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株式会社岐阜フットボールクラブ 第20期定時株主総会 決算概要および決議の結果について

4月28日(火)に第20期定時株主総会を開き、各議案について決議され、承認されましたのでお知らせ致します。

また第20期(令和7年2月1日から令和8年1月31日まで)の事業報告の一部をご報告させていただきます。

 

(1)事業の経過およびその成果

2025年は、大阪・関西万博の開催、高市氏の日本初の女性首相就任、トランプ大統領の再就任とそれに伴う関税問題、さらには世界的な食糧危機やクマ被害の多発など、国内外で多岐にわたる出来事がありました。また、スポーツ界では米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースは今季、大谷翔平と山本由伸に加え、佐々木朗希などの日本選手の活躍でドジャース2連覇を果たし、東京では世界陸上が開催されるなど多くの日本人選手が活躍しました。

サッカー界では森保一監督率いるサッカー日本代表「サムライブルー」が10月14日に東京スタジアムで強豪ブラジル代表と国際親善試合を行い、3-2で勝利し、14度目の対戦で歴史的な念願の初勝利を挙げました。

J1リーグの優勝争いは、最終節までもつれ込み鹿島アントラーズが制し、9年ぶり9度目のJ1リーグ優勝を達成しました。

J2リーグでは、最終節で優勝、自動昇格、J1昇格プレーオフを巡る戦いが劇的な展開で決着し、水戸ホーリーホックが初のタイトルを獲得しました。J3リーグでは、初優勝の栃木シティ、2位のヴァンラーレ八戸が、共に初のJ2へ昇格を決めました。栃木シティは、日本フットボールリーグ(JFL)から昇格後、わずか1年でJ3の栄冠を手にしました。ヴァンラーレ八戸はリーグ戦で最少失点の堅守を基盤に、シーズンの大部分で安定した戦いを見せました。J2昇格プレーオフはリーグ戦4位のテゲバジャーロ宮崎が勝ち上がり、2026シーズンは初めてJ2で戦うことになりました。

FC岐阜は昨シーズンの天野監督に代わり、Jリーグでの指導経験が豊富な大島康明氏を監督に迎え2025シーズンに臨みました。

しかし当初から思うように攻守がかみ合わず、第6節に20位となり、そこからなかなか勝ち点が取れず非常に苦しい時期を迎えました。クラブは最悪の事態であるJFL降格を回避するため7月に苦渋の決断をし、大島監督に代わり石丸清隆氏に指揮を託しました。序盤はチーム改革に時間がかかりましたが、徐々にチームが一体となり8月30日からクラブ新記録となる怒涛の7連勝を達成し、西谷選手が2025明治安田J3リーグ9月度「月間ヤングプレーヤー賞」と「2025J3リーグ優秀選手賞」を受賞するなど大活躍もあり、最終的には13勝8分17敗、第13位でJ3リーグ残留を果たし、シーズンを終えることになりました。

運営面では、これまで以上にパートナー企業様によるサンクスマッチイベントの開催、42市町村様によるホームタウンデーへのご協力、またFC岐阜パフォーマンスチームGGGやグリーンエンジェルズなどの活動、県内各地のメニューが豊富な屋台村、更には筆頭株主である藤澤様の継続的なご支援でアイドルグループSKE48によるイベントなどでスタジアムを大いに盛り上げていただきました。年間ホームゲーム数19試合のうち7回が陸上競技大会との併催という集客が厳しい状況ながらも観客数は昨年平均4,684名から平均4,773名と微増となりました。これもひとえに株主、ファン・サポーター、パートナー、42市町村、商工会議所、応援して下さる全ての皆様の熱いご支援ご声援によるもので、心から厚く御礼申し上げます。

アカデミーではU-18の山川弘飛選手がクラブ創設以来初となる年代別日本代表に選ばれるという大きなニュースが入りました。またU-14からもナショナルトレセンで4名の選手が選出されるなど将来有望な選手が出てきています。

スクール(小学生)は、コーチの異動等があり生徒数が515名となりましたが、過去最高の約130名の入会がありました。2026シーズンは各スクール会場やコース内容の見直しを行い560名の会員獲得を目指し積極的に活動していきます。

