6/29(土) ヴァンラーレ八戸戦 試合前コメント
- 現在2連勝中だが、ここ2試合を振り返ってどうか 「選手たちが団結して、チームとして相手に勝つためにどう攻めてどう守るか、どう攻守の切り替えを行うかをトレーニングしてきました。選手たちは前向きに取り組んでくれて、その成果で2連勝出来たことは良かったと思うので、続けて向上させていきたいと思います」 - 開幕したときのような勢いが戻ってきたように思うが 「そう見ていただけると非常に嬉しいです。FC岐阜が掲げるコンセプトとしては攻撃的にプレーすることで、攻撃的にプレーするということは相手がボールを持っているときに積極的に出来るだけ高い位置からボールを奪いに行くことだと思っています。それを選手たちにもトレーニングさせていますし、ある程度足りない部分はありますが出せたのではないかと思います。ボールを奪ってから前方にプレーすること、自分達がボール保持しても前へのプレーを意識すること、人が追い越していくことの意識付けを日々やっているので、その成果がどんどん出ていけばいいなと思います」 - 暫定で監督を務める立場になったが、率直に今の心境は 「暫定で監督を務めるというのは責任をすごく感じますし、責任をもってチームを引っ張っていかないといけないと、思いを新たにしています。やっていることは変わらなくて、クラブのために、選手のために、チームのために、スタッフのために、汗をかいて一生懸命やっていくということなのでそこは変わらないです」 - サッカーのスタイルとしては今までの積み上げを通してあらたな色を加えていくのか 「FC岐阜の目指す、攻撃的にというスタイルがあるので、攻撃的という解釈は色々あると思いますが、ボールを積極的に奪いに行くこと、ゴールをとるために前にプレーしていくことだと思っているので、引き続きトライしていきたいと思います」 - 次節は前半戦ラストゲームとなり一つの区切りになるが 「2連勝しているので、前半戦の最後で勝って3連勝して弾みをつけて後半戦に臨みたいと思います」 - ヴァンラーレ八戸の印象は 「選手にも話しましたが、非常に逞しいチームだと思っています。球際の戦い、切り替え、クロス中心の攻撃ですが、ゴール前の激しさを持っているチームなので、我々もタフに戦っていかないといけないなと思います」 - 選手たちの様子はどのように見えたか 「選手たちも色々な思いはありますが前を向いています。2連勝できていますし、もう一つという思いと、内容を良くしていきたいという意思も感じます。まだリーグ戦は長いので、勝つことと内容を追及していくことの両方をやっていかないといけないです」 - 少しづつ守備の整理が出来てきて手応えは感じているか 「攻撃的に戦うということは相手がボールを持った時に積極的に奪いに行くことなので、高い位置からのプレッシングというのは重要な戦術の一つです。勝てなかった時期はそれが上手く決まっていなくて、そこは改善すべきポイントだったので、重点的にトレーニングで意識付けしています。前節鳥取戦の1点目も2点目も高い位置からのプレッシングで、1点目は特に綺麗だったと思います。野澤選手が中盤に縦パスが入ってきたのを奪って縦に付けて、藤岡選手と田口選手のコンビネーションから生まれたゴールだったので、ああいったゴールを何度も何度もゲームの中で出せるようにやっていきたいと思います」
- 前節はヒヤリとする場面もあったが、しっかり突き放して勝てた良い試合だった。改めて振り返ると 「前半点を取るべきでしたが、後半しっかり得点が取れたのは大きかったですが、3-0、4-0で終わるべき内容のゲームだったので、そこは反省だと思います」 - 終盤にダメ押しができて勝負強さがチームに生まれてきたように感じるが 「試合に勝つことは大事ですし、今までだったらああいうところで追いつかれたりしていましたが、そこはチームとして昇格に向かってやっていくというところで、一つYS横浜戦で勝てたのは大きかったと思います」 - ここまでペース良く得点が取れているのは何が要因か 「去年1年間はプロ生活の中で一番苦しいシーズンでした。その中で(柏木)陽介さんや(田中)順也さん、ウガさん(宇賀神)だったり、(村田)透馬くん、そういう先輩たちに1年間色々教えて貰っていたことを今年は自分の中で整理できていることもありますし、今まで継続できていなかった部分があったので、そこはトレーナー陣のおかげでもあります。そういうところの自信だったり、積み上げが今に繋がっているのかなと思います」 - 次が前半戦最後の試合で大事な位置づけの試合になるが意気込みは 「前半戦しっかり3連勝で終わるのはチームとして大事なことだと思います。ここまで開幕スタートダッシュできましたが、前半戦がうまくいったかと言われれば、そういうわけではないので、前半戦良い形で終わって、昇格圏内でしっかり折り返すことは大事ですし、個人としても前半戦で二桁のせてというのはありますが、一番はチームが勝つことなので、そこにフォーカスしてそのために自分としても二桁という結果にもこだわりたいと思います」 - 監督が辞任したということで、選手として率直にどう受け止めているか 「選手である以上、監督が責任を取る形で辞めるのは、僕も今シーズン試合に出続けている以上、責任は僕たちにもかなりあると思いますし、それを代表して責任を取ったという形になると思うので、本当に申し訳ないという気持ちがあります。幸い昇格を狙える位置に今いるので、そこはしっかりどんな状況でも僕自身はFWとして結果を出すことやチームとして上向きになっていけるように前を向いてやっていくしかないと思います」 - 暫定で指揮を執る天野さんのサッカーについての感覚は 「上野監督のサッカーを引き継ぎながら、天野さんのサッカーの守備の面だったり攻撃の面で前につけていくところはうまくいっていると思うので、そこをもっと自分たちが理解を深めて、天野さんのやりたいことを自分たちの中で浸透させていくのが大事だと思います。1年半ぐらいヘッドコーチとして一緒にやっているので、そこで大きな不安は全くないですし、次も勝っていい流れになっていけるようにしていきたいと思います」