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6/1(日) 高知ユナイテッドSC戦 試合前コメント

大島 康明 監督
-今週のトレーニングのテーマは
「天皇杯で自分たちが緩んだもの、ラインのスライドやコンパクトさなど、自分たちの傷になりかねない箇所に手を入れてミーティングから詰めていきました。
またロングボールへの対応など、高知ユナイテッドSCさんの特性などを入れてトレーニングを行っています」


―選手たちがチームの『枠組み』を上回るプレーも増えてきたのでは
「少しずつ進歩しているものと、まだまだ自分たちのモノになっていないところと両方あると思います。
今日のコンビネーションでは、ある程度の形を提示して、そうならなかった時のバリエーションを選手自身が作り出したりなどしていました。『この形でいこう』といったモノにならなかった瞬間、積極的に違うイメージに変えられるようになってきました」


―高知ユナイテッドSCのイメージは
「守備でリズムを作るチームで、そこからのショートカウンターやロングカウンターがあると思います。ストーミングのチームだと思っていて、守備はマンツーマン気味にきて相手のリズムにさせず、ミスを誘発してカウンターを狙ってきますし、またそれをやり切ってくるのが良いチームだと思います」


―FC岐阜としてポイントはどこか
「攻撃は背後を狙う、ビルドアップの両方を持つことが重要で、守備面もそういった良い攻撃をして相手の状況が悪い中で、リアクションで捕まえたいです。高知さんは後半の得点率比率が上がりますので、ゲームチェンジャーも含めて最後までやり切れるチームだとも思います。最後までしっかり全員で抑えていきたいです」


―岐阜は後半の失点が多いが
「今までは、チャンスで得点を取り切れずに自分たちでダメージを負ってしまっていました。先制点を取れれば、守備の苦しい時もしっかりと我慢できると思います。これまで90分間の中で波がありましたが、それが無いチームになってきていますので、攻守の両面でしっかりやっていきたいです」

―新加入選手の平瀬大選手について
「良いマインドを持った選手ですし『岐阜でこのチームに貢献したい』という想いも持っていて、パーソナルな部分がしっかりした選手だと思います。身体能力も高くJ1でやっていた選手なので、早くチームの考え方を理解して力になってもらいたいです」

 

甲斐 健太郎 選手
―天皇杯の富山新庄クラブ戦を振り返って
「セットプレーから得点できましたが、その週はセットプレーの練習をしていましたので、それが実を結んだのが良かったです」


―チームの強度も上がっているように見えるが
「強度は絶対的に足りないところでしたが、少し取り組むだけでこれだけ試合も変わりますので、まだまだこれからですがもっと突き詰めていきたいです」


―シーズンの折り返しが見えてきたが、今後チームとして大事になるところは
「目指しているものがあるとはいえ、結果が最優先だと思います。試合内容が充実するのはもちろんですが、一人一人が目の前の勝点にこだわっていきたいです。ここまでの負けを取り返してプラスアルファをしないといけませんので、ここから暑くなりますが、より強度を上げて質の高い練習をして結果に直結させたいです」


―練習での声掛けなど、チームを引っ張るような姿勢が見えたが
「引っ張るとまでは言いませんが、先頭集団に立って、前に出る姿勢でやっていきたいなと思います。平瀬大選手も加入して、個人的にはポジティブな競争だと思っていますし、新しい風が入ってくるのは良いことですので切磋琢磨してやっていきたいです」


―ここまでのシーズンの個人的なプレーを振り返って
「岐阜でプレーしているこれまでのシーズンの中でも、一番攻撃を求められていて、今までは守備がメインでしたが今年は攻撃も『前に前に』というのに取り組んでいます。
チームの枠組み、やりたいことのイメージが個人的にもすり合ってきているので、ここからはプラスアルファの応用をやらないといけないですし、それが楽しいと思えています」


―次戦、高知ユナイテッドSC戦に向けて
「僕たちは常にチャレンジャーであるべきで、自分たちが目指しているものに向かって貪欲にやっていくことが、今一度必要だと思います」