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9/24(日) 松本山雅FC戦 監督・選手 試合前コメント

上野 優作 監督

 

- 前節を振り返って

「先制されて勝点を取ったのは初めてなのでそこは評価できますが、ただ逆転できるチャンスがありましたし、逆に負けてもおかしくない試合だったと話をしました。得点のところは積極的に仕掛けるところと、中にニア、ミドル、ファーでしっかり入っていくところ、そこは評価できると思います」

 

- 守備陣への評価については

「カウンターを受けるシーンがありましたが、ゴール前で体を張ったり、帰陣を速くして防ぐところや、ゴールキーパーの茂木選手のファインセーブもありましたし、そういうところは大きかったと思います」

 

- あと一歩こういうところが必要だったというのをあげるとすれば

「決定機があったのでそこを決めきるところ。チャンスが少ないのであればチャンスをたくさん作っていくところ、そこかなと思います。最後の決定力というところは常に課題ではあります」

 

- 松本山雅戦は順位も並んで熱いサポーターが多いアウェイでやるのは嫌な状況だが

「すごく幸せなことだと思います。たくさんお客さんが入って、アウェイに乗り込んで、そこで我々が自分たちのサッカーを繰り広げて、勝点を持って帰ってくる。そして昇格を争う順位にお互いいて、燃えないわけがない試合です。準備の段階で怖がっても仕方がないし、楽しんで自分がやれることをやろうと話をしました」

 

- 松本山雅をどう分析して、どこを大切にしていきたいか

「ストライカーがいますし、ゲームメイクできる選手もいます。サイドからのクロス数リーグ1位、得点力もリーグ1位と、我々がゴール前に張り付かされる時間ができるのかなと思っています。ただそれをしっかり跳ね返して、我々がボールを持つ時間を増やせればと思います」

 

- 目の前の一戦一戦が大事になる

「そうですね。毎試合大事な試合ですが、残り試合が少なくなれば少なくなるほど、目の前の試合の重要度が増してきますね」

 

- 相模原戦の前も積極性のあるプレーをと仰っていたが、積極性というのはハングリーさに繋がっていくか

「何でも手に入れたいとか、掴み取りたいと思う気持ちはすごく大事で、それが球際の一つの争いに繋がってくると思いますし、気持ちがあるほうにボールは転がってくると思うので、試合数が少なくなればなるほど大事になってくると思います」

 

 

藤谷 匠 選手

 

- 組み立ての部分を含めて相模原戦を振り返って

「ディフェンスのところで1枚はがせると相手は前が3枚かかっているので中盤は薄くて、そこで勝負できるかなというのはスカウティングの時点であったので、自分のところで1枚はがせたらというのは意識していました」

 

- そこで1枚はがせることで前進できているように感じるが

「リスクがあるプレーではありますが、あそこではがすことで前の選手が楽になって、そこの手助けになると思いますし、はがすことによって前線に良い選手がいるので、相手のディフェンスラインと勝負できる、得点の可能性が広がるので、そこは意識してプレーしています」

 

- 松本山雅は攻撃力の高いチームの印象があるがどう見ているか

「攻撃力がありますし、個の能力も高いと思っています。ただチームとしても個人としても僕たちのほうがいいサッカーができていると思いますし、勝てる自信はあります」

 

- 庄司選手が出場停止だが、守備陣としてどう守っていくか

「チームとしてのやり方は選手が変わることによって変わらないです。それぞれの特徴がありますが、僕たちは声をかけて締めさせるところや間を通させないところは、そこの選手が変わることでやり方が変わるわけではないので、今までやってきたことをベースにという感じです」

 

- 松本山雅戦のポイントは

「守備陣としては相手はクロスが多い印象なので、そこをまず弾くことと、得点を取っている選手がいるので、そこを注意しながらというのがディフェンス陣としての入りになると思います」

 

- 追い求めているサッカーはどれぐらい体現できているか

「ベースとしてはできてきていますが、あとは最後の細かい部分だと思いますし、攻撃も守備もそこをやることによってもっと勝点3を引き寄せられると思います。より細かいところにこだわれたら、勝点を積み重ねられますし、昇格争いにもっと絡んでいけるのかなと思います」

 

- J3リーグも混戦で残り試合も少なくなってきたが大切にしたいところは

「混戦でどのチームにもチャンスがあると思いますし、一個勝つか負けるかでここから変わってくると思うので、一つずつまずは勝てるようにやっていきたいと思います」

 

 

田口 裕也 選手

 

- 前節の試合を振り返って

「前節はサイドハーフに入って、なかなかチームを勢いづけることができなかったというのが個人的な反省であります。サイドハーフは鳥取時代もわりとスタメンで出たこともあるので、そこで何か変えられる選手にならないといけないと思った試合でした」

 

- 途中出場の状況が続いているが、ここから先発に上がっていくために必要なことは

「今シーズン2試合しかスタメンで出れていなくて、なかなか自分の思い描いていたシーズンにはなっていないですが、一番わかりやすいアピールは結果だと思います。それ以外にも求められているところが足りていないので試合に出れていないので、監督とコミュニケーションを取ったり、自分でも足りないところは多くあるので、そこを変えていかないとスタートに入っていくのは難しいと思います。練習で変えていくしかないですし、試合で結果を出してチームを勝たせる部分でもっとやらないといけないと思います」

 

- シーズンの2/3が終わったが、今シーズン伸びた部分は

「気持ちでプレーに波があるという部分が整理されて、どんな状況でもやるという、そういう気持ちの部分や考え方は変われているのではと思います。今シーズンはトップ下をやることが多くて、今までは最前列だったので、間で受けてターンとかは自分の苦手な部分でチャレンジをあまりしてこなかったです。今シーズンは庄司選手や宇賀神選手、田中選手、柏木選手とかうまい選手がいて、そういう選手の受け方やポジショニングを見習いながら、話を聞きながら、ちょっとずつやっていって、間でうけることや自分に足りなかったところが少しづつできているかなと思います」

 

- 今のチームの中で生かせる自分の強みは

「身体能力の部分でヘディングや胸トラップとか背後への抜け出しなど、ゴール前が自分の特徴を生かせる部分だと思います。ゴール前で一番怖い選手になるというのがチームの中でやらないといけないところですし、もっと突き詰めてそれを結果に結びつけないといけないと思っています」

 

- 次の松本山雅の印象は

「自分の高校の1個上の先輩が(松本山雅が)J1にいたときに内定して、そういう一番身近な先輩がいったチームだったので見ている部分もありました。今はJ3ですが、やっぱり資金力もあるクラブですし、個の部分も能力の高い選手が揃っていて、J3規格のチームではないですし、すごく一発があって怖いチームというイメージはずっとあります」

 

- 松本山雅戦でどんなプレーを見せたいか

「1対1は強いと思いますが、自分もヘディングやスピードの部分では負けていないと思いますし、簡単にプレーして一番怖いゴール前に入っていくのが相手も怖いと思います。今与えられている時間はそんなに長くないですが、その中で自分の特徴を出して流れを変える役割だと思っていますし、試合を決定づけるという部分ではもっとゴール前で勝負していきたいと思います」