収入面では協賛社数が46社増17社減で純増29社となり360社となりました。一方で広告料収入額が493百万円昨対比98%、5百万円の減となりました。これは社名看板などの掲出(広告料収入)ではなく弊社の地域貢献活動などにご協賛いただいた結果、別の売上区分に入ったためです。グッズ販売収入については笠松競馬場出身である名馬オグリキャップとコラボしたユニフォームの販売が好調で、ユニフォーム全体の販売数が歴代2位の2,507枚となりました。またオンライン販売による選手のヒーローグッズも好調で、2期連続で1億円を超えました。売上は過去最高額の109百万円(昨対比106%)を達成しました。

また大きなイベントとして12月には元日本代表で弊クラブに所属していた柏木選手の引退試合を行いました。普段見られない日本を代表する有名選手が岐阜に集まり15,000人を超える観客が日本全国から集まり、Jリーグで大きな話題となりました。

 売上全体では、997百万円(前年比98%)となりました。前期の1,000百万円超からは微減ですが、これは選手移籍金収入が約23百万円減少したことによるもので、経営上の大きな懸念点ではありません。

一方、支出面では来期以降を見据えたトップチームの選手補強に注力した結果、チーム経費が前年比113%(54百万円増)となり、売上原価全体は902百万円(前年比110%)となりました。

会社としての最終損益は、昨年の32百万円の最終利益に対し、来期以降を見越した選手の大型補強費用などにより65百万円の最終損失で着地しました。

 

主な収入、費用の状況は下記のとおりです。

<興行収入>

年間ホームゲーム数19試合のうち7回が陸上競技との併催という集客が厳しい状況ながらも観客数は昨年の平均4,684名から平均4,773名(J3リーグ第6位)となり、興行収入は昨対比119%、25百万円の大幅増となりました。

 

<広告料収入>

協賛社数は46増17減で純増29社となり360社に増加しました。なお、広告料収入としては493百万円で昨対比98%、5百万円微減となりましたが、地域貢献活動等への協賛によるものです。今後も「オール岐阜」での営業体制を広げていきます。

 

<グッズ販売収入>

売上高は昨年、過去最高額の1億円超の103百万円を記録しましたが、昨対比で6百万円増での106%の増収となりました。結果2期連続1億円超となり過去最高を4年連続で更新することができました。

 

<Jリーグ分配金>

Jリーグからの分配金は、前年比約2百万増となり25百万円となりました。

 

<トップチーム経費>

JFLへの降格を避けるため、監督の交代と大型補強を行い実績474百万円となり、前年比54百万円の増加となりました。

 

(2)設備投資等の状況

該当事項はございません。

 

(3)資金調達の状況

該当事項はございません。

 

(4)対処すべき課題

トップチームについては引き続きスポーツダイレクターに竹元義幸氏を、監督は昨年クラブを7連勝に導き、チーム成績をV字回復させた石丸清隆氏に指揮していただきます。 監督を支えるのは2023シーズンに監督としてチームを率いリーグ屈指の堅守を築いた上野優作氏をヘッドコーチとして招き、万全の体制で石丸監督を支えます。

選手陣についてはジュビロ磐田より中村駿選手、FC琉球からワッド モハメッド サディキ選手、清水エスパルスから羽田健人選手など新たに10名の選手が加わりました。石丸監督のもと既存の選手と融合し「FC岐阜のサッカー」を構築し百年構想リーグの優勝を狙います。

アカデミーではU-18から山川弘飛選手がクラブ創設以来初となる年代別日本代表に選ばれましたが一方で、引き続きの課題としてアカデミーが優先的に使用できる人工芝+夜間照明付きのグラウンド環境整備に向けて、各市町村、関係機関・パートナー企業と連携してグラウンド整備できるよう今後も全力で取組みを進めて参ります。

経営面ではこの第20期に、前期の黒字を使いJ3リーグ残留の為にチーム強化に費やしました。百年構想リーグ後には3期赤字連続によるJリーグライセンスはく奪ルールが再開されます。経営の安定化を図り、売上高の最大化、原価の見直しを含め黒字体質を継続させることが経営課題であると認識しています。 

 

(5)総括

FC岐阜は『私たちは「人づくり」「街づくり」「夢づくり」に貢献し、岐阜で一番愛される集団を目指します』のミッションに沿って、株主、ファン、サポーター、スポンサー、42市町村、その他大勢のステークホルダーの皆様のご期待に応えられるよう、今後も積極的に活動して参ります。

