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一人一人の幸せのために!FC岐阜とパートナー企業が取組むウェルビーイングプロジェクト開始のお知らせ

この度、㈱岐阜フットボールクラブ(以下「FC岐阜」という。)は、市町村やクラブと所縁のある企業そして学校法人など、業種・業界の垣根を超えた多様な組織や団体との連携で推し進める、地域活性企画「FC岐阜ウェルビーイングプロジェクト(以下「本プロジェクト」という。)」の開始のお知らせをいたします。

※「Well-being(ウェルビーイング)とは : 「病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」をいいます。
引用:世界保健機関(WHO)憲章前文 | 公益社団法人日本WHO協会より

 

FC岐阜は”オール岐阜体制”という、岐阜県ならびに県下全42の市町村が株主にしてパートナーであり、ホームタウンデーも開催いただく、全国に60クラブあるJリーグの中でも特別な支援背景を有するクラブです。
このような特徴のある背景に加え、クラブの創設から今日に至るまでに築いてまいりました320社を超えるパートナー企業の皆様との連携があるプロフットボールクラブが、スポーツを軸にした新たな地域貢献施策として、本プロジェクトを企画、開始するに至りました。

 

本プロジェクトでは、ご賛同いただいたパートナー企業様および行政との間をFC岐阜がハブとなって取り持つことで、県内各地にあるグラウンドや公園、体育館などを活動拠点に活用し、FC岐阜の本分であるフットボールやスポーツコンテンツを軸に、それぞれの地域住民に「健康と福祉」「食」「教育」「防災」「娯楽」の5つの側面からなるサービスやコンテンツをイベントなどの形を通じて岐阜県民のほか、近隣住民の皆様にも展開いたします。
FC岐阜は、プロフットボールクラブとして年間約9万人(2023年実績)の集客を図れておりますが、今後様々な企業や行政とともに歩みを進め、プロジェクトの輪を徐々に広げることで、ご提供するサービスやコンテンツを拡充、一層の集客力の向上及び、各サービスやイベントでの体験や経験を通じて、岐阜県民一人一人の心身の健康や体力向上を訴求いたします。
本プロジェクトは、FC岐阜と賛同するパートナー企業・団体一同で、地域振興を通じてこれまで以上に地元地域との絆を深め、愛され、必要とされる存在となり、今を生きる人々は勿論のこと、次の世代に生まれる人々の幸せにも持続的に寄与し、将来にわたって「岐阜県を豊かに」するための取組みです。

 

【プロジェクト概要】

FC岐阜を中心に、パートナー企業様および行政との連携を図り、各地域にあるグラウンドや体育館、公園などの施設を活用し、「健康と福祉」「食」「教育」「防災」「娯楽」の側面から派生する様々なサービスやコンテンツを定期的に展開いたします。
約193万人の岐阜県民が本プロジェクトを通じて、一人一人が心も身体も元気になることで、活気ある未来の岐阜県への創出に寄与することで、安心して住み続けられる持続可能な街づくりへ貢献いたします。

 

【スタートアップメンバー】

FC岐阜を中心に、様々なコンテンツやサービスを展開する異業界・業種が集まることで、可能性の輪は大きく広がります。FC岐阜には心強いパートナー企業・団体320社との繋がりがありますが、本プロジェクトのスタートアップメンバーとして、以下の企業に本取組みへの理念・趣旨に共感賛同いただくことができました。

 

□株式会社岐阜フットボールクラブ

会社概要:プロサッカークラブの運営

役割:全体の取りまとめ、サッカーの指導、育成など

 

□ミズノ株式会社 

会社概要:1906年創業以来、「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」を経営理念に、スポーツ品の製造及び販売、スポーツ施設の運営、各種スクール事業を展開。近年は日常生活にもスポーツの価値を活用した商品やサービスの開発を積極的に進めている総合スポーツ用品メーカー

役割:子どもの体力向上プログラム提供、スポーツ実施率向上に向けた取組等

 

□株式会社バローホールディングス

会社概要:スーパーマーケットを中核に、ホームセンター、ドラッグストア、スポーツクラブを展開するほか、農産物の生産、食品製造・加工、物流、資材調達、保守・メンテナンス、清掃等の多様な機能をグループ企業60社以上で補完する流通システムを構築

役割:フードドライブ活動および子ども食堂へのサポート

 

