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8/16(土) カマタマーレ讃岐戦 試合前コメント

石丸 清隆 監督
―中断期間はどのようなトレーニングをしてきたか
「自分たちのプレーモデルを増やせるように確認をしながら、攻撃方向を間違えず、ゴールを奪いに行く姿勢やジャッジ、ゴール方向に体が向くという習慣を意識してきました。相手の背後に数的優位があれば、必然的にボールが前に行きますので、その考え方に取り組んできました」

 

―ボールをつなぐというより、前に早くというイメージか
「そこは分けて考えるのではなく『つなぎ方が前に』という意識です。ボールをつなぐだけならばどのチームでもできますが、目線を合わせてゴール前のシチュエーションをいかに多くつくるかという姿勢が必要だと考えています。フリーだと思えば振り向いて前にパスが出す、前線がアクションするということが連動していくことが大切だと思っています」

 

―新加入選手について
「少しずつ選手自身の色が出てきています。サッカー選手として責任をもってプレーすることで、みんなが認め合ってチームワークが生まれますので、自分のパフォーマンスを最大限良くしてもらうことを求めています」

 

―カマタマーレ讃岐戦に向けて
「ここで勝利すると違う世界が見えますので、何が何でも勝つ、勝利を意識せざるを得ない試合です。メンタリティの部分でも、戦う姿勢が大切で、攻守の切り替えや球際の部分が前面に出せるかが大きいと思います。試合の流れや自分たちのペースなどではなく、どんな時も戦うことが必要だと思います。相手も必死で来ますので、そういった部分でどちらが勝るかだと思います」

 

北 龍磨 選手
―中断期間は石丸監督のサッカーをインプットする時間になったのでは
「ボールをつなぐことではなく、前に運ぶことが目的という事をもう一度叩き込まれました。背後が空いているなら背後を狙う。同数なら誰かがスペースを空けて走り込む。キーパーから1本のボールで背後を取れるならそれを狙う。そういったことをどのトレーニングでも言われていて、チームとしてもそうですし、個人としても自分が対峙する選手の背後を取れと言われています。チーム戦術と個人戦術の両方を並行してできることなので、全てにおいて相手の背後を取るということをみんなが認識する期間になりました」

 

―選手同士でも活発に議論する姿が見られたが
「ピッチの中で起こる現象は局面で変わるので、個人個人がジャッジや目を合わせていくことが大事だと思います。一人ひとり思っていることが違うと絶対に合いませんので、そこのすり合わせをする意識が高まって、会話が増えてきていると感じています」

 

―個人的にテーマにしていることは
「ボールの置き所を意識しています。監督からも『ボールの置き所で見える世界が変わる、どんな時でも自分が失わない位置は絶対にある』と言われていますし、自分のトラップやパスひとつでピッチ全体を動かせる感覚が持てるよう、意識しながらトレーニングしています」

 

―新加入選手について
「新しい特徴を持つ選手が来てくれたので、お互いが理解し合うことが大切だと思います。この選手がこの時どうしたいかをすり合わせていく中で、強化キャンプがありコミュニケーションの時間も増えていました。自分たちの意見をしっかりと伝える選手が来ていますので、良い相乗効果になっていると思いますし、競争が生まれてより良い環境になっていると思います。また、僕は岐阜のホームの雰囲気がすごい好きで、みなさん自分たちと同じ熱量で戦ってくれているので、新加入選手には長良川競技場で早く体感してほしいです」

 

―次節、カマタマーレ讃岐戦に向けて
「順位も近い相手との試合で、勝点を取れなければ自分たちがやっていることは体現できないと思いますので、今年一番大事な試合だと思っています。自分たちが勝利に向かって、どういうプレー、どういう振る舞いをするかを90分通してやり続けて示していきたいです。いかにチームが勝つために一人ひとりが正しい判断や求められるプレーができるかだと思いますので、チームを勝たせるために数字にもこだわってプレーしたいです」