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7/21(月・祝) 奈良クラブ戦 試合前コメント

石丸 清隆 監督
―八戸戦、FC岐阜での初采配の試合だったが
「八戸戦では準備ができていなかったのが正直なところです。その中でも試合は続いていきますので、選手たち自身の中にも、何ができるかを持ち合わせてもらえるようにしていきたいです。 サッカーは決まり事だけではできないので、自分たちでジャッジしてプレーすることを根付かせていきたいと思います」

―どのような練習を意識しているか
「自分たちのサッカーの考え方や、相手をどうやって崩すかを伝えています。人が動いて、ボールを前につけて数的優位を作りたいと考えていますが、相手がいるスポーツなので、形にこだわりすぎず、自分たちの判断を持ってプレーできるようにしていきたいです。ただ、練習ではなく試合で成功体験を得ないと身についていきませんので、試合でいかに勇敢にプレーできるかどうかがポイントになると思います」

―守備について選手に伝えていることは
「八戸戦では開始10秒ほどで失点していますので、ゲームの入り方、コミュニケーションの質も含めて伝えていくことも必要だと思います。 チームワークという言葉だけを求めていくのではなく、一人一人のパフォーマンスを上げて、一人一人が責任をもってプレーすることでお互いの信頼感につながると思っています」

―攻撃ではどういった点の取り方をイメージしているか
「基本的には中は崩したいとは思っていますが、その1つだけではなくて、進入口はいっぱいあると柔軟に考えてほしいと思います。一辺倒ではなく、相手を見て駆け引きすることを覚えていきたいです。ボールをしっかりコントロールして、相手をコントロールすることで勇敢に前に行けますので、前に数的優位をもって、パワーをもって攻撃に行けるようにしたいです」

―次節、奈良クラブのイメージは
「しっかりとボールをつなぐ印象です。オーガナイズされていて、しっかりと中をついてくるので、守りづらい印象があります。 自分たちとしては攻守ともに積極性を持って行くのがポイントだと考えています。前節は守備の時間が多くなってしまいましたので、次はこちらもオーガナイズしたサッカーを展開して、怖がらずにボールに対してプレッシャーに行きたいと思います」

 

西谷 亮 選手
―石丸監督が就任し1週間少々がたったが
「監督が考える戦術の落とし込みも始まって、ミーティングも増えてきました。チーム全体で同じ絵を描くために、みんなで覚えている段階です。まだ始まったばかりですが、サッカーの根本のところから話をしてくれて、迷いなく取り組めています」

―石丸監督が大事にしていることは
「まずはボールをしっかり止めることを求められています。個人戦術ではありますが、ボールをしっかりトラップすることによって、できるプレーや選択肢が増えると言われています。そこはみんなが意識を変えて取り組んでいるところです。石丸監督のサッカーをやる上で大前提になるものという意味で伝えられていると感じています」

―苦しい現状を打破するため、大事にしたいことは
「個人としては、前半戦に安定したパフォーマンスを出せなかったので、残りの試合は毎試合ゴールに関わるような活躍を続けたいです。 チームは降格圏を抜け出さないといけませんので、一試合一試合勝つことを意識したいです。勝つことでより上のところも見えてきますので、まずは目の前の試合に100%で取り組むことを大事にしていきたいと思います」

―次戦、奈良クラブ戦について
「前から奪いに行く姿勢は変わらずにやっていきたいです。奈良クラブさんはボールを回すチームですので、前からプレッシャーに行く自分たちの強みを出したいと思っています」