□ぎふ農業協同組合

会社概要:営農・生活から金融・共済までの幅広い事業の展開を通じ、質の高いサービスとニーズに応じた商品の提供

役割:子ども食堂への食品提供、食育指導

 

□生活協同組合コープぎふ

会社概要:26万人が加入する岐阜県最大の生協。宅配、店舗を中心に、共済、くらしに役立つさまざまなサービスを提供

役割:食に関わる情報を発信

 

□学校法人大垣総合学園

<岐阜協立大学>

大学概要:地域課題に向き合い、経済・経営・福祉・スポーツ・看護が学べる総合大学

役割:勉強やスポーツ教室等の実施、インターンシップ等での人材育成

 

<大垣女子短期大学>

大学概要:幼児教育・デザイン美術・音楽・歯科衛生の学びから豊かな人間形成を行う総合短期大学

役割:放課後預かり児童への勉強、音楽等の体験など学生による学びの場の運営

 

□森松工業株式会社

会社概要:100年先の社会と資源を守る、ステンレスタンクのビジョナリーカンパニー
~世界の人々の持続可能な暮らしのために~
ステンレス製タンクのパイオニアであり業界のトップランナー
四半世紀以上にわたり培ってきた技術と研究開発力で、安心・安全な水を安定的に供給する水環境ソリューションを提供

役割:災害の際の防災拠点化、被災地の応急給水タンクや仮設タンクの設置など水インフラの担い手

 

□株式会社KeyHolder

会社概要:アイドルやアーティスト、タレントのマネジメントや興行を中心に、テレビ番組や映画などの映像制作事業、広告代理店事業などを展開する総合エンターテインメント系企業グループ

役割:所属するアーティストやタレント等によるイベント開催時の演出協力

 

【初回の活動予定】

「ウェルビーイングプロジェクト」による初回の活動としましては、まず大垣女子短期大学(学校法人大垣総合学園)の施設を活用して、①FC岐阜サッカースクールの開校 ②ミズノによる運動能力向上プログラムを近隣子どもたちへ実施 ③FC岐阜食堂の開催(開催時期は調整中) ④コープぎふによる食育講座 ⑤Key Holderによるイベント開催 を実施する予定です。

 

 

「FC岐阜ウェルビーイングプロジェクト」の実施にあたり、各社取組み内容および代表者コメントを以下の通り掲載させていただきます。

 

<健康・福祉>

子どもの運動能力向上を目的とした様々な取組みを実施し、岐阜県、ひいては日本全国の子どもたちの未来に貢献していきます。

A:子どもたちの運動能力・体力向上

  子どもたちに運動能力向上プログラムを実施していき、岐阜県の子どもたちの運動能力を高める。

B:健康増進(働き世代&高齢者対象)

  ながら運動・歩行能力測定の普及促進、健康体操教室の実施など。

 

<食>   

フードドライブ活動で集まった食材やB品(品質問題なしも規格外商品のため定価流通できない品)を安く仕入れ、地域の子どもたちが無償または格安で食べられる取組みとして「FC岐阜こども食堂」を運営します。

また、併せて「食育」に関する講座を定期的に開催し、成長期に必要な栄養素を学ぶことや、フードドライブ活動を通じて、食の大事さを啓蒙していく活動をおこなってまいります。

 

<教育>  

集まってきた子どもたちに大学生が中心となった「放課後勉強会」を実施。スポーツだけでなく、勉学も学べる場であれば保護者も安心。

また、学生にとっても貴重なインターンシップの場として有効に活用していただけます。

 

<防災> 

日常は楽しい空間として、非常時には地域住民を守る防災拠点として機能します。

 

<娯楽> 

所属するアーティストによるライブやイベントへの参加を通じて、ファンへの訴求に加え、地元地域への認知拡大を図ることで新規ファン層の開拓による地域経済の活性化を目指します。

A:SKE48をはじめ、所属IPコンテンツによるイベント等への参加

B:イベントを通じ、岐阜の子どもたちにアーティストやアイドルなどの華やかなエンターテインメントコンテンツに触れる機会を創出

 

<FC岐阜> 

サッカーの指導だけでなく、プロスポーツクラブとして長年培ってきた地域貢献活動(子どもたちへの体操教室やかけっこ教室、シニア向け運動教室の実施など)の実績や、320社を超えるステークホルダーとの関係、42市町村との連携など地域とパートナーを繋ぐ潤滑油の役割

