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株式会社岐阜フットボールクラブ 第21期定時株主総会 決算概要および決議の結果について

9月28日(月)に第21期定時株主総会を開き、各議案について決議され、承認されましたのでお知らせ致します。

また第21期(令和8年2月1日から令和8年6月30日まで)の事業報告の一部をご報告させていただきます。

 

(1)事業の経過およびその成果

2026年の上半期は世界中がサッカーの話題で溢れました。

まず3月にはシドニーでAFC女子アジアカップの決勝が行われ、サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)が1―0で開催国オーストラリアを下し2大会ぶり3度目の優勝を果たしました。

次に6月からはFIFAワールドカップが史上最大規模の国際大会として、カナダ、メキシコ、アメリカの3カ国で開催され、48チームの参加、16都市での計104試合という前例のない規模となりました。日本代表はワールドカップの出場を8大会連続8回目とし、前回大会に引き続き監督は森保一氏が務めました。「優勝」を目標に掲げた森保ジャパンの戦う姿は日本中の期待を集めましたが、強豪ブラジルとの決勝トーナメント1回戦で敗れ、惜しくも16強入りを逃しました。しかし海外メディアからは日本サッカーのレベルの高さをたたえる声が多く、最後まで諦めず戦う選手の姿は日本中に多くの感動を与えました。

国内のJリーグでは秋春制へ完全移行する前の移行期間(2026年2~6月)に行う、特別な公式リーグ戦として「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」が開催されました。J1の20クラブが参加する大会(J1百年構想リーグ)と、J2・J3の40クラブが参加する大会(J2・J3百年構想リーグ)の2つの大会で開催され、通常のリーグ戦とは違いカテゴリーごとの昇降格はないもののPK戦による完全決着方式が採用され、J2クラブとJ3クラブとの対戦など普段見られない試合に日本国中が沸きました。

最終順位はJ1百年構想リーグではヴィッセル神戸が優勝を果たし、ACLE2026/27出場権を獲得しました。2位は鹿島アントラーズ、3位はセレッソ大阪となりJ2・J3百年構想リーグではJ2のベガルタ仙台が優勝し2位はJ2のカターレ富山、3位もJ2のテゲバジャーロ宮崎となりました。

FC岐阜は昨年に引き続き石丸監督のもと、J2・J3百年構想リーグEAST-Bグループに振り分けられ、開幕から藤枝MYFC、ジュビロ磐田、いわきFC、北海道コンサドーレ札幌と格上のJ2クラブを相手に4連勝をして勢いに乗りました。また川本梨誉選手が2月度月間MVPに選出され、3月には月間ヤングプレーヤー賞にワッド モハメッドサディキ選手が選出されるなどチームだけでなく選手個人での活躍も見られました。

シーズン前半は好調を維持し上位をキープしていましたが、シーズン後半になり2回目の対戦となると、地力で勝るJ2クラブに苦戦を強いられ8勝1PK勝2PK負7敗となり、最終順位はEAST-Bグループでは6位、全体の40チーム中では22位でシーズンを終えました。

運営面では、これまで以上にパートナー企業様によるサンクスマッチイベントの開催、FC岐阜ならではの42市町村様によるホームタウンデーへのご協力、またパフォーマンスチームのGGGやグリーンエンジェルズなどの活動、県内各地のメニューが豊富な屋台村、更には筆頭株主である藤澤様の継続的なご支援でアイドルグループSKE48によるイベントなどでスタジアムを大いに盛り上げていただきました。実際にホームゲームでの観客数は昨年平均4,773名から平均5,805名と大きく増加しました。これもひとえに株主、ファン・サポーター、パートナー、42市町村、商工会議所、応援して下さる全ての皆様の熱いご支援によるもので、心から厚く御礼申し上げます。

アカデミー部門では3月にKRCゲンクと正式な契約を締結したことにより、U-18から4名、U-15から4名の合計8名が8月19日から31日まで現地ベルギーにてKRCゲンクのトレーニングに参加しました。選手8名はサッカー以外でも同年代の海外の選手と交流し、見るもの聞くもの全てを異文化として学ぶ貴重な体験をしました。またU-18に所属する山川弘飛選手がクラブ史上最年少でのプロ契約をし、クラブにとっても非常に大きな出来事でした。更にナショナルトレセンにU-15から4名、U-14からも1名の選手が選出されるなど今後も将来有望な選手が出てきています。

また会社全体の取組みとして第21期から代表取締役副社長に就任した宮島の関係でセレッソ大阪にて部門別研修会を行い、それぞれの部署でJ1クラブのノウハウを学び現在大規模な業務改革を行っております。2026/27シーズンには各部署でその成果がしっかりと出せるよう取り組んで参ります。

収入面では、広告料収入は協賛社数が8増17減で純減9社となり351社と微減に留め当初予算に25百万円届きませんでした。これは大きなスポンサー様が百年構想リーグという特別大会を理由に一時的に協賛を辞退された影響もあります。ただし2026/27シーズンからはユニフォーム上の裾部分左右2箇所が広告掲載箇所として増えたことにより広告料収入は来期更なる増収が期待できます。また興業収入は観客動員数が昨年の平均4,773名から平均5,805名となり当初の予算を10百万円上回る89百万円となりました。

 売上全体では、385百万円となり当初予算から惜しくも10百万円届きませんでした。

一方、支出面では、優秀な人材の獲得や社内改革をし一般管理費は予算から15百万円上回りましたが、売上原価は大きなアクシデントもなく、ほぼ予算どおり355百万円となりました。

