6/12(水)天皇杯2回戦 横浜F・マリノス戦 監督・選手 試合後コメント
試合総括 「選手たちは最後の最後まで力を振り絞って戦ってくれました。もしかしたら自分が持っている力の100%、120%に近いものを出してくれたと思っています。 - 守備に関して凄まじい集中力だったが、守備の面を振り返って 「カテゴリーが上位のチームということで、相手は技術的にも戦術的にも優れた選手の中で、選手たちはよく踏ん張ってくれました。一番良かったのは自陣に押し込まれたままではなくて、そこから盛り返して、ハーフウェーラインを超えて守備が出来たということは選手たちの大きな糧と言いますか、僕自身も守備の整備という部分では少し良くなったんじゃないかと思います」 - 最後なかなか前に出ていくチャンスがなかったのは疲労も原因か 「そうですね、疲労もあったと思います。田口選手が抜け出すチャンスがいくつかあったと思いますが、単独のカウンターで、もう少しチーム全体でコレクティブなカウンターが打てれば良かったですが、なかなか難しかったですね」 - マリノス相手に、結果以上に意味のある試合だったと思うが 「終盤リードしたわけで、それを勝ち切るというところがまだまだ足りないと感じています。システムを変えて、逃げ切る場面で点を許してしまうのは、1プレー1プレー突き詰めていかなければいけないと思っています」 - 自分たちの形を示すというのはできたと思うが 「マリノスさんの4-3-3に対して、2トップとサイドハーフが連動してしっかり高い位置からプレッシャーをかけようと準備したので、そこに関して選手たちはよくやってくれたと思います。相手が相手なので全部が上手くはいかないですが、狙ったような形は出せたと思います」
今日はスタメンを入れ替えて、普段悔しい思いをしている選手たちの、何とかやってやろうという気持ちが伝わってきました。ただ、最後勝利を持って来れないというのは非常に残念です。今なかなか勝利の女神が微笑まないという話をしましたが、それを微笑むようにもう一歩踏ん張ろうと選手たちと話してきました。
最後まで声援を送ってくれて、毎回勝利を届けられなくて申し訳ないですが、我々はやれるんだという姿を見せれたということは、今苦しい状況ですが一つ大きなものになったと思います。具体的な戦術の話は色々ありますが、今日はメンタル的なところと選手の頑張りというところで総括させてください」
- 素晴らしいゲームだっただけに悔しさもあると思うが 「そうですね。相手が格上で相手はやりにくいゲームだったと思いますし、僕たちのほうがチャンスがあったので、勝てたゲームだったと思います」 - ゴールシーンを振り返って 「萩野選手とは去年サブ組のゲームとかで、よく萩野選手から一本で裏というのは形として二人の中であるので、それが去年から積み上げという形でもありましたし、いいタイミングで出してくれました。僕の特長を活かしてくれたいいボールだったと思います」 - 岐阜の選手としてもやれるんだというところをみせた価値のあるゲームだったと思うが 「僕は去年出れていなかった時期もあるので、サブ組の苦しさも分かります。そういう中で結果を出してやるという選手が多くいて、甲斐選手、野澤選手を中心に堅いゲーム、後ろはしっかり守ってくれました。 - 切り替えてリーグ戦にという感じだと思うが 「そうですね。リーグ戦で試合に出ている選手にはすごく刺激になったと思いますし、このチームは本当に今競争率が高くて、改めてそういう部分が出てきて。結局リーグでは勝てていないので、次は本当に勝たないといけないと思います。今日は勝てたら本当に良かったですが、すごくチームとして向上していく一つのいいポイントになるゲームだったと思います」 - 昨年の清水戦でもゴールを決めて、カテゴリーをものともしないが個人としてそういうメンタリティか 「気持ち的にはチャレンジャーでいっていますし、ここで点が取れればJ1相手にもできるんだという自信になるゲームだったので、そこでしっかり結果を出せたのは僕としても今後に繋がるゲームでしたし、格上にも点が取れると見せられたのは良かったです」 - この内容がどの試合でもできれば 「前節も結果がついてきていないですが良い内容のゲームだったので、チームとしての方向性はできてきていますし、それに後は僕たちが結果をつけるだけなので。岐阜としてのサッカーもできてきていると思います」
だからこそ勝ちたかったですし、僕自身点は取りましたが、最後の文選手からのパスを決めないといけなかったので、いいところだけじゃなかったので責任も感じますし、申し訳ない気持ちもあります」