10/29(日) カターレ富山戦 監督・選手 試合前コメント
- 奈良戦を受けて今週のトレーニングはどんな内容を中心に実施したか 「3失点したので、守備はもう一回しっかりみんなでやっていこうという話はしました」 - 昇格を狙う上では引き分けも許されない状況だが、富山戦で勝利を掴むためにどう戦っていくか 「彼らのストロングな部分、球際の強さだったり背後へのスピード、それぞれ個人の強さがあるので、そこをしっかり抑えつつも、逆に攻撃では相手がボールを取りに来てくれる分スペースができると思うので、そこを突いていく。そういったことを対策しながら自分たちの良さを出していくというところをやっていきたいと思います」 - 富山の印象は 「守備から攻撃、奪ってカウンターが強いチームですし、セカンドボールの争いも非常に強いです。タフに戦ってくるチームなので、そこにおいてまず負けないこと、プラス来てくれる分できるスペースをいかに突いていけるかが大事になると思うので、そこを怖がらずに突いていって、相手がプレッシャーにこれないぐらいになればと思っています」 - 前節は相手に先制パンチを浴びせられたが、次は逆の展開ができれば理想的か 「そうですね。逆の展開にもっていきたいですが、そんな簡単ではないと思いますので、いつも言っていますが両方向、激しくいく部分もありますし、冷静に戦うところも絶対に必要なので、ゲームをうまくコントロールできるようにしたいと思います」 - 残り6試合で勝利を重ねるしかないが、スタイル的に大事にしていきたいことは 「スタイルとか戦術は変えるところはないので、その中の細かい部分、例えばプレッシャーにいくタイミングをみんなで合わせるとか、攻撃のときのポジションの立ち位置をどうするかとか、アクションをどのタイミングで行うとか、これまでやってきたことをより精度高くやれるかどうかだと思っています」
- 前節の振り返りとしては 「開始早々に失点して、自分たちが沼津戦でできたことをまんまとやられた感じがありました。時間帯も似たような感じで、ああなると点を取りにいかないといけないですが、追加点を取られたら終わりという状況でなかなか難しかったです。試合中に早く修正できたら良かったですが、それができない中で退場もあって一人少なくなりましたが、一人少ない割には良かったと思います。その2失点が必要なかったかなと思いました」 - 一人少ない中でも一点を返していけるかもという雰囲気を作ったが、どういった部分の頑張りがそういう状況にもっていけたのか 「単純に一人ひとりの運動量を増やしたところと、みんなが理解してそれをできたからだと思います。一人ひとりが個で打開する部分、得点シーンはまさにそうですが、窪田選手が一人外して、山内選手がセンターバックとの1対1に勝ってヘディングを決めた、そういうシーンは何本か作れていました。一人少なくても守備の部分では強度高く運動量を一人ひとりが増やしてという部分を改善したのと、攻撃は立ち位置をしっかり取って、自分たちがやるべきサッカーができていたと思います。次の試合は初めからいいポジショニングと高い運動量でできればいいサッカーができると思っています」 - 次の富山の印象は 「順位も上にいますし、堅いチームで、個の能力も一人ひとりがあって、チーム力もあると思います。前期僕はベンチ外で上から見ていて、ピッチに立てていない悔しさもあったので、次もしピッチに立てれば勝利に貢献したいと思います。勝たないといけない状況に変わりはないので、目の前の1試合に勝てるように良い準備できればと思います」 - 今のチームが置かれている状況は厳しいと思うが、どう見ているか 「相手がどうとかどこがどうとかではなく、勝ち続けた結果だと思うので、最終節どうなっているかではなく、まず次の試合次の試合という風に、目の前の試合と戦わないといけないです。順位と戦っていても意味がないので、今は富山を倒すことだけを考えてやらないといけないと思います」 - 今週はどんな部分をテーマにして取り組んできたか 「奈良の時はあまりチームとしてハイプレスがうまくハマらなかった印象なので、そこを修正しようという部分で今日は守備をテーマにトレーニングを行いました。でもやることは変わらないですし、ここまで積み上げてきたことは間違いではないので、1試合1試合勝ち負けがつきますが、確実に良くなっていると思うので、そこは本当に自信をもってやり続けることが一番勝利に近づくと思います」
- 前回先発した宮崎戦を振り返って 「宮崎戦は入りから自分の特徴を出そうと思ってロングフィードのところなどを意識して入りました。ファーストプレーのロングフィードが上手くいって、試合にうまく入れて乗れました。守備の部分ではファールも多くてあたふたした部分もありましたが、最初の初先発で右サイドバックとしては悪くなかったと思います」 - 今シーズンどの部分が成長した感覚があるか 「自分の特徴のところを伸ばしてきました。足元でつなぐところやフィードのところは大学で武器にしましたし、90分通しての戦い方や試合の中でのメンタリティ、ミスした後の立ち居振る舞いとかは成長した部分だと思います。プロの世界に入るとミスが少ないですし、一つのミスに対してのこだわりというのが大学時代よりもあるので、やってきた自信はありますが、上を見るとまだまだだと思うのでもっともっと突き詰められる部分だと思います」 - 今後スタメンを奪っていくためにどんなことが必要になってくるか 「今は後ろのポジションでどこでもやりたいと思っていますし、出たポジションで自分の特徴をどう出すか。例えばサイドバックなら僕はガンガンドリブルできるタイプではないので、周りと繋がりながら攻撃を組み立てるとこだったり、センターバックなら後ろから繋ぐところは考えながら、より周りを活かしながら出来ると思っているので、自分の特徴を考えながら周りと繋がるというところはやっていきたいです」 - 今週はどんなところを意識してトレーニングをおこなったか 「前節の3失点は今シーズン初めてですし、もう一度守備から入って後ろはゼロか最悪でも1失点で抑えないといけないと思います。もう一度守備のところから全員が立ち位置や前のプレスの仕方、はめ方を再確認できたと思います」 - 富山の印象は 「外国籍選手もいて個の力があると思います。サイドにはドリブルが特徴の選手がいて、そこからのクロスだったり、突破での得点が多いと思うので、その1対1のところを一人ひとりが負けないというのを意識して試合に臨みたいと思います」 - あと6試合で厳しい状況ではあるがどう感じているか 「昇格できるかできないかは他力になると思いますが、そこというよりは、まずは目の前の一勝にこだわって、残り6試合全部勝てるように。次がその1試合目になるので、周りではなく自分たち次第で積極的にアグレッシブにやっていくことが大事だと思います」