11/29(土) FC大阪戦 試合前コメント
―前節を振り返って ―就任当初に比べて、ギラギラする選手が多く出てきたのではないでしょうか? ―半年間チームを作られて、積み上げられた部分はありますか? 「理想はかなり高いので、全然できていないと思います。ただ変化はしているのかなと、前をちょっと意識した中でサッカーをしよう、ボールを奪いましょうという意識は、就任した当初より上がりました。」 ― FC大阪戦は、先につながる試合をするということが大切か 「相手との戦いですが、自分との戦いだと思った方がいいですね。自分を超えられるかどうか、自分がどうなりたいかという絵を描いていったら、その通りになるはずです。ここで、いや、ちょっとしんどいなとかこんなんもう何も無いじゃんと思っている選手たちが立っちゃうと、そのようになっちゃうので、もう一個、自分たちを超えさせなきゃいけないですね。そういう選手たちをなるべく使うようにしていきたいと思います。」
「こちら側のエラーが多いなという印象でした。また、後ろ側の勇敢さがないなというのが、宮崎戦で思ったところです。どんなに組織を作ったとしても、個人のパワーに押されてしまうとサッカーはなかなか難しいので、自分たちがもっと成長しなきゃいけないなと正直感じました。単純に走力の部分でも負けているし、甘さがあるなというのはありました」
「全体的に少しずつ出てきました。うまい選手が良い選手だと思いがちですが、僕はチームを救ってくれる選手はそうじゃないかと思っています。気持ちの準備ができていて、体が動く選手とかじゃないと、自分の思っていることだけをやっているようでは、サッカーはできません。チームのために一歩動いて、しんどいところをもう一個スプリントできて戻るのか、もう一個出て行くのかという選手を探っていかないといけないと思います」
―前節はスタメンでの出場でしたが、自分のプレーを振り返って ―FC大阪の印象は ―今年素晴らしいプレー、ゴールが多かったが、個人としての手ごたえはどうですか。
「立ち上がりの入りがあまり良くなかったことと、前半の途中からボールを持ちながら左右にボールを動かせていたけどなかなか前進できていなかった印象でした。その中でも、相手のブロックの周りを動かしながら得点は良い時間帯にできたと思います。ただやっぱりもっと前進するという部分で一人一人がもっと前を意識するという部分は足りなかったと思います。」
「強度が高くシンプルにサッカーをしてくる印象なので、やはりそういう原則の部分で負けてはいけないと思います。その中で自分たちが積み上げてきたものしっかり見せることができれば結果はちゃんと出ると思います。相手は、自動昇格の可能性を残した状態で僕たちのホームに来るので、そこでその勢いに負けてはいけないと思いますし、僕たちは最終戦がホームなのでファン・サポーターの方々に今年一年の集大成を魅せられるようにしないといけないと思います。」
「今年は10番をつけて挑んだ中で正直前期途中くらいまでは、自分の中ですごく重さを感じた部分はありながらも、与えられる新しい戦術の中で自分のプレーをうまく出すという部分をできるようにはなっていたかなという風には感じていいました。その中で得点という部分がすごく数字にもろに乗ったのでそこは自分の自信になりました。正直得点のおかげでプレーに落ち着きであったりリラックスできる部分が大きかったので、数字という部分は大事だと感じました。僕自身シーズン通して試合に絡み続けるというのが、プロ生活で初めてだったので一年間ずっと自分のコンディションであったり、プレーの質や調子の波を減らすというのはすごく難しいなと感じたシーズンでした。良かった部分は得点やアシスト等数字をしっかり積み上げられていることですが、シーズン通して出場しているのでこれはマストにしないといけないと思いますし、実際に僕自身もチャンスだったりもっとできないといけないプレーの部分もあったのでまだまだ力不足な部分も両面あるあります。」

