－ 前回対戦時の沼津との一戦を振り返って

「お互いにチャンスを作って決定機を作って、どっちが勝ってもおかしくない試合だったと中山監督とも話をしました。ただその試合も０－０で終わっていたので、当たり前ですけど点を取っていくところ、点を取らせないところ、攻守両面においてすごく大事なゲームだと思っています」

 

－ 前節は少し硬さもあった印象だが

「なんとかしてやろうというすごく強い思いを見せてくれたと思っています。昨日のトレーニングも、まさになんとかしてやろうという強い意志が表れていました。ただ、サッカーはそれだけではうまくいかないので、今日話をしたのは、攻撃のところは少し冷静さをもってプレーすること、守備になったらしっかり走るとか、球際強くいくとか、そういう気持ちを全面に出してやろうという話をしました」

 

－ 次の沼津の印象は

「ボールを持つこと、保持率も高いですし、前線にスピードのある選手がいるので、食いつかされて背後気を付けないといけないですし、背後ばっかりを気にしていると前を使われてしまうので、非常に攻撃に力をもっているチームだと思います」

 

－ 全部これまでの積み重ねになってきますね

「できなかったことばかりに目を向けても駄目ですし、やれてきていることもあるので、その両方をしっかり見つめようということは毎週やっています。例えば、チャンスを作れたことは間違いないがスムーズに前進できたかというとそうでもない。守備も前からいって取れたところもあるが、相手にボールを動かされて引かされて決定機を作られているので、振り返って駄目だったところは修正して、良いところ悪いところをしっかり分析していくことが大事だと思います」

 

－ 重要な一戦になると思うが

「ホームですし、選手は必ずやってくれると信じています。我々のチームの良さはすごく団結があるところで、経験のある選手が良い話をしてくれますし、中堅もそこについていきますし、若い選手たちもしっかり自分に向き合ってやってくれていますので、そこは強みだと思っています」

 

－ 若手選手の成長ぶりはどう感じているか

「みんな成長していると思います。もちろん好不調の波はあって、シュートが入らなかったり、ミスがあったり色々ありますが、全体としてはみんな成長してきてくれていると思います。今メンバーに入れない選手でも成長してきている選手もいます」

 

 

－ 前節は12試合ぶりの出場となったが、出場時間の中で自分をどう表現できたか

「1失点してからの出場だったので、とにかくゴールに向かうプレー、シュートやクロスだったりを積極的にやろうと思いましたが、なかなか自分で引き込むこともできずに終わってしまったので、悔いが残る試合展開になりました」

 

－ 上野監督から求められているところは

「自分は他のアタッカーにない長所があるので、その長所を出すこと。この前の試合であれば積極的にクロスをあげたりシュートを撃ったり、クロスに入っていくところを求められています」

 

－ 相手の対策も感じるか

「ウイングに特徴ある選手がいて、縦パスを出せる選手がいて、その中でしっかり中を固めてというのがあったので、相手も対策をしてきたなと思います」

 

－ そういう状況こそ外から一発のある浮田選手の出番

「試合に出て無難にプレーするのではなくて、自分だからできる色を出していって、違うオプションもあるんだぞという自分の価値も示せればと思います」

 

－ 浮田選手自身がチームに貢献していくために、そして得点をあげるために大事になることは

「チャンスがないわけではないので、あとは思い切り足を振ったり、どんどんシュートを撃つことだと思います。前節も藤岡選手が積極的にシュートを撃っていましたが、撃てば何か起きるかもしれないですし、シュートは自分の特徴でもあるので、そこで迫力を出していきたいと思います」

 

－ 今チームが置かれている状況について

「9試合ある中で、この先何勝したらとか、どこまで連勝とかそういうことではなく、目の前の1試合1試合勝って、それが結果連勝に繋がってくると思うので、やってくる目の前の1試合に絶対勝ちにこだわっていくということを意識したいと思います」

 

－ 沼津の印象は

「細かい技術だったり、狭いところでターンしたり仕掛けたり、距離感の良いチームだと思います。前節の課題でもあった守備のところを全員で同じ意思をもって、しっかりボールを奪いきるところ、簡単に崩れず粘り強く戦うというところをまずやって攻撃に繋げられたらと思います」

 

－ 沼津戦に向けた意気込みを

「昇格争いでこのホームの戦いが本当に大事になるので、何が何でもゴールを取って勝点3を獲得して、ファン・サポーターの皆さんと喜べるように頑張りたいと思います」

 

 

－ この1週間はどんなところにテーマを置いたか

「個人としてはコンディションが整わなかったり、個人の技術のフィーリングとかが、後期始まってから多少自分の感覚の中で良くないところが続いていましたが、今週の練習は自分にとってはかなりいい感触でできていますし、コンディションも100%に近い状態に持っていけています。前節は流れを変えられずに悔しい思いをしましたが、今節は相当自信を持てていますし、個人としては今週のフィーリングでこのままいければいいなと思います」

 

－ 沼津戦はどんな試合にしたいか

「沼津だからとか関係なく、残り9試合全部絶対に勝つというのが目標なので、これを有言実行できるように、個人としてまず見せて、チーム全員で勝てればと思います」

 

－ 軸をしっかり持って相手に合わせることなく戦っていきたいか

「相手に合わせてやっていたら絶対に勝てないので、自分たちのサッカーをすることを目標にして、相手にサッカーをさせないぐらいのことをすればどことやっても勝てると思います。残り9試合覚悟を持って、岐阜と一緒に自分ももっともっと上にいきたいので、それを目標にして戦っていきます」

 

－ 相手の沼津はどんなイメージか

「前回戦った時は距離感近く、選手一人ひとりがポンポン繋いでうまいイメージがありますし、守備もすごく帰陣が速くて、今季やった中で一番嫌だった印象があります。ただここ数試合の結果を見ても乗りきれていないところがありますし、隙があると思うので、付け入る隙は全然あるかなと思います。自分たちのサッカーができれば絶対勝てると思います」