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10/20(日) いわてグルージャ盛岡戦 試合前コメント

天野 賢一 監督

 

- 前節はホームで逆転勝ちができて大きかったと思うが

「いい勝利でした。選手たちが最後まで諦めずに繋がってやった結果だと思いますし、日々しっかりピッチでみんな努力してやっているので、それが形になって良かったと思います」

 

- 先制されても下を向かず、この前の試合はよりそういう意識が強く出て同点、逆転に持っていけたように感じたが

「ゲームはずっと繋がっていて、その前は福島が相手で、2点取られましたが2点追いついたり、3点目取られて、一人少なくても追いつくとか、そういうことがゲームを重ねて繋がってきていると思います。そういうことが活きたゲームだと思いますし、諦めずにやっている姿勢が出せたのは良かったと思っています」

 

- ディフェンスも先制されたが粘り強く守れていた印象がある。3バックにしてから整理できてきている感触か

「前からプレッシングにいくときと、中盤でしっかり組織を作ってそこから取りにいくときの区分けをしっかりしようという中でやっていますが、だいぶ整理されてきていますし、粘り強く守れるようになってきていると思います。もう一つ失点が減らせるように努力したいと思いますし、守備を安定させて勝点を取ろうというのが今の考え方なので、いい守備からいい攻撃へというのは引き続きやっていきたいと思います」

 

- 岩手の印象は

「選手にも今週何度も話をしていますが、力のあるチームだと思っています。まず個のタレントがあります。チームのスタイルとしては後方からしっかり丁寧に組み立てて、相手を剥がしていくようなサッカーを志向しています。我々がいい守備をしないと相手に外されてしまうと思うので、いい守備をするというのが今回の大事なテーマだと思っています。相手の守備に関しても、中盤にコンパクトな陣形を作って、そこから奪ってカウンターで得点を取っているシーンも多いので、そういったところには警戒しないといけないと思っています」

 

- 今シーズンは連続で勝つ難しさに直面しているが、連勝していくためのメンタリティや考え方は

「すごく大事なポイントで、やるべきことをやり続けることだと思っています。やるべきことをチームとして規律をもってやり続けることがすごく大事です。今回のゲームに関しても、選手にも何回も言っていますが勝負どころだと思っています。今回勝点3を取って次ホームに帰ってくることがすごく大事なので、ここを勝負どころと捉えて取り組んでいます。この間いいゲームをした後がすごく大事なので、そこに向けて全精力を傾けて自分たちのやるべきことを整理してチームとして戦っていく、そういうマインドが必要だと話をしています」

 

- 今のチームの状態、雰囲気としては

「すごくポジティブだと思います。まずポイントなのは怪我人が減ってきていて、みんなが元気な状態でピッチに立っていて競争しているということです。メンバーも入れ替わっていますし、それはチーム内でいい競争がおこっているからなので、そこがまず非常に今いいところです。前向きな空気が流れていますし、これを連勝に繋げることでまたここから加速できると思っているので、そういう意味でもここが勝負どころ、この一戦にかけるという意気込みが大事だと思っています」

 

 

横山 智也 選手

 

- 前節を振り返って

「僕自身は18戦ぶりにメンバーに入って、久しぶりでしたが良い試合の入り方ができました。試合の流れとしても良い流れに持っていけたと思うので、その流れのまま逆転ゴールが決まって、自分の役割としては全うできたと思います」

 

- 持ち味が出せた試合だったと思うが、自分の中で意識していたことは

「自分の持ち味はスペースで受けてターンしたり、細かいところでコンビネーションしながら前進していくことで、そこはいつも通り何も考えずにやろうと思っていました。それがいい形で試合で出せたと思うので良かったです」

 

- ここ数試合、チームとしても粘り強さが出せているがどう感じているか

「その通りで、試合を重ねるごとに粘り強さ、勝負強さがチームとして出てきていると思います。あと6戦その良さを出して一つでも多く目の前の試合を勝てればと思います」

 

- 自身もなかなか試合に絡めず苦しい時期も長かったと思うがどんな思いだったか

「自分としてはコンディションは悪くなく調子がいいと感じていましたが、同じポジションの選手もずっと状態が良かったので、試合に絡めない時間が長かったです。そこで一喜一憂するのではなく、常に自分にベクトルを向けてコンディションをずっと維持していたので、それが久しぶりにチャンスを貰って、しっかり試合に入れた要因かと思います」

 

- 今は選手も横一線で調子のいい選手が出ていく状態が続いているが、それはモチベーションになったか

「僕もそうですし、誰が出てもおかしくないチーム状況なので、そこは競争も激しくなっていますし、切磋琢磨してやれればチーム力も上がっていくと思います。すごくいい流れだと思います」

 

- 岩手の印象は

「今は最下位ではありますが、しっかり丁寧にサッカーをして狙いをもってやってくるチームだと思うので、しっかり準備しないと勝てないと思います。しっかりリスペクトして自分たちの力を出し切ることが一番大事だと思います」

 

- 自分としてはどんなところを出していきたいか

「自分の良さである細かいところでターンしたり、味方とコンビネーションでゴールに前進するとか、とにかく自分の良さを出してゴールやアシストなど目に見える結果を出せればと思います」