FC岐阜はトップチームだけではなく若い育成世代に目を向け、2026年3月8日ベルギー・プロリーグ所属クラブとアカデミー育成体制の強化に向けた国際的な連携を開始することとなりました。本取り組みは、FC岐阜が掲げる「育成を強化し、長期的に再現性のある育成体制をクラブとして構築する」という方針のもと、欧州トップレベルの育成クラブとの連携を戦略的に検討してきた中で実現したものです。

今回の連携では、KRC Genkが提供するアカデミー支援プログラム「KRC Genk Talent Solutions」を通じて、同クラブが培ってきた育成メソッドやアカデミー運営の知見を参考にしながら、FC岐阜アカデミーの育成体制および育成環境のさらなる強化を図るとともに、地域に根ざした持続的な育成モデルの構築を目指していきます。

トップチームは11名の選手が抜け、10名の新規加入選手を迎え計31名のメンバーで石丸監督、コーチ陣とスタッフのもと1戦1戦全力で勝利目指して戦って参ります。

2026シーズンのチームスローガンは新たに『Aim High(エイムハイ)としました。目の前の勝利だけでなく、クラブとして、常に高い理想を目指し続けるという強い意思を込めています。選手はピッチで限界に挑み、スタッフはクラブの価値を高め、ファン・サポーター、そして地域の皆さまと共に、これまで以上の景色を見にいく。簡単な道ではありませんが、高みを目指すからこそ成長があり、感動があります。FC岐阜は、岐阜の誇りとして、胸を張って前へ進んでいきます。

今シーズンもJリーグ初の特別大会である百年構想リーグを大勢の皆様のご来場と多くの企業の皆様にご協賛いただけるようチーム一丸となって戦いますので、今後とも皆様のご支援・ご声援のほどを何卒よろしくお願い申し上げます。

 

🔳第20期決算(令和7年2月1日から令和8年1月31日まで) <単位:百万円>(百万円未満は切捨て表示)

<損益計算書>

売上高 997
売上原価 902
売上総利益 95
販売費及び一般管理費 161
営業損失 ▲65
経常損失 ▲64
当期純損失 ▲65

 

<貸借対照表>

資産  

流動資産

固定資産等

資産合計

275

281

負債

流動負債

固定負債

負債合計

141

75

216

純資産

資本金

資本準備金

その他資本剰余金

利益剰余金

純資産合計

50

368

320

▲673

64

負債・純資産合計

281

 

決議の結果は以下のとおりです。 

報告事項                     

報告1     第20期(2025年2月1日から2026年1月31日まで)   

        事業の内容報告の件

決議事項

第1号議案           第20期計算書類等承認の件

第2号議案   定款一部変更の件(決算期変更)

第3号議案   定款一部変更の件(取締役任期変更)

第4号議案   取締役の報酬の件

第5号議案   取締役5名選任の件

議案は全て原案どおり承認されました。

 

以上

 

本日の株主総会において、下記のとおりの役員人事となりましたので、お知らせします。

地位

氏名

選任の種別

重要な兼務の状況

代表取締役社長

小松 裕志

重任

-

代表取締役副社長

宮島 武志

新任

-

取締役

藤澤 信義

重任

Jトラスト株式会社 代表取締役社長最高執行役員

取締役

竹元 義幸

重任

-

社外取締役

小田 学

重任

株式会社ヒマラヤ 代表取締役社長 兼 CEO

1名の新任取締役は、次のとおりです。

地位

氏名

(生年月日)

略歴、地位および

他の法人等の代表状況

所有する当社の株式数

代表取締役副社長

宮島 武志

(昭和50年4月12日)

平成10年 ヤンマーディーゼル(株)入社

平成26年 ヤンマー(株)経営戦略部

企画グループプロジェクトマネジャー

令和元年 ヤンマー(株)社長室企画グループ課長 

兼スポーツビジネス室

プロデュースグループ部長

令和3年 (株)セレッソ大阪 社長室長

兼わくわくパーククリエイト(株)取締役

兼ヤンマーホールディングス(株)社長室

令和4年 (株)セレッソ大阪 取締役副社長

兼わくわくパーククリエイト(株)取締役

兼ヤンマーホールディングス(株)社長室

令和5年 (株)セレッソ大阪 代表取締役副社長

兼わくわくパーククリエイト(株)取締役

兼ヤンマーホールディングス(株)社長室

令和8年 (株)岐阜フットボールクラブ 社長室室長

                    (現任)

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