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7/26(土) 松本山雅FC戦 試合前コメント

石丸 清隆 監督
―奈良クラブ戦を振り返って
「選手たちはよくチャレンジしてくれたと思いますが、相手に隙があるなら『前に前に』という考えをより意識していきたいです。ボールを扱う技術とは、ゴールをとるために前に運んでいくためのものであると考えています。前に前にというポジショニングで、相手の背中で数的優位を作る。前の選手が降りてくるのではなく、後ろの選手が前に出ていけるようにと考えています」

―今週のトレーニングで意識していることは
「ミーティングでも良かったところ、注意したいところを映像で確認しながらみんなの目線をすり合わせています。ただ、トレーニングよりも試合自体が一番上手くなる要素があると考えています。試合で安全なプレーをしていると停滞してしまいますので、チャレンジすることを覚えていって欲しいと思います。形でプレーするのではなく、一人ひとりのジャッジと、みんなの『目』を合わせて、ボールが前を向いて優位性があるときは相手の背中を取りにいく。それをみんなでイメージすることができれば、どんどんアクションが起こると考えています」

―攻撃で躍動感を出すためには
「自分たちのジャッジから相手を見てプレーできると、裏を取れるようになる。相手を変化させて、組織を崩して背後をとることにつながっていきます。また、ボールを動かした時に相手を外せればいいのですが、逆に相手の守備のスイッチが入ることがあります。ボールが流れている、離れている時間が長いほどプレッシャーを受けやすくなるので、早くボールをコントロールすることで相手をコントロールする。相手がアクションを掛けてきたものに対して後出しをしていくことで優位にプレーできると思います」

―次節、松本山雅FC戦に向けて
「チャレンジしなければ何も起こりません。勝つことが第一で重要ですが、勝つためにチャレンジして、そこで得るものをその次にもつなげられるゲームにしたいと思います」

 

横山 智也 選手
―奈良クラブ戦を振り返って
「石丸監督の要求している技術や考え方、強度を全員が前半から出して、1-0で折り返すことができたと思います。自分も含めた途中出場の選手がもっとパワーを出して、2点目を取りに行くことができれば勝利につながったと感じています」

―自分の特徴を活かすことはできたか
「もっとボールに関わって、周りと連携しながらゴールに向かっていくことが自分の特徴だと思っていますが、奈良戦ではそういった試合展開にすることができませんでしたので、もっと特徴を出して、チームを助けるプレーができるよう心がけていきたいと思います」

―松本山雅FCのイメージは
「勢いに乗っているチームですので、ゲームの入りから強度を高めて、相手のホームの雰囲気に飲まれないよう試合に入りたいと思います。中断前の最後の試合、内容も勝点3を取ることも本当に大事ですので、一瞬の気のゆるみで相手に隙を与えて勝点を逃さないよう、しっかり準備していきたいと思います」