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11/19(日) いわてグルージャ盛岡戦 監督・選手 試合前コメント

上野 優作 監督

 

- 枠内シュートが増えて、相手を崩した場面でのシュートも増えた印象だが

「八戸戦の山内選手のゴールもあそこまで入っていけましたし、少し前は押し込んだけどなかなか崩せないというのがずっと続いていたと思いますが、それを一歩踏み込めたのかなというのはあります」

 

- ペナルティエリアに侵入する、できる回数が増えているということか

「そこは恐らく前から多かったと思います。ただ、そこから点が取れていませんでしたが、それが取れるようになりました。この前の讃岐戦も、ンドカ選手がターンしてキーパーと1対1でシュートを打ったシーンとか、左からクロスが上がって北選手がゴール前に飛び込んだシーンなど、中にボールが入っていい形が作れていると思うので、そういったところが変わってきたと思います」

 

- 今2連勝していますが、試合内容的には勝てていなかった時期と変わったか

「いや、ここ3試合も特に前半の戦い方は非常に苦しかったです。例えば富山戦もなかなか前に進めなくて難しかったですし、八戸戦もボールは持てていましたけど相手の最終ラインを崩せず、讃岐戦も後ろと前が少し分かれるような形になっていて、後半から変わっていったところがありました。やっぱり前半からもう少し我々の良さを出せるような試合に持っていきたいです」

 

- 先制点を取るために、やり方は変えず立ち上がりの集中が大事か

「そうですね。集中力の問題も大きいと思いますし、苦しい時間帯になった時にどれだけ守備の面で我慢できるかとか、あとはその我慢している状態から自分たちの時間にどう持っていくかというところが大事だと思っています。例えば簡単な話ですが、大きくクリアして全員で押し上げて、もう一回守備をするとか、スローインをはめに行ってもう一回自分たちの時間にするとか、そういう方法はあると思うので、そういったところが出来てくると、また主導権を握れるのではないかなと思います」

 

- 八戸戦でも萩野選手がゴール前まで詰めているシーンが何回もあったが、やはりサイドバックがあそこまで入ると、相手もつきづらくなるか

「ちょっと前で言ったら、サイドバックは外側を回ってタッチラインまで行ってクロスを上げたりとか、上がってきたボールに対して外から入っていくプレーがやっぱり大事ですよね。今我々がやっているのは、内側に入ってどれだけゴール前に入っていけるか、そういったところなので、一緒ですよね。中なのか外なのかっていう考え方だと思います」

 

- 3連勝に向けて、いわて戦はどういったところを気を付けたいか

「まずいわてさんは後ろ5枚という形で、そこに対しては崩していくのがなかなか難しいかなと思っています。そこをしっかり崩せるような準備をしたいですし、逆に彼らの攻撃は個の能力が高い選手が多いので、そういったところをしっかり注意しながら、ゲームを堅く入っていけるようにしたいと思います」

 

- 監督も変わって戦い方も変わると思うが、堅い守備を崩すというところでは変わらないか

「そうですね。後ろ5枚というところをどう攻略していくかがカギになると思います。そこをうまく破って先制点を取れるようにやっていきたいと思います」

 

 

宇賀神 友弥 選手

 

- 前節は後半からの出場だったが試合がガラッと変わったが

「自分がピッチに入った時にはどうしないといけないかをベンチからしっかり見て、それを実行することができたかなと思います」

 

- 前へのボールの配給が前半と変わったが、こういう部分を見ているというところは

「ピッチに入った時に全体像を見ながら常にプレーしています。誰がどこに立っているのか、相手との距離感を常に見るようにしているので、ボールを持った時も一個前の味方ではなく、二個三個常に選択肢を持ちながらプレーすることは意識しています」

 

- 縦や斜めのパスはまだ足りない部分か

「ボールや目の前の局面しか見えていない選手が多いので、ボールを動かしながら、遊びのパスを入れながら相手を誘い込んでどこにスペースができるかとか考えながらプレーしないと。今は止める蹴る、パススピード、局面を打開するポケットを取りに行くとか、そういうことしかできていないので、それをやりながら何を考えれるか。得点のシーンもまさに左で一回深くまでいって、やり直している間にあそこが空いてくるなというのは、もちろん経験でもありますが、あのシーンは見えていたので、そういうことをイメージできるかどうかだと思います」

 

- 次はいわてが相手だが、前回対戦時はどんな印象だったか

「僕たちがずっと握っている中で、なかなか攻撃の部分で崩せない、それこそチャレンジのパスがなかったり、外で回しているだけで、相手も別に回してても中は怖くないでしょといった印象だったと思うので、恐らく対戦相手として。そういうところを残り3試合自分たちは勝つしかないので。勝てなかったら引き分けも負けも一緒なので。可能性がある限り、勝つためにチャレンジのプレー、パス、シュートが必要だと思います」

 

- 勝つためにはチャレンジするパスが重要で、もっと増えていけばチャンスも増えていく

「チャレンジするということはミスもおきるので、人間はミスが怖いのでなかなかできないですが、そこを思い切ってどれだけできるか。ミスした後にみんなでボールを奪い返せばいいし。というところを若い選手が強いメンタルをもってできればいいかなと思います」

 

 

村田 透馬 選手

 

- 今、5ゴール、4アシストで手応えのあるシーズンになっているか

「そうですね。去年や一昨年も試合には絡んではいましたが、ベンチとかが多かったので、ここまでスタメンで出続けられているというのが初めてで、自分的にもそれが一週間のサイクルになっている感じはあります。本当に出続けるというのが大事だなと感じました」

 

- ここのところチームは6戦連続得点中で、その期間中も3点決めて調子もいいと思うが、 特にこの6試合で変わった部分などはあるか

「自分としては、宇賀神選手がずっと後ろにいて、仕掛けるタイミングだったり使い分けっていうのを言われている中で、1個きっかけみたいなのがあって。それ以降それを意識するようにして、味方を使ったり、自分が中に入っていったりとか、そういうのは今までにはあまりなかったのかなっていうのは思います」

 

- 前回対戦時のいわて戦を振り返って

「前半戦とかも、ボールは握れているけど得点が取れないっていうのは、今年特にそうなんですが多いかなと思います。ただ、ここ最近は焦れずにボールを動かしながら、前節の試合もそうですけど、やっぱりああいう形で後半1点取れたっていうのも、焦れずに動かしていたっていうのもあるかなと思います。しっかりシュートまでいけているというのも大きいかなと思うので、ここまでやり続けてきたことを試合で出せれば、得点も取れるんじゃないかなと思います」

 

- 相手は監督が変わり、前回から戦い方が変わるかもしれないが、こちらは戦い方を変えずにというところか

「そうですね。そのまま本当にやり続ければ、全然(得点が)取れるんじゃないかなと思います」

 

- 昇格に首の皮1枚繋がっている状況だが、チームとしては

「僕らがとりあえず勝たないと。僕らが負けてしまったらもう無理なので、本当に特にこの5、6戦は自分たちが勝つということだけを考えています」