5/3(土・祝) ザスパ群馬戦 試合前コメント
「先週は個人のドリブルで抜く、決める、失わない、奪うといったトレーニングで2対2、3対3のグループで取り組み、今週は戦術的な要素が入った練習を織り交ぜていきました」
―個人の1対1の部分はチームとして重視しているのか
「デュエルの勝率など、FC岐阜はまだまだ高いチームではないとデータでも出ていますので、上げていかなければならないと感じています。
いきなり変わるわけでは無いですが、選手たちがインパクトを持って、意識してもらうトレーニングになったと思います」
―讃岐戦は守り切る形で勝利できたのは自信になったのでは
「讃岐戦の被決定機はセットプレーでしたので、自分たちとしてはそんなにやられている印象はなかったです。讃岐さんはセットプレーに長けた選手もいるので怖さはありましたが、ゼロで終われたのは良かったと思います。
追加点を取れる機会もあったので、そこを決めきれるように改善していきたいです」
―北選手のゴールはフォワードと中盤の連携が良かったように見えるが
「北選手のゴールはチームの構造上『どこに人が入るか』があった中で生まれたゴールだと思います。ただ、そういうものではない、何もないところから生み出されるゴールも必要ですので、どちらも大事にしていきたいです」
―自分たちで色々なパターンをとれるようになってきたのでは
「試合中に起こる要所要所のシチュエーションの変化に対応できるように、骨組みは理解したと思います。
それは『みんなでやる』という感じで、荒木選手、萩野選手がパッショナブルな部分を伝えることはありますが、細かい繋がりはみんなが等しくとっていると思います。
チームとして『自分たちはこう考える』とは伝えていますが、それを合わせるのは選手たちだと思います。出場する選手によってサポートのスピードや、中の選手が動くタイミングが変わるはずで、最初は全部同じタイミングでやっていたのが、この選手と組んだ時はこうだとみんながわかってきているのが楽しみなところです」
―次の群馬戦からゴールデンウイーク3連戦になるが
「3試合なので、そこまで連戦感は無いと思っています。讃岐戦から1週空かずに、そのまま乗っていく方向に行きたかったですが、継続できるように勝点を取るというのが大事だと思います。
沼津戦と天皇杯はまだ考えずに、目の前のピッチに集中していきます。」
―次節、群馬戦のポイントは
「アウェイですし主導権を持っていかれないように、攻撃のところは破壊的に、守備はよりアグレッシブに行きたいと思います。群馬さんは保持率は高いですがバックパスの多いチームなので、後ろのところで引っ掛けにいきたいです。
群馬さんは自分たちと似ていてチャンスクリエイトをしっかり作っているチームですが、勝点には繋がっていないので、ここを取った方が上に行くだろうと思います」
「勝ったことは大きいですけど、リーグ戦は10試合で2勝なので、まだ満足はしていないです。
これを良いきっかけに出来たらと思いますが、緩んでいるわけではないのでしっかり取り組めたらと思います」
―チームの守備も良かった印象があるが、感触はどうか
「試合前に『守備も前から』と監督が話をしてくれて、準備した戦術もしっかりはまったので、練習から強度を高めて取り組んだことがピッチに出たと思います」
―この2週間、個人的に意識して取り組んだことは
「チームとして個にフォーカスした対人をメインでやっていたので、自分もそこを意識して取り組みました。この前の練習試合でも随所に出たと思います。個人的によりかは、チームとして意識するところを自分も取り組めたと思います」
―シュート力がついてきているが、今年の練習でも自分で手ごたえを感じているのか
「シュート練習をたくさんしたわけでは無いですが、バイタルエリアでボールを受けることが多いので、パスとシュートの選択肢を持ちながら、シュートの思い切りの良さが乗っていると思います。パスは成功率を上げていかないといけないと感じますし、うまく織り交ぜたらもっと怖い選手になれるかなと思います」
―ザスパ群馬戦に向けて
「群馬さんは個がある選手がいて、一人一人がうまい印象がありますので簡単に勝てる相手ではないと感じています。群馬さんもなかなか結果が出ずに自分たちと同じ状況だと思いますので、気持ちで負けてはいけないと思います。
先制点を取るのと、前節はディフェンスラインがゼロに抑えてくれましたが、チームとしてもっと失点を減らしていきたいです。また、追加点でゲーム展開が大きく変わってきますので、ゼロで抑える部分と2点、3点を取りに行く部分にこだわっていきたいです」

