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4/20(日) カマタマーレ讃岐戦 試合前コメント

大島 康明 監督
―栃木戦は難しいゲームになった印象だが
「お互いに『やったわけでもないし、やられたわけでもない』という、そういうところが難しいゲームになったと思います。
出しきれなかった部分、出しきらせてもらえなかった部分があると感じています」

―攻撃の部分で、二次攻撃に繋げられなかったとの話もあったが
「自分たちで下がりながらボールを触ると良いゲームはできなくて、みんなが前に進みながら触ると自分たちの距離感でプレーできると考えていますが、栃木戦は前半15分以降みんなが『下りて下りて』になってしまいました。その距離感を縮めることが自分たちのフットボールをするキーになると思います」

―栃木戦の失点シーンについて
「失点のシーンは、あの一瞬だけ危ないところを空けてしまったと思います。同数であればボックス内に侵入させたくないですし、入られてしまった場合は一番危ないところに人が入って抑えないといけない。
あの場面はアーリークロスを予想して、自分たちはボランチが落ちていましたが、カットインされてボックスに入られた時にそのボランチが前に出て中が空いてしまったので、守備の連係が大切だと思います」

―ゴールを守る守備と、ボールを奪う守備の優先順位について
「両輪だと思います。奪いに行かなければずっと自陣でのプレーになってボックス内に入れられてしまいますし、たくさんボックス内にボールを入れたチームが点を取るのがJ3の特徴なので、そこは入れさせないようにより高い位置でプレッシングをかけていきたいです」

―守備についてのテーマは
「失点を減らす、ゼロにするのが直近のメインテーマだと思います。複数失点をずっとしているわけではないですが、ゼロが無い。ゼロで行ければ勝ち点が取れますし、ただ、それをするために引いてカウンターも一つの方法ですが、それ以外にもたくさんの手法がありますので、極端に考えない過ぎないようにしたいと思います」

―次節、カマタマーレ讃岐戦に向けて
「一試合で見える景色が変わりますし、讃岐戦後は中断に入りますので絶対に勝たないといけないと思います。選手たちもそう思っていますし、何が何でも勝ちに行く姿勢を見せたいです。
讃岐さんはリスクを負ったハイプレスが特徴なのと、攻撃はフリーでプレーするとすごい上手いチームで、いいアタッカーもいますので攻撃力はある反面、自陣の守備のルーズさもあるチームだと思います。自陣でビルドアップすることだけが目的になって閉じ込められてしまうと相手のペースになってしまうので、しっかりと奥行き、背後を使いながら戦いたいと思います」

 

萩野 滉大 選手
― 栃木SC戦を振り返って
「栃木さんは守備が固いチームで、先制点を取られるとあちらのペースになってしまう中で、先に点を取られてしまい難しいゲームになったと思います。
同点、逆転のチャンスがあった中、それを決めきれていない状況をもっと突き詰めなければならないと感じています」

― 失点シーンの要因はどう考えているか
「守備の人数はいた中で、一瞬の隙があったと感じています。ポジションを整える作業が足りず、ただ人数がいるだけになっていて、ポジショニングをコーチングして整え、ボールにアタックすることが出来ていなかったと思います。
そういった隙を試合で出さないように、一つ一つの練習でどのように厳しく取り組んでいくかがカギになると思います」

― 勝利という結果について意識していることは
「勝つことでチームの士気が上がりますし、自信につながると思います。それに向けて、全員が同じ方向でやることが大切だと考えていますし、勝てていない状況を一人一人が真摯に受け止めて、『絶対に目の前の相手に勝つんだ』『このチームを勝たせたいんだ』という気持ちを前面に押し出さないといけないと思います。
そうしないと応援している方にも気持ちが伝わらないですし、こんな状況でも応援してくれるファン、サポーターのためにも、もっとやらないといけないと感じています」

― 今は我慢の時期だが、その先にはという想いはあるのか
「去年もかなり苦しい時期でも厳しいトレーニングを積んで、最後に花開いた感じがありますので、今は我慢の時期ですけど、そういう時こそ踏ん張って練習でも厳しく取り組んでいきたいです」

― 今週の個人的なトレーニングのテーマは
「1対1の守備では絶対に負けないというのと、守れる範囲を広げていきたいです。
自分が守れる範囲が広がるとチームの助けになると思いますので、守備での存在感を出していきたいです」

― 讃岐にはどんなイメージを持っているか
「前線に個がある選手が多く、そういった選手がボールを持つと怖い印象があります。守備も5-4-1と硬いイメージがありますので、先制点を取られないというのと、自分たちからアクションして先制点、追加点を取るというところを意識してやっていきたいです。
また、昨年までFC岐阜所属で同期の上野輝人選手がいて、戦えるのが楽しみですし、しっかりマッチアップして勝ちたいと思います」

― 讃岐戦の意気込みをお願いします
「毎試合、毎試合が大事ですが、ホーム2連戦の2試合目ということで、先日の試合のように雨の中でも応援してくれるファン、サポーターのためにも、今持っている力を120%出して、気持ちを前面に押し出してプレーしたいと思います」