A:Jリーグクラブだからできる質の高いサッカー指導や運動教室などの実施

B:下部組織(アカデミー)の各エリア校設立による優秀な選手の発掘および育成体制の構築

C:県民193万人との接点を増やすことで更なるファンを獲得し、満員のスタジアムを創出していく

 

 

【事業のイメージ図】

 

【株式会社岐阜フットボールクラブ 代表取締役 小松 裕志 】

この度、FC岐阜に関わる皆様と持続可能な地域貢献活動の取り組みについて発表できますこと、関係者の方々に改めて感謝申し上げます。

FC岐阜はオール岐阜体制という岐阜県含めた全市町村が株主であり、パートナーおよびホームタウンデーを開催していただいているという全国60クラブあるJリーグの中でも特別な支援背景を持つクラブとなります。
プロサッカークラブである以上、サッカーの結果が何よりも優先し追及されるべき課題でございますが、同時に県民クラブとして地域に密着し、FC岐阜だからこそ提供できる価値をもっと岐阜の皆様に示していく必要があると考えていました。

今回の取り組みは、大垣総合学園(岐阜協立大学及び大垣女子短期大学)様の施設を使わせていただき、①バローホールディングス様、ぎふ農業協同組合様、生活協同組合コープぎふ様の賞味期限内の安全な食材や品質に問題ないも規格外形状の食材のため通常販売できない食材をご提供いただき、近隣の方々に栄養のある食事を提供し、②大学のカリキュラムとも連携させていただきながら子供たちの面倒や勉強を教えられる場を用意し、③運動をしたい方については、ミズノ様の運動能力向上プログラムを提供し、④サッカーに興味がある方については、FC岐阜のサッカー教室を実施させていただき、⑤KeyHolder様のコンテンツを活用させていただき人が集まるイベントを実施し、⑥万一の災害の際には森松工業様のステンレスタンクが水インフラを支え、地域の皆様がまずはこの場所に安心して集まって来れる防災拠点となるなど、FC岐阜とFC岐阜に関わる皆様で地域を支え貢献していけるような活動を目指していきたいと考えております。

FC岐阜は多くの方々から主にスポンサーという形でご支援をいただいて事業活動をさせていただいているサッカークラブです。FC岐阜が今後も長期的に存続し、より多くの方に応援し続けていただくためにも、サッカーに関心のない方も含めて様々な機会でFC岐阜と関わっていただく場を創出していくことが重要と考えております。同時に、従来のスポンサーシップの形も少しずつかもしれませんが見直していく必要があると考えており、今回の取り組みのように各企業様も事業として携わっていただき、通常の事業のような収益は得られないかもしれませんが、寄付ではなく売上を得ること、その一部を原資として次年度以降もスポンサーとして協賛いただく、という持続可能なスポンサーシップの形も少しずつ確立できればと考えております。

長期的には、こういった活動を岐阜の主要な場所で展開させて頂き、FC岐阜に関わる皆様と一緒に地域を支え、その中で経済的にもある程度循環されていくような地域社会の実現に貢献できたらと考えております。

 

【ミズノ株式会社 エリア営業本部 中日本営業部部長 後藤 俊博 】

ミズノ株式会社のパーパスは「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」であり、ビジョンは「”ええもん”を世界に届け続ける」です。このたび開催された世界大会においても、数々の心を揺さぶられる感動があり、スポーツが持つ力の素晴らしさを再認識しました。
昨今の変化の早い市場を取り巻く環境や、将来に向けて不安定な世の中において、これまで培ってきたスポーツの力で、岐阜県民の皆さまに、健康を中心に、教育や防災という領域においても、弊社の総合力を持って、ソフト・ハード両面で、持続的に貢献していきたいと考えております。

 

【株式会社バローホールディングス 管理本部サステナビリティ推進室室長 秋元 武 】

バローグループは、現在100年後のこどもたちに繋ぐ持続可能な社会づくりに取り組む一環として、FC岐阜様とホームゲーム全試合でフードドライブ活動(お客さまより必要がなくなった食品を寄付いただき、その地域で食品を必要とする団体へお渡しする活動)を進めています。
今回のプロジェクトへの参加により、岐阜県の未来のために「食」、「健康」などのフィールドでこれまで以上に地域に寄り添ってまいりたいと考えております。

 

