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11/2(日) 栃木SC戦 試合前コメント

石丸 清隆 監督
―前節、鹿児島戦の振り返りをお願いします
「自分たちがボールを失ってカウンターでやられてしまいましたので、攻めている時もどのようにオーガナイズするかを大事にしたいです。自分たちの距離感も良くなく、相手がスライドをしやすい状況を作ってしまうなど、やりたいことをやらせてしまったと感じています。上位チームは相手のミスを見逃さずしっかり決めきってきますが、前節は自分たちがチャンスを与えてしまったゲームだったと思います」

―上位のチームはやりたいことを徹底しているという印象があるが
「それだけでなく、相手のストロングを消し、ウィークポイントを突いてきます。自分たちとしては相手を動かすことが大事で、マネジメントを持ってボールを動かし、相手のプレッシャーを利用して数的優位を作っていくことを意識しています。そのためにもチーム全体の距離感を大事にしていきたいです」

―今週のトレーニングで大事にしていることは
「距離感やマネジメントの部分を伝えています。そういった部分は意識で変えられるものなので、全員でそろえていかないといけないと思います」

―次節の対戦相手、栃木SCの印象は
「タフで球際やセカンドボールに強い印象です。それだけでなく、仕掛けられる選手もそろっていて、やっかいな相手だと思います。セカンドボールへの意識や前方向への矢印も強いので、そういったことをやらせないようにボールの出所を抑えたり、セカンドボールへの反応を早くしたりすることを意識したいです」

―今シーズンも残り5試合、積み上げていきたい部分は
「全員がゴール方向を意識することと、個人戦術を合わせていくことが大切だと思います。正確さが速さにつながりますので、そういった技術を高めて相手をコントロールしていきたいです

 

外山 凌 選手
―前節の鹿児島戦を振り返って
「勝負どころで点を決められたり、相手のやりたい形を出されて失点をしてしまいました。相手は今シーズン積み上げてきたことをピッチで出してきましたが、自分たちはできなかったという試合だったと思います」

―ディフェンスとして、リスク管理についてはどう感じているか
「チームとしての決まりだけでなく、その時の状況によって自分たちで考えることが必要だと感じています。例えば2センターバックが2トップを見れるときはサイドバックが出て行って対応するなども一つですし、前節は僕自身もそうした声かけを十分にできずにやられてしまったと思います」

―チーム内の競争も激しくなってきているが
「今までの自分たちとの比較ではなく、上位チームと比べていかないといけないと思います。僕自身も含めて、もっと取り組んでいかないといけないと感じています」

―上位チームとの対戦を経て感じることは
「ボールを保持できていても勝てない状況だと感じています。サッカーはボールを持つことで点が入るスポーツではないので、前への意識やロングボールを蹴った時にセカンドボールを拾って二次攻撃につなげるなど、仕掛けていく姿勢をもっと出していく必要があると思います。例えば前節対戦相手の鹿児島さんは奪ったボールをすぐに前に運び、フォワードが勢いよく来るなどやりたいことが明確でした。石丸監督も一貫して目線合わせと言っていますが、どの局面に対しても大切なことで、クロス対応にしてもビルドアップにしても、みんなの目線を合わせていきたいです」

―残り5試合、大事にしていきたいことは
「プレーオフに行けるかどうかということももちろん大事ですが、目の前の相手に100%の準備をして戦うことを大切にしたいです。個人としてもまだまだ上手くなりたい気持ちがありますし、チーム全体でそういった空気感をより高めていって残りのシーズンも取り組みたいと思います」