手たちはよく戦ったと思います。これを必ず次のゲームに、次のリーグ戦に繋げていこうという話をしました。そして今日一人ひとりがしっかりプレーできるということを見せられたと思いますし、そこを自信につなげてチーム全体、FC岐阜全体が上がって上位に食らいついていこうという話をしました。

 

- 大野選手のビックセーブなども出ていたが、その辺りはどうだったか

「もちろんゴールキーパーの大野選手もそうですし、ディフェンダー陣、みんなが体を張って、本当に粘り強く守るというところは表現してくれたと思っています」

 

- リーグ戦で悔しさをぶつけるためにどんなことを強調していくか

「前節の奈良戦、それから今回の福岡戦、次の今治戦、非常に強度が高いチームなので、我々はそれをただ経験しただけではなくて、次、我々がそういった強度の部分で上回れるように、さらに上位にしっかりと強度を持った戦いをできるようにやっていきたいと思います」

 

- 前半だと久保田選手と北選手の両ボランチが非常に良く、通用したと感じたが

「北選手、それから久保田選手もいいポジションで受けましたし、もう少しバランスよくポジションを取れれば、もうちょっと前進できたかなと思います。ただ後半から入った横山選手も非常にいいボールの受け方をして、力強く前進することもしてくれましたので、普段なかなか出れていない選手たちが力を発揮してくれるということは大事だと思っています。彼らがまたさらに今後、リーグ戦に絡んでくるようなところを期待したいと思います」

 

- J1クラブ相手に得た収穫と、今後の課題は

「課題はやっぱりチーム全体でもう少し前から守備に行きたかったというところと、最後横からのボールで失点しているので、クロスの守備、セットプレーの守備、そこは課題です。攻撃のところは間で受けられるところはありましたけど、後半、きつい状況でもしっかりポジションを取って、自分たちがボールを前に進めていくということは課題だと思います」

 

- 萩野選手を入れて5バックにしたのはどういった意図か

「交代は逃げ切るというよりも、両サイドが疲労もありますけど突破されていたので、そこを防ぐために5-4-1という形にしました。攻撃のところは後ろ3枚にしてもやり方は変わらないので、握ってもう一点取れればというプランです」

 

 

 

大野 哲煥 選手

- ビッグセーブもありましたが試合を振り返って

「試合の中でシュートセーブ出来たところはありましたが、プロとして結果的には負けましたし、いいセーブをしたからといってそれだけでは意味ないですし、勝ちを持ってこれなかったのは残念です。キーパーはそういう評価だと思うので、そこは僕も突き詰めていかなければならないと思います」

 

- 失点シーンはどうだったか

「映像を見ないと分からないですが、僕がチャレンジしていかないといけないと思いますし、最後の最後で組織として守らなければいけないところは映像を見て反省しないといけないと思います」

 

- 相手のビルドアップに押された印象があるが

「試合の中で雰囲気を感じていたので、そこはセーフティーにやったところもありますし、ところどころは自分たちも自信を持って繋ぐことはできたと思います」

 

- 昨年と比べて簡単な失点がなくなったと思うが、チームとして守備の成長をどう感じているか

「去年と比べて最後まで走り切れていると思います。去年の失点の多さは走り負けているとか、追いつけないとかがありましたが、今年はそこは全体でやれているので、リーグ戦の方も失点が少ないと思います。そこがチームの強みだと思います」

 

- 相手に通用した部分は

「僕たちもやれるという自信はみんな持っていたと思いますが、そこ止まりではダメなので、各々が成長して、今日出場したメンバーはリーグ戦に絡めていないメンバーが多いので、そこはもっとスタメンに食い込んでいったらチームとしてレベルアップすると思うので、全員でやっていきたいと思います」

 

 

 

羽田 一平 選手

 

- 試合を振り返って

「前半の入りは良かったですが、J1相手だったので引いてプレーする時間帯が多く、それを後半の最後までできなかったというのがJ1の壁だなと思いました」

 

- ルキアン選手などパワフルな選手との対戦はどう感じたか

「なかなかJ3にはいないので、対戦できたのは自分にとってこれから良い影響になればいいと思っています」

 

- 公式戦プロ初ゴールを振り返って

「フリーキックの流れで田口選手から打ってくれという落としがあって、自分は右足を振り抜いて、相手に当たったという形ではありましたが、決まって嬉しかったです。どんな形であれ結果を残したかったので、それがゴールという形になって嬉しかったです」

 

- セットプレーからの得点は大きな収穫だったと思うが

「相手もセットプレーで逆転でしたし、サッカーはセットプレーで勝負が決まると思うのでそこの怖さが自分たちにあれば。そこはこれから大事にしていきたいと思います」

 

- 今後のリーグ戦への意気込みは

「開幕戦からは絡めていましたが、今は難しい状況なので、そこで下向くんじゃなくて、逆境を面白さに変えてやっていきたいと思っています」

 

- J1の選手との差は特にどんなところに感じたか

「一つ一つのパスの丁寧さだったり、延長になってもあの時間帯にずらさないパス等細かなところがJ1の選手のほうが頭一つ抜けていたと実感しました」