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4/6(土) SC相模原戦 監督・選手 試合前コメント

上野 優作 監督

 

- 前節は苦しみながらも勝ちきれた。非常に大きいと思うがどんなゲームだったか

「先制はしましたがその後は押し込まれる展開が続いて、なかなか攻守において主導権を握れずに苦しい展開でした。それは当然相手があることなので、相手もホームでパワーをかけてくる中で、茂木を中心にしっかり耐えて、相手のストロングのFKやCKを押さえて、最後勝ちをもってきた。劣勢の状況でも勝点3を取れたのはFC岐阜として大きな自信になると思います」

 

- 今週のトレーニングではどんな修正をおこなったか

「いつも同じですが、ビルドアップ、それからボールを奪う守備、その両方を整理しました。特に前節守備がうまくハマらなかったところがあったので、そこは自分たちの課題として修正しました。今日は対相模原さんということで、相手のストロングを消しつつ突いていくところのポイントを整理しました」

 

- 相模原の印象は

「5-2-3という形で、特に守備に関しては失点も少なくて堅い印象です。攻撃は前線、中盤にタレントがいますので、そこを必ず抑えられるようにしていきたいと思います」

 

- 松本山雅戦の2得点とも庄司選手のボール奪取からだが、ボールを奪い取る意識が浸透しているように感じるが

「両方ともスローインの守備で、一本目は庄司選手がスッと寄せて奪ってカウンター。2つ目は荒木選手が絡んでいて、荒木選手が内側に絞ってきてあそこにプレッシャーをかけてこぼれてきたところを庄司選手、粟飯原選手、荒木選手と。足が動く選手、危機の察知、チャンスを読むところ、そういうところは経験がある選手たちだなと思います」

 

- 一つひとつの課題を潰しながら成長していく感じか

「課題を克服して次の試合に臨んでいく、対戦相手の対策もするということだと思います」

 

- そうすると日々の練習が大事になる

「そこにすぐさま反応してくれる選手、そういう選手たちが試合に出ていく。相手がこうだからこうすればいいよね、この前の課題はこうだから克服するためにはこうだよね、と先読みできる選手が試合に出ていくと思います」

 

 

茂木 秀 選手

 

- 飛び出すタイミングなど的確でしっかり触れていると思うが、意識して変えた部分やどんな練習を積んできたか

「去年1年間やってきて、ハイボールのところで自分がまだ出れていないシーンがあったので、今年の目標は自分の守れるスペースを大きくしようと思っています。そういった意味で、どこかの試合で一つハイボールにチャレンジできて、そこから自分の意識的に守れるスペースが試合ごとに増えてきているのは自分でも感じています。練習からクロスボールは特に取り組んでいますし、味方をカバーできるようなプレーエリアは少しずつ増えてきていると思います」

 

- 出るというところは練習の中で積み上げてきたものか教えられたものか

「練習でクロスボールはやりますが、実践的な試合で出れたという一つの体験があったので、それを機に試合になったら落ち着いて出れるボールはしっかり出れるという自分の意識が少しずつ変わってきました。トレーニングというより自分の意識的なものだと思います」

 

- 今年の守備ブロックをどう感じているか

「最初の頃は失点してしまったり、最後シュートに対して寄せれないシーンが何試合か続いていましたが、ここ何試合かは改善されていて、全員でゴール前でスライディングで体を張ったり、ボールに寄せたり、一個一個失点しそうなシーンもみんなでブロックして守れていると思うので、これは試合を積んでどんどん改善していけばもっと良くなると思います」

 

- 今週は自分の中でどういった部分にフォーカスして練習しているか

「ハイボールのところはもっと出れるようにしてきたいのと、取る、パンチングするという判断、出るにしろそこの質をもっと上げていきたいと思っています。取る姿勢やバランスとか、こだわってやっています」

 

- 相模原戦に向けてどんなところを意識していきたいか

「今3連勝できていて、勝利するのは絶対ですが、勝利するとともに充実した試合にしたいと思っています」

 

- 注意したいポイントは

「前線の外国籍選手や、戸田監督も2年目でサッカーのスタイルも確立していると思います。上野監督も2年目ですが、お互いに戦術的な部分が増えていくと思います。向こうのやりたいことをやらせない守備や、攻撃では相手の守備のクオリティを上回れるようにこだわってやっていきたいと思います」