試合総括

「平日のナイターにも関わらずたくさんのサポーターに来ていただいて、いつも応援してくださる皆さんに勝利を届けられなくて非常に残念です。そして大会を一つ失うということは、試合の機会を失うので、選手にとっても僕にとっても残念でした。
試合は前半からパスワークで相手陣に入っていくという、我々がやろうとしていることが表現できた時間がありました。ゴール前に迫るチャンスもありました。そういうところで一つ点を取っていくということが足りなかったと思います。
セットプレーで失点したり、警戒していたところでやられてしまうというのはチームとしてまだまだ成長が足りない部分だと感じています。
ただ、後半も変わって入った選手が相手の背後をついたり、間で受けてスルーパスを出したり、我々がやろうとしていることを表現してくれました。枠内シュートは多くありましたが、ゴールをこじ開けるというところが足りなかったと思います」

 

－ リベンジの試合だったが1点差で負けてしまったことについて

「選手たちにも同じ相手には絶対二度負けない、そういう気持ちで戦っていこうと話しました。結果は残念でしたが、選手たちにもう1回共有して次のリーグ戦にむけて我々は負けてはいけないと、そういった話をしました」

 

－ 今日いいプレーを見せてくれたのは

「青木選手に関しては、前半チームに落ち着き、それからパスの縦横への配球で良いものを見せてくれたと思います。後半から入った上野選手に関しても背後に抜け出してチャンスメイクをしたというのは評価できると思います」

 

－ 青木選手を起用した意図と45分で交代した理由は

「加入して、我々のトレーニングや戦術にも慣れてきて、いつゲームに出していくかタイミングを見計らっていました。戦術的要素とコンディションが上がってきたので今日起用しました。青木選手は中盤で攻守において落ち着きを作れるというところを狙って出したので、しっかりやってくれたと思います」

 

－ 粟飯原選手が2試合連続ゴールを決めているが

「頼もしい限りで、当然スタートで行く力は持っていると思いますし、今日は残念ながら負けてしまいましたが、途中から出た選手が点をとったりゲームの流れを変えるのは去年に比べて上がってきているので、ライバル意識の中でシーズンが過ぎていくというのを期待してやっていきたいと思います」

 

－ セカンドボールを良く拾えたり、奪い返せていたがどう感じているか

「練習の時間は短かったですが、ミーティング含め選手に意識付することは出来たと思っています。今日はラインをコンパクトにすることだったり頭を超えたら戻るとこだったり、選手たちは良く表現してくれたと思います」

 

－ 試合を振り返って

「90分の中でたくさんチャンスもありましたし、決めれるところを決めないとこういう結果になってしまうと思います」

 

－ 2試合連続ゴールを決めていますが

「今日については勝っていないので、もっと自分が勝利に貢献できるようなゴールをとりたいですし、もっともっと出来ると思っています」

 

－ ゴールシーンは得意な左足に持ち替えていたが

「そうですね。右で持った時に打っても良かったですが、相手が滑ってくると思ったのでうまく切り返して落ち着いて打ちました」

 

－ プレーはどんなところを意識していたか

「リーグ戦での大宮戦の反省点がいくつかあって、距離感が遠かったので近づけて、僕と山内選手の距離感もそうですし、ボランチとセンターバック、サイドバックの距離感も意識しました。前半は特にいい距離間で出来たのでそこで1点2点取れたかなと思います」

 

－ 負けはもったいないと感じているか、自分たちはやることはやったと感じているか

「もったいないに尽きると思います。勝たなきゃいけないゲームだったと振り返って思いますし、こういうところをとっていかないと勝負強いチームにはなれないと思います。リーグ戦にもこういったゲームはあると思うのでそういうところをとっていかないと昇格は出来ないので、もっともっと自分たちがやらなきゃいけないと思います」

 

－ 次節FC大阪戦への意気込みを

「終わったことなのでしっかり次に切り替えて、100％で臨めるように準備していきたいと思います」

 

－ ファン・サポーターに向けて

「平日にもかかわらずたくさんのサポーターに来てもらいましたが、勝てなくて申し訳なかったです。また次があるのでそこに向けて自分たちは良い準備をして勝てるように頑張ります」