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7/13(土) 奈良クラブ戦 試合前コメント

天野 賢一 ヘッドコーチ(暫定監督)

 

- 前節はああいった展開で勝ちきれたのは大きいと思うが、試合を振り返って

「一人減った中で戦って勝つことはすごく難しいことで、残り時間もかなりあったので大変だった部分はありますが、選手たち、交代選手も含めてよく戦ってくれて勝てたのはすごく大きいと思うので、これをホーム戦に繋げられるようにやっていきたいと思います」

 

- 先週、ゴールを守る守備の部分を話していましたが、まさに選手がその姿勢を示してくれたと思うが

「一人減って守備の時間が増えてしまいましたが、その分ゴール前を堅くしっかり守ったというのは評価できると思います。無失点も久しぶりなので、そこはすごく評価できると思います」

 

- 逆に課題点は

「我々のチームは攻撃的という意味で、高い位置からプレスにいっていて、最終ラインが非常に高いところに設定されているので、そういうリスクとは隣り合わせだと思っています。高い位置からプレスにいくということはボールに対して前の選手がしっかり制限をかけていき、後ろの選手はしっかり予測をしないといけない中で、一つミスが起こってしまったと。これからも相手は狙ってくるところもあるでしょうし、うちはそれに対してしっかり対応できるように今週も修正しましたし、引き続きやっていきたいと思います」

 

- 奈良の印象は

「奈良さんはすごくいいチームだと思っています。攻守に組織的で難しい相手だとみています。攻撃もピッチの幅と深さをうまく使いながら攻撃してきますし、守備も非常に堅いチームです。すごく組織的で、僕たちもしっかり組織的に戦わないといけないと思っています」

 

- 出場停止が2人いてメンバーも変わると思うが、新しく出るメンバーにはどんなことを期待したいか

「今競争を選手たちの中でやっていこうとしていて、選手が抜けるのは確かに痛いところはありますが、その分出て活躍する選手が出てくればいいですし、そこは今週も競争をしてもらって、良い選手がピッチに出ていくという考え方を貫いてやっていこうと思っています」

 

- 次節・次々節と前半戦で負けている相手だが、ここで勝てるかどうかでチームの成長具合が示せると思うが

「非常に重要な一戦だと思って、選手にもそういう話をしました。この間のゲームはあれだけ苦労して勝点をもぎとって帰ってきたので、これをホームで絶対に繋げないといけないと。前半戦負けている相手なので必ず勝てるように頑張りたいと思います。今節、次の沼津戦と続けてやっていけるようにしたいと思います」

 

 

甲斐 健太郎 選手

 

- 前節は無失点で勝てたことが非常に大きいと思うが

「無失点で勝てたことは良かったですが、もっと色々できた試合だったのではと思います。結果だけ見れば無失点で1-0で勝ったかもしれないですが、納得いっていない部分のほうが、個人としてもチームとしても多かったと思うので、そこは課題が見えた試合だったと思います」

 

- 難しい試合を勝ちきれたこと自体は評価できるのでは

「勝ちきれたのは良かったですし、八戸戦負けて連敗しなかったのは良かったと思います。なかなかなかった無失点を達成できたことも良かったです」

 

- 押し込まれる時間も長かったが反省点としては

「自分たちがうまくいかない時は絶対あって、うまくいくための練習やミーティング、戦術確認だったりはこれから良くしていけばいいと思います。すぐには結果は出ないかもしれないですが、ああいった展開で耐えれたというのは岐阜に足りなかったところなので、この前の試合ではできていたかなと思います」

 

- 開幕からの積み重ねがしっかり形になってきたか

「そうですね。開幕からの積み重ねもありますし、プラスアルファでチームが新しく取り組んでいることが試合ごとに見えたりして、より練習で詰めていくという作業をしている最中です。試合を追うごとにもっと良くなっていけるだろうというぐらいの練習をしていますし、これで良くならなかったらというぐらいやりきっている内容の練習ができていると思います。今回は累積で出れない選手もいて、普段スタメンで出れない選手など、そういった選手たちと助け合いながら、良さも出してあげたいですし、新しい風、新鮮さをもって試合に入りたいと思っています」

 

- ホームでなかなか勝てていないが意気込みを

「ホームでたくさんの方がきてくれていますし、ホームなので勝ちたいですし一緒に喜びたいと思っています。目の前の試合を勝てるように集中していきたいと思います」