会社全体の最終損益は、昨年の65百万円の最終損失に対し、54百万円の最終損失で着地しました。

 

主な収入、費用の状況は下記のとおりです。

<興行収入>

百年構想リーグという普段見られないJ2クラブとの対戦や白熱したPK戦も展開され、観客数は昨年の平均4,773名から平均5,805名となり、89百万円となりました。

<広告料収入>

協賛社数は8増17減で純減9社となり351社と微減に留めました。百年構想リーグであることを理由に協賛を一時的に辞退されるスポンサーもみえました。広告料収入としては169百万円でした。

<グッズ販売収入>

2026/27シーズンに向けて古い在庫の整理やホームゲーム時の売り場のレイアウトの見直しを行いました。売上高は33百万円となりました。

<Jリーグ分配金>

Jリーグからの分配金は、前年比約5百万増となり32百万円となりました。これは百年構想リーグならではの勝点につき賞金が発生するルールの影響によるものです。

<トップチーム経費>

大きなアクシデントはなく、実績179百万円となりました。

 

(2)設備投資等の状況

該当事項はございません。

 

(3)資金調達の状況

該当事項はございません。

 

(4)対処すべき課題

トップチームについては、引き続きスポーツダイレクターに竹元義幸氏を、石丸清隆氏には監督としてチームを指揮していただきます。

選手陣については、水戸ホーリーホックから期限付き移籍で加入した春名竜聖選手、サガン鳥栖から期限付き移籍で加入した北島郁哉選手、大分トリニータから期限付き移籍で加入の屋敷優成選手、藤枝MYFCから期限付き移籍で加入した閑田隼人選手、名古屋グランパスから育成型期限付き移籍で加入の鈴木陽人選手、テゲバジャーロ宮崎から完全移籍で加入した武颯選手、海外移籍で加入のジョルダン テル選手、華城FCに所属していた、金本信利選手、2027年の加入内定および「JFA・Jリーグ特別指定選手」の承認がされた、半田祥真選手(東京学芸大学)、大分トリニータに所属していた、佐藤隼選手、など新たに10名の選手が加わりました。2026/27シーズンも石丸監督のもと勇敢にボールを奪い、勇敢にゴールを目指し、勇敢にチャレンジし続ける「ブレイブフットボール」でJ2昇格を目指します。

経営面では2026/27シーズン後の2027/28シーズンから3期赤字連続によるJリーグライセンスはく奪ルールが再開されます。また、債務超過となった場合は即時Jリーグライセンスをはく奪されます。経営を安定させ、黒字体質を構築し継続させることが経営課題であると認識しています。

 

(5)総括

FC岐阜は『私たちは「人づくり」「街づくり」「夢づくり」に貢献し、岐阜で一番愛される集団を目指します』のミッションのもと、株主、ファン、サポーター、スポンサー、42市町村、その他大勢のステークホルダーの皆様のご期待に応えられるよう、今後も岐阜県の為に積極的に活動してまいります。

チームスローガンは百年構想リーグに続き『Aim High』(エイムハイ)としました。ファーストユニフォームはスローガンの「Aim High (エイム ハイ)」から、高みを目指し続けることを視覚化したグラデーションのデザインを採用しました。溶け込んでいく色彩は、限界を決めない可能性の広がりを表しています。また、セカンドユニフォームは岐阜かかみがはら航空宇宙博物館とのコラボレーションにより誕生した、特別な1着となります。

ファーストユニフォームで高みを目指したその先にある空と宇宙、宇宙の地平線の先に広がる、まだ見ぬ高みを目指し、選手たちはピッチで己の限界に挑み、ファン・サポーターと共に、2026/27シーズンを戦い抜きます。

トップパートナーをはじめ、クラブを支える全ての皆さまの期待に応えられるよう、クラブとして強い覚悟をもって戦ってまいりますので、今シーズンも変わらぬ熱いご支援・ご声援をよろしくお願い申し上げます。

 

🔳第21期決算(令和8年2月1日から令和8年6月30日まで) 

<単位:百万円>(百万円未満は切捨て表示)

<貸借対照表>

資産  

流動資産

固定資産等

資産合計

482

4

487

負債

流動負債

固定負債

負債合計

407

69

476

純資産

資本金

資本準備金

その他資本剰余金

利益剰余金

純資産合計

50

368

320

▲727

10

負債・純資産合計

487

 

<損益計算書>

売上高

385

売上原価

355

売上総利益

30

販売費及び一般管理費

85

営業損失

▲55

経常損失

▲54

当期純損失

▲54

 

決議の結果は以下のとおりです。 

報告事項                    

 

報告1     第21期(2026年2月1日から2026年6月30日まで)  

        事業の内容報告の件

 

決議事項

第1号議案      第21期計算書類等承認の件

第2号議案   取締役5名選任の件

 

議案は全て原案どおり承認されました。

以上

本日の株主総会において、下記のとおりの役員人事となりましたので、お知らせします。

地位

氏名

種別

重要な兼務の状況

代表取締役社長

小松 裕志

重任

-

代表取締役副社長

宮島 武志

重任

-

取締役

藤澤 信義

重任

Jトラスト株式会社 

代表取締役社長最高執行役員

取締役

竹元 義幸

重任

-

社外取締役

小田 学

重任

株式会社ヒマラヤ 

代表取締役社長

兼 CEO