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8/26(土) ガイナーレ鳥取戦 監督・選手 試合前コメント

上野 優作 監督

 

― 長野戦はポゼッションが相手より下回ったが、そこは課題か

「やはり我々がボールを持つ時間を長くしたいですし、相手を押し込んだ形でその時間を長くしたいと思っています。ただ相手があることなので。長野さんも相当な覚悟をもって前から奪いにきていたところもあるので、そこはなかなかはがし切れなかったなというのが印象です」

 

― 鳥取も攻撃的で攻められる時間も長くなるかもしれないが

「鳥取さんは攻撃的なチームで、ボールを持たれてゴール前まで迫られるシーンは恐らくあると思います。ただそれをしっかり守って、そこから奪ってカウンターというのは続けていこうと思っています。長野戦でボールを握れなかった分、今度は握り返して自分たちがゲームの主導権を握っていくような試合にもっていきたいと思っています」

 

― ボールを握るところと素早く攻めるところのバランスがいいように見えるが

「長野戦はなかなか握れなかったですね。今治さんとやった時は悪くなかったというか、そのバランスではありますね。対戦相手を見て少し持てるようだったら背後への働きかけを少し増やしたりだとか、持てないようだったらボールを持てるように少しリードしたりというのはあるので、対戦相手を見ながらどこにトレーニングの重点を置くかというのを少しずつ目先を変えてやっている状況です」

 

― 次の鳥取さんも技術がある選手が多く、スペースを使うのがうまいチームだと思うが

「以前、対戦相手に成長させて貰っているという話をしましたが、長野さんの我々のバイタルエリアを使ってくる部分が次の鳥取さんも非常に上手なので、前回やられてしまったことを反省して、そこを使われないようにするとか、3人目で背後を取ってくるのも非常にうまいので、前回やられたところをいい教訓にして次同じことがないようにやれたらと思います」

 

― シーズンも2/3ぐらいが終わりそうな時期で4位につけているが、次の試合が持つ意味は

「非常に大きいゲームだと思っています。ただいつも言っていますが、目の前の試合が一番大事なので、そこに向けてやっていくのと、今日ミーティングで選手に話をしたのが、もちろん次の試合はすごく大事ですが、今日の練習が一番大事で、その前にミーティングがあったんですが、そのミーティングなど、今目の前のやるべきことが大事で。一個一個目の前のやるべきことをやっていこうという話をしました」

 

― 長野戦の5点目、山内選手の得点なども練習でよく見ていた形で成果が出ているように見えるが

「ここ2試合のカウンターは練習通りですね。恐らく相手もこれを見てカウンターを気を付けないといけないよねとはなっていると思います。また前回対戦時もチャールス選手が抜け出していますし、カウンターは脅威ではないかなと思っています」

 

 

 

山内 寛史 選手

 

― 長野戦を振り返って

「試合開始時間が遅れたりとか、何度か難しい展開になりましたが、アップの時にはみんな集中力高く、切り替えてチームとして入れていました。試合の入りもしっかり自分たちのサッカーができたと思いますし、点数ほど差があったゲームではなかったですが、大差で勝てて良かったです」

 

― 自身のゴールを振り返って

「カウンターで何度もチャンスがありましたし、自分が出る前からそういう形がありました。うまくいいコースに走れましたし、途中から出た田口選手や最初から出ている村田選手や窪田選手が自分より前に相手を連れて走ってくれたことでスペースも空きました。シュートはコースが見えたので落ち着いて打てて良かったかなと思います」

 

― 最近の試合はボールを奪ってから前に前にいく意識が強くなったように感じるが

「高い位置で取れている回数が多いので、チームとしてやっている守備から攻撃という形がうまくチームの形になって試合でも表れているのかなと思います」

 

― 長野戦であれだけ得点が取れた要因は

「ここ2試合先制点が取れているのがすごく大きいと思います。チームとして崩れることなく攻めの形をちゃんと作りながら、必要以上に持ちすぎないというか、背後とか裏へのアクションも相手がそういう陣形であれば取っていくというのもチームの形として多くなっていますし、そういうところが得点に繋がっているかなと思います」

 

― 自分たちのやり方を変えずにきた成果が出ていると思うが

「そうですね。難しい時期にもみんなで話しながらやっていましたし、その中で今勝てていますが、まだまだ自分たちの形は作っていかないといけないと思います。本当にここからだと思いますし、昇格に向けて上位に食い込んでいける位置にいると思うので、ここからだなと思っています」

 

― 次も大事になる試合だが鳥取の印象は

「細かくパスをつないだり、テクニックがある選手も多いと思いますし、バイタルエリアでの崩しの形やバリエーションもいろいろとあると思います。まずは自分たちが主導権を握るところ、相手にそういうサッカーをさせないところだと思います。まだ時間はあるので、もっと分析して対策してやっていきたいと思っています」

 

― どんなプレーを見せていきたいか

「この間はチャンスをもらった形だと思うし、まだまだプレーでチームを助けたり、得点で勝たせられてはいないので、チームの勝利のためにできるように準備していきたいと思います」

 

― 昇格に向けて今後必要になってくるポイントは

「ここ2試合の勝ち方的にも先に点を取るのはとても大事だと思います。あとは1戦1戦大事ですが、上位との直接対決も残っているのでそこで勝てるかどうかにかかっていると思うので、しっかり準備して1試合1試合やっていきたいと思います」

 

 

 

茂木 秀 選手

 

― ビルドアップの手応えは

「ビルドアップのところはここ何試合かでチームとして確立できてきていると思います。周りも連動して動き始めていますし、僕が持った時のサポートの距離感だったり味方の受ける数も増えてきているので、良い形で後ろからのビルドアップができているかなと思っています」

 

― 今シーズンみんなが体を張って守れているが

「みんなが最後入りそうなところを体投げ出して止めてくれたり、僕が触れないボールをゴールカバーで後ろにいてくれたり、それがセンターバックの選手だけじゃなくて、ボランチやサイドハーフなど全選手がゴールを守るという意識がどんどん上がってきているので、そこが失点数が少ない一番の要因かなと思います」

 

― 長野戦の1点目は茂木選手のFKからだったが、あのボールは狙い通りだったか

「チャールス選手があそこに見えたので、あんなにうまくいくとは思わなかったですが、僕というよりチャールス選手のいいアシストだったかなと思います」

 

― 鳥取の印象は

「監督が変わってより攻撃にクオリティが増したと思います。前への推進力やスピーディーな攻撃などに特長のあるチームなので、相手の崩しに対して引いて守らずに、自分たちも強気で守備をしていきたいと思っています」

 

― シーズンも2/3が終わりそうな時期だが、現状の4位についてどう感じているか

「取りこぼした試合が何試合もありますし、ここ2試合は連勝できましたが、この間の長野戦に勝っていなければまた違う順位になっていました。まだまだ全然気の抜けない順位なので、この2連勝でチームとしてはいい勢いに乗れていますが、過去は振り返らずに、次の試合に向けて一戦一戦やっていくことで順位をあげていけるかなと思います」

 

― やることを変えずにここまで上げてきた。ブレずに戦ってきた今までを振り返って

「やることを変えずにきて、精度は前半戦とは比べ物にならないぐらい良いクオリティでサッカーができてきていると思います。ここにきて点も入ってきているので、チームとしても良い状態で、あとは本当に失点を同じように少なくして得点力を上げていければ昇格も見えてくるのかなと思います」