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5/10(土) FC岐阜SECOND戦 (第30回 岐阜県サッカー選手権大会決勝戦) 試合後コメント

大島 康明 監督
―試合の総括をお願いします

「ノックアウト方式で絶対に勝たないといけない、皆さんが『勝って当たり前』と思っているゲームに勝つのは思っている以上に難しいので、しっかり勝利して天皇杯本戦出場を決められたのが一番大きいと思っています」

 

―相手は5バック気味で、こじ開けるのがテーマだったと思うが

「立ち上がり10分くらいは良いゲームができていましたが、狭いところに入り込まなくなり、リズムが一定になってリスクを負わなくなってしまいました。ただ、得点の形はしっかりしたコミュニケーションの中でとれたものだと思います。

後半のようにアグレッシブにいきたかったですが、90分で良い時も悪い時もありますので、その中で3点取れたことは良かったです」

 

―佐々木選手の1点目を振り返って

「前に話していた『何もない所から生まれる得点』だと思います。サイドの選手とフォワードの選手の『1+1』でとる、ストライカーとして非常に評価できる得点だったと思います」

 

―2点目は選手同士が同じビジョンを描いたゴールだったのでは

「外に広げて、空いたスクエアスポットのところでコンビネーションが入り、うまく横山選手の良さが出たと思います。

スクエアスポットにはサイドバックが入るのですが、それが間に合わない状況になったときに佐々木選手や横山選手が入って近い距離でプレーして欲しいと指示をしました。そういったことを彼らがやってくれたので、スムーズにいったと思います」

 

―生地選手がサイドバックでの出場だったが

「生地選手はポリバレントな選手なので、彼の適性を見るという意味でも良いゲームだったと思います

 

茂木選手も出場し、選手間の競争が激しくなっているのでは

「長い間我慢してピッチに帰ってこられたのはチームにとって喜ばしいことですし、クリーンシートで終われたのも良いことだと思います。まだまだコンディションが上がってくると思いますのでそれに期待していきたいです。
フィールドの選手も含めて、練習で良いパフォーマンスが出ています。そういったことがないと試合には出られないですし、競争力をより強めることが、我々が巻き返しをしていく上で大事になってくると思います」

 

―天皇杯1回戦は富山県代表との対戦になるが、どういったメンタルで臨んでいくのか

「自分にとってはどんな試合の勝利も同じ価値なので、次のゲームもそうあるべきだと思います。何よりノックアウト方式で次に進むことが非常に大事ですので、しっかり勝ちにいきたいと思います」


横山智也 選手
-本日の勝利を振り返って

「プレッシャーがある試合でしたが、リーグ戦と同じ公式戦ですので、『いつもやっていることをやろう』と試合前にも話し合いをしました。しっかり発揮して勝ち切ることが出来たと思います」

 

―公式戦2戦連続ゴールとなったが

「左足でボールを持って得意な形でしたので、しっかり落ちついてゴールに沈めることが出来て良かったです」

 

―大島監督から佐々木選手との距離感の指示が出ていたと思うが

「佐々木選手の近くにいた方が、相手も怖いと思いますので、近くに行って二人のコンビネーションでゴールに迫ろうという意図でした。そこをゴールに繋げることが出来て良かったと思います」

 

―得点シーン以外にも攻撃の起点になっていたが

「トップ下は一番得意なポジションですし、今回数字を残せたのは大きなことですので、調子を維持して、勢いを持って次の公式戦に繋げていきたいと思います」