【レポート】トップチーム選手による「水うちわ」制作体験
6月15日(水)岐阜市の家田紙工株式会社にて、トップチーム選手6名が「水うちわ」の制作体験に参加しました。
この日は、「岐阜を知ろう」というテーマと、岐阜市の家田紙工株式会社様のご協力のもと、岐阜の伝統工芸である「水うちわ」の制作を体験しました。
【参加選手】
生地 慶充 選手、小山 新 選手、本石 捺 選手、松本 歩夢 選手、山内 彰 選手、石坂 亮人 選手
◇水うちわとは?
うちわの骨(竹)に、雁皮紙(がんぴし)という非常に薄い紙を貼り、専用のニスを塗って仕上げてあるのが大きな特徴です。
ニスを塗る事によ り、透明感が出て、涼しげなうちわに仕上がります。
見た目が透けているのと、昔は水につけて気化熱で涼むという方法で涼をとったこと から、「水うちわ」と呼ばれているという説や、「透明な水のよう」というところからその名がついた、という説もありますが、いずれも、美濃の手漉き和紙、そして豊富な竹林、長良川の鵜飼を始めとした岐阜ならではの川文化から生まれたものです。
(引用:家田紙工株式会社ホームページ)
まず初めに、家田紙工株式会社様より、水うちわの歴史や制作についてのレクチャーをいただきました。
選手たちも初めて目にする水うちわの美しさに目を奪われていました。
選手たちが体験したのは、水うちわの「絵付け」と「ニス塗り」です。
事前に考えてきたデザインを元に、丁寧に色を付けていきます。
大人になると、なかなか本気で絵を描く機会はないと思いますが、選手たちは真剣な表情で思い思いのデザインを描いていました。
絵付けが完了したら、ニス塗りの作業です。
色を付ける時点では和紙の白さがありましたが、ニス塗りをすることで透明感が出て、涼しげなうちわに仕上がっていきます。
ニスを3度重ね塗りして見事完成!暑い岐阜の夏にぴったりな水うちわが出来上がりました!
選手たちが何を描いたのかわかりますか?
最後に全員で記念撮影を行い、この日の体験は終了しました。
ご協力いただいた家田紙工株式会社様、本当にありがとうございました!
家田紙工株式会社ホームページ:https://www.iedashikou.com/
カミノシゴト オンラインショップ:https://kaminoshigoto.net/