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7/22(土) AC長野パルセイロ戦 監督・選手 試合前コメント

上野 優作 監督

 

- 今治戦は2点取れたが、そこの振り返りとしてはどうか

「天皇杯以外で2試合得点が取れていなかったので大きかったです。形としては宇賀神選手のクロスが入った形と、もう一つバイタルでターンしてシュートという、特に2点目は綺麗な形だったと思います」

 

- 逆に2失点したが今週は守備の部分のトレーニングに力を入れたか

「今まで通りでしたが、今週はグループ練習やチームの戦術練習よりも対人の1対1とか2対2、3対3というようなところを取り組みました。理由は夏でどうしても強度が落ちていく中で、人にアプローチにいくとか、守備のスイッチを入れるとか、ゴール前のクロスをしっかり弾くとか、そういったところをもう一回丁寧にやろうということでゴール前の対人をやりました」

 

- その辺りは3連戦戦った相手が強度高い相手だったが、改めて大事だと感じたか

「どうしてもチーム戦術だけを練習していくと際のところがなくなって、際のところばかりだとチーム戦術が育っていかない、そこがチーム作りの難しいところだと思います。流れがいい時はチーム戦術のところをフォーカスしつつきたんですが、やはり1対1、2対2など局面が足りないよねということで、今回はそちらをフォーカスしました」

 

- 長野の印象は

「守備から攻撃への速さや、ボールを奪いに来る速さもあると思いますので、そこも意識しつつ今週のトレーニングをやりました。そういう局面のバトルで負けずに、我々が局地戦で勝っていければと思います」

 

- 前半戦の締めくくりとなる試合だが、次の試合のもつ意味は

「もう一つ勝って貯金を増やして後半戦を迎えることが非常に大事で、毎試合大事な試合ですが、我々が上位にいくにあたって次のゲームが非常に大事なゲームだと思います。リーグ戦でここ3試合勝てていないですが、流れは悪くないですし、チーム状態もいいので、ここでみんなで力を合わせて勝っていこうという話をしました」

 

 

田中 順也 選手

 

- 今治戦はスタートからだったがどんなプレーを意識して臨んだか

「まずチームのポゼッションなどが停滞することがないように、自分が丁度いいポジショニングをとって、ボールを引き出して、円滑にゲームが進むようにというのを意識してゲームに入りました」

 

- 2得点できたというところで攻撃陣として良かった部分は

「前線に人数をかけて味方のためにスペースを作ったりという動きがあると、ボールの受け手側の選択肢が増えるので、一点目も二点目もちゃんとゴール前とかチャンスのところに人数をかけれたところがゴールに繋がったのかなと思います」

 

- 逆に課題となったところは

「セットプレーで得点が取れていないところと、シュート数ももっと欲しいので、味方に撃たせるところと、ショートカウンターの質であったり、そういったところは常に課題です」

 

- 次の長野の印象は

「毎年チームのカラーも少しずつ変わりますが、去年はすごくハードワークして泥臭くやってくるイメージでしたが、今年は勝敗が不安定だったり隙があると思うので、そういったところを突いていかないといけないと思っています」

 

- 個人としてはどんなプレーを見せたいか

「ゴールをより強く意識してプレーしようと思っています」

 

- 次の試合でシーズンも折り返しになるが、一つの区切りとしてチームとしてどんな試合を見せたいか

「この夏場、勝ち切れていない試合が続いてしまっているので、必ず勝ってまた上昇気流に乗れるように大事な一戦になると思っています」

 

 

藤谷 匠 選手

 

- Jリーグ通算100試合出場を達成して、節目の数字だと思うがどう感じているか

「自分の中ではプロのキャリアを始める時にここまでかかるとは思っていなかったですが、一歩ずつ積み重ねていって100試合出れたことは嬉しいです」

 

- 2点取れたことはポジティブだと思うが、試合をどう振り返るか

「先制点を取れて、入りも良かったですし、自分たちの思うようなサッカーができていました。そこからミスで失点はしましたが、攻撃陣が点を取ってくれたので、久しぶりに複数失点しましたが、そこを減らせればチームとして勝てる状況ではあるので、一個ずつ失点の可能性がある部分を減らせればと思います」

 

- 守備が堅くなった要因は守備組織の構築かメンタルの部分なのか

「両方あると思いますが、チーム全体としてやろうとしていることがはっきりしていると思います。失点が少ないのは後ろだけではなく攻撃陣がプレスをかけて、そこからチーム全体としての結果だと思っています」

 

- 長野の印象は

「今は勝てていないですが、僕たちも勝てていない時期がありましたし、長野も何か一つのきっかけで変わる可能性があると思います。順位は今は下かもしれないですが、全然油断できる相手ではないですし、難しい試合になる印象があります。僕たちも前期最後の試合に勝って、後期に上位争い、優勝争いできるようにまず一つ勝ちたいです」

 

- 今やっているサッカーへの充実感はあるか

「あまり負ける気がしないですし、やっていても自分たちのほうが勝ちに近いサッカーができている感覚があります。天皇杯でも清水に勝ちましたし、全員ができるんだぞというところを見せれていると思います」

 

- 練習を見ていてもこの半年で全員の技術面が向上しているが、選手としてどう感じているか

「チーム立ち上げの時から上野監督が一人ひとりが成長していくことが大事で、それが大きな力になるとずっと話をされていました。練習をやっていく中で技術や判断、人を見ながらパスをつける位置であったり、チームで繋がる取り組みができているので、練習のクオリティもあがってきて、全員が高いレベルでできていると思います。まだまだこれからもっと成長していくべきですが、半年間でみんな全体的に良くなっていると思います」