6/12(水) 天皇杯2回戦 横浜F・マリノス戦 監督・選手 試合前コメント
- 沼津戦から数日たってチームにはどんな声かけをしたか 「事実はしっかり受け止めないといけない。だからといって下を向いている暇はなくて、天皇杯がすぐくる、週末にはリーグ戦がくる。そこに向けてしっかりやるべきことをやろう、チームとしてやることは変わらないと。しっかり守備の組織を作ってボールを奪いにいくし、後ろから前に前進して最後フィニッシュ。そこは変わらないと話をしました」 - 歯車が合えばまた上に向かっていける印象もあるが 「例えばこの間の沼津戦の前半であったり、琉球戦の後半であったり、チームの状況としていい時は非常にいいと思います。守備もいい時間帯もあります。そこがやはり90分間、立ち上がりから最後まで続けられないと勝ちはもってこれないなと。終盤の失点が非常に多いのでそこは課題ですね」 - 次のマリノス戦、リーグ戦とはまた違った意義もあるのでは 「これまで天皇杯の県決勝、1回戦と、そこをきっかけにという話をずっとしていましたし、昨年もそういうことでしたが、今年はなかなかそこが次へのいいアプローチにならないので、また次マリノスと戦うチャンスがあるので、まず目の前の1試合に勝って次のラウンドに進むこと。じゃあマリノスに対して自分たちが普段やっていないことをやって、例えばベタっと引いて何とか90分間耐え忍んで、延長も耐え忍んで、PKで勝とうというやり方をしたら何も次に繋がらないと思います。我々がやっている形をぶつけて、その中で守備だったら防いでいく、攻撃であれば点を取っていく、そこを自分たちは追及してやっていきたいと思っています」 - 横浜F・マリノスの印象は 「非常に攻撃的で、タレントが多くいて、誰が出てきても非常に手強い相手だと思います。ただサッカーはやってみないと分かりませんし、下のカテゴリーが上位に勝つこともありますし、実際に起こるので、そういうところを狙っていきたいと思います。だからといって、先ほども言いましたが怖気づいて何もできないのでは何も得られないので、自分たちが持っているものをぶつけて、そこで勝ちをもってくる、そういう姿勢をもう一度選手に植え付けて、それを貫けるようにやっていきたいと思います」 - 勝ちがない中でも若手選手や出場機会が少なかった選手がチームを救いたいというスピリットを感じたが 「本当にいいパフォーマンスを見せてくれたと思います。こういうゲームを勝ち切れたらもっと自信になってチーム力が上がっていくのではと思います」
- リーグ戦で厳しい結果が続いているがチーム状況はどう見ているか 「試合をやるにつれていい部分が増えてきていると思っています。あとちょっとしたところのすり合わせや最後守り切るところだったり、少しづつできてくれば勝ちは見えてくると思っているので、本当にやり続けるだけだと思います」 - 前節も前半はすごく良かったが、そこはチーム全体としてもやれている感覚があるか 「そうですね。意図したプレーや思い描いていたプレーはできる回数が増えているので、そういうところを続けながら。あとはどうゴールに迫っていくかというところのフィニッシュワークの精度をあげていければ得点に繋がると思います」 - 一瞬の隙をつかれて失点するシーンもあり、チームとして歯がゆさも感じていると思うが締め直すために必要なことは 「全員がリーダーシップをとって、時間を進めながら、例えばプレーが切れたタイミングで声をかけたり、時間を気にしながらプレーするとか、時間帯も入りのところと終わりのところをしっかり締めたり、そういうところを徹底できれば。自分はボランチなので、そういうところが大切だと思っていて、リーダーシップをもってプレーする選手が多ければ多いほど強いと思います。一人ひとりが自覚をもってプレーできれば大丈夫だと思います」 - 天皇杯で格上との対戦になり、トライするチャンスでもあると思うが 「格上ではありますが、チャレンジャー精神をもってやれると思いますし、アグレッシブにできると思います。何も失うものはないので、今もっている力をすべて出し切って、次の試合を考えずにマリノスに正々堂々と立ち向かって、持っているものを出し切れればと思います」 - マリノスはどんなイメージか 「外国籍選手の迫力がすごいイメージです。大学時代に練習試合をやらせてもらった経験がありますが、アンデルソンロペス選手とか対峙した時に圧力が違ったと思ったので、その選手が出てくるか分かりませんが、個の能力は高いので臆することなく立ち向かえればと思います」 - ここ数試合、自身の好調の要因は 「自分的にはすごくできているイメージはないですが、自分のプレー映像を見返したりしてイメージをつけたり、改善の仕方を頭の中で整理できているのが、いいプレーも出せている要因かなと思います」