8/12(土) FC今治戦 監督・選手 試合前コメント
― 今日の練習も選手たちからよく声が出ていました 「昨日、今日といい練習ができていました。特に昨日は非常にいい練習でした。今週良かったのは一番は球際だったり、強度の部分。攻撃のところはボールが狙い通りに前方向に進んでいったのは今シーズン一番良かったぐらいでした」 ― 今治の印象は 「監督も変わったのでどうやってくるか分からないですが、これまでの戦いを見ているとしっかり5枚で守備を固めて、前線の選手が奪いにいって、奪ったところから素早い攻撃。とにかく前に前に出てくるチームなのでそこは非常にストロングだと思っています」 ― 5バックの相手に対しては 「相手陣に入っていきたいですが、最後ゴール前を守られるとなかなか崩しきれないので、できれば奪って速く攻めるとか、そういったところを出せればと思います」 ― 愛媛戦は久しぶりにボールを持たれる展開になったが、そういう相手に対してもボールを握っていきたいか 「もう少しボールを持てればよかったですが、これは相手がありますし、愛媛さんもボールをうまく動かして決定機を作られて危ないシーンを作られました。そこは今週しっかり反省をして次に繋げていきたいと思います。我々の選手はボールを握ったほうがいきると思うので、そこは継続してやっていこうと思います」 ― 枠内シュートを増やしていくために 「攻め込む時間がかかるとどうしても戻られるので、シュートを撃つ選手とゴールの間に何人もいて選手に当たってしまってなかなか枠にいかない。相手の最終ラインの背後にどれだけ入っていけるかが大事だと思うので、そこもやりつつ、すべてにおいて上回っていきたいと思います。ボールを持とうとすればどうしても遅くなるし、速く攻めようと思うとボールを持つ時間がなくなるし、そこのバランスを今やっているところです」
― 最近は先発で出ていますが、ここ数試合を振り返って 「全然満足いくプレーはできていないです。ただ、ゴール前のチャンスに関わったり、縦の推進力、上下動など守備のところで良さが出せるようになってきていると感じています。攻撃の部分ではもっとチームを活性化させたり、スムーズにいくためには自分がもっとイージーなロストをなくさないといけない部分は多いと思うので、そこをなくしつつ、自分の良さをもっと出したいと思います」 ― 攻撃は相手のペナルティエリアまで行って、守備も深くまで下がってと大変なポジションだが 「監督もそこが自分の良さだと思ってやらせてくれていると思いますし、自分がそこをやらないといけないというのもあります。自分だからできるというものにしていきたいので、きついですけど自分の役割なのでやっていきたいと思っています」 ― 先発と途中出場だと役割が違うと思うが 「残り30分で入る時には試合の展開もありますし、チームメイトも疲れているので、元気な自分がピッチ全体に顔を出そうという意識でやっていたり、勝っていたら勝ち切る、負けていたら点を取りに行くというところで役割がはっきりしているし迷いなくできるところがあります。スタメンで90分となるとペース配分もそうですし、作り出すという部分があるので、少し悩みながらやっているところもありましたが、そこは監督や天野ヘッドコーチとコミュニケーションを取って、今はすごく整理できつつあります。今治戦ではそこをしっかり見せないと次また違う選手が出てくると思うので、自分のポジションを確立させていかないといけないですし、より頭の中を整理していいプレーができるようにしていきたいと思っています」 ― 攻撃の部分で自分で前に出て行って良いシーンもあったが、そういった場面をもっと増やしたいか 「あとは目に見える数字を残さないといけないと思っています。今チームが一番そこを求めていますし、中盤ですけど、点が取れる中盤は評価されると思いますので、そこは狙っていきたいと思っています」 ― 今治は前回の対戦でも惜しかった試合だが印象は 「試合を見ても分かるように強度はリーグの中でも1、2を争うぐらい高い相手ですし、隙を見せたら一瞬で突いてくるような個の能力が高い選手も揃っていると思います。自分たちもそれにビビらずに後ろからビルドアップしないといけないですし、相手のカウンターがあることをわかりつつも、押し込んで最後フィニッシュで終わる。この前の試合でも取っても取り返す力が相手もあるので、そういう部分では最後の質のところも高めていきたいと思っています」
― 今シーズンここまで自己最高の7得点をあげているが変わった点は 「大きくは変わっていないですが、チームのコンセプトが昨年と違うので、その分自分も点が取りやすくなったのはあります。チームがうまくゴールに行く回数と自分がゴールの近くに行く回数が増えたので、シュート数はそれほど撃っているほうではないですが、まだまだだと思いますが、それをしっかり決められるようになっているのは日頃の練習を意識してやれているからかなと思います」 ― クロス数は昨年より増えているか 「クロス成功率だったら大事だと思いますが、いくら何回あげても成功率が低かったら意味がないので。前回の試合もあげてはいますが、単純に自分のキックミスでゴールラインを2本ぐらい割ってしまっているので、そこは改善していきたいと思っています」 ― 相手もかなりサイドの突破をケアしてきているが 「昨年から縦にいくところがストロングだと相手はわかっていると思うので、自分ひとりで打開するだけではなく、うまくチームを使いながら、行くときはそれでいければ自分も抜けていると思うので、そこは冷静に判断しながらやれればと思います」 ― 逆サイドが最近は横山選手が出ているが変わった点は 「村田選手と出ていた時は2人とも推進力があるタイプだと思うので、速い展開になるような感じでした。横山選手は速いタイプではないと思いますが、あそこでボールを落ち着かせてキープしてリズム作れるのは大きいので、そのリズムから僕のほうに展開してきて、僕がもっとうまく仕上げられれば点が取れる回数も増えると思います。逆サイドですが横山選手ともう少し連携を取って、お互いのクロスからお互いに得点が取れればなと話をしています」 ― 次の相手は今治ですが、印象に残っていることは 「前節は外国籍選手が出ていない中で2点取られていて、ドゥドゥ選手は移籍しましたが、もう一人のマルクス・ヴィニシウス選手のほうがパンチ力だけでいえば強いと思うので、そこをいかに抑えるか。僕らは2試合点が取れていないので、点が取れないと勝てないので、そこにこだわってやっていきたいと思います」