【ぎふ農業協同組合 代表理事会長 櫻井 宏 】

消費者の「食」に対する関心が高まっている中、当組合は、安心・安全な地元の野菜等の生産物を提供と「食」に関する情報発信し理解情勢に努め、岐阜の未来のために、連携し地域貢献していきます。また、我が国の社会問題である少子高齢化、人口減少による地域コミュニティの縮小と希薄化が進み、当組合が果たすべき役割にも注目が集まっているため、地域の皆様の声を聴き、困りごとや悩み事を総合事業で解決していく取り組みを行っていきます。

 

【生活協同組合コープぎふ 理事長 根崎 周一 】

コープぎふは「笑顔あふれる協同のくらし」を理念に持ち、「誰一人取り残すことなくずっと笑顔で寄り添います」を合言葉に、この地域で暮らす皆さんが、住み慣れた地域でいつまでも健康で幸せに暮らし続けられるようにと、宅配、店舗、共済事業を中心にさまざまな事業で暮らし全般を応援しています。
また持続可能な社会の実現に向け、行政や他団体と連携し、子育て応援、食育活動、環境活動等暮らしに関わる様々なテーマに取り組んでいます。
今回のプロジェクトの参加で、未来を担う子どもたちが、心身ともに健やかに成長できるように、食に関する情報提供に努めてまいりたいと思います。

 

【学校法人大垣総合学園 岐阜協立大学 学長 原田 理人 】

この度、岐阜協立大学とFC岐阜様、そして岐阜県内の産業界や多くの皆様との連携が叶いますことを大変嬉しく思っております。
本連携では、「①スポーツイベントの共同開催」:本学とスポーツ団体が共同でスポーツイベントを企画・運営し、学生および地域住民の健康促進とスポーツ文化の普及を図ります。「②教育・研究の推進」:大学の教育・研究活動において、スポーツ団体のノウハウを活用し、スポーツ科学やスポーツマネジメントに関する共同研究の実施を目指します。「③人材育成」:大学生やスポーツ団体の選手・スタッフを対象に、相互の専門知識を活かした研修プログラムを提供し、次世代のリーダーや指導者の育成を目指します。「④地域貢献」:地域社会に向けたスポーツ教室や講演会などを開催し、スポーツを通じた健康増進やコミュニティの活性化に寄与します。

 

【学校法人大垣総合学園 大垣女子短期大学 学長 服部 篤典 】

この度、大垣女子短期大学として活動に参画させていただくことができ大変うれしく思っております。本学ではスクール会場及びこども食堂運営の会場提供や、「こども」「美術」「音楽」「歯」などの教育をもとに、あらゆる可能性を追求し、岐阜の発展に尽力してまいりたいと思います。
少子高齢化の時代だからこそ、岐阜県民が一体になれる楽しみ、喜びを分かち合えるよう、教育という立場から教職員、学生とともに本事業をもとに地域とのコミュニティ形成を行ってまいります。

 

【森松工業株式会社 代表取締役社長 松久 浩幸 】

まず初めに、このような素晴らしい活動に参画させていただき、FC岐阜小松社長に感謝を申し上げます。
森松工業はステンレスタンクを製造し、皆さまに安心で安全な水を供給することを使命としている会社です。蛇口をひねると水が出る、という”当たり前”を守るため、より地震に強いタンクを作り、万が一壊れた場合にはいち早く直しに行く、ということを阪神淡路大震災以降ずっとやらせていただいております。
弊社はこの活動の中で『防災』の役割を担います。この公園が、地震発災時には避難所となり、水を供給する拠点となることが出来たら、地域の皆さまにより安心してお過ごしいただけるのではないかと思います。
この取り組みにより皆さまの防災意識の向上に貢献してまいります。

 

【株式会社KeyHolder 代表取締役社長 大出 悠史 】

当社の取締役会長である藤澤信義は、当社の筆頭株主であるJトラスト株式会社(東S:8508)の代表取締役社長であるほか、FC岐阜様の筆頭株主でもあることから、当社グループに所属する女性アイドルグループ「SKE48」のメンバーがFC岐阜の公式応援隊として活躍の場をいただくなど、これまでも良好な関係性を持たせていただいてまいりました。
スポーツの力を通じて地域振興に努めてきたFC岐阜というプロフットボールクラブが起点となるこの度のプロジェクトに参画させていただき、FC岐阜様を中心に参集された各自治体の皆様ならびに、サポーター企業の皆様と歩みを共にできることならびに、エンターテインメントの側面から地域社会の発展に向けた貢献活動に寄与できることを嬉しく思います。