【レポート】FC岐阜グリーンカーテンプロジェクト 観察日記 ~第1章 種まき~
脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、岐阜市内の小学校4校にグリーンカーテンを設置する活動を実施いたしました。
当日は、トップチーム選手も参加し、児童と一緒にアサガオの種まきを行い交流しました。
グリーンカーテンとは、アサガオやゴーヤなどのつる性植物を建物の壁面や窓などに張ったネットに這わせて、日差しを遮り室温の上昇を抑える自然由来の省エネ対策です。植物に含まれる水分が蒸発することで日射による熱を吸収し、エアコンをあまり使わずに済むため省エネルギー効果が得られます。
■背景
現在、地球温暖化の影響により年々気温が高くなっています。この問題は、子どもから大人まで一人ひとりが自分事として捉え、身近なところで、できることから取り組むことが大切です。この背景から、本プロジェクトでは夏の暑さへの対策として、小学校にアサガオで作るグリーンカーテンの設置を計画し、省エネ化を図るとともに環境教育、学習環境の快適性向上、地域社会への貢献を目指しています。
■気候アクション
FC岐阜は、Jリーグ×NTTグループ協働プロジェクト「TH!NK THE BALL PROJECT」に参加する15クラブに選ばれました。
「TH!NK THE BALL PROJECT」は、NTTグループの持つテクノロジーを用いて、ファン・サポーターや市民が気候アクションに参加しやすく継続しやすいシステムをつくり、Jクラブと各地域に展開することで、人々の環境に関する日常の行動変容を促し、地域活性化を実現するものです。
「グリーンカーテンプロジェクト」は気候アクションの一環として実施しています。
詳細はこちら(https://think-the-ball.com/)
■協働
岐阜市地球温暖化対策推進委員会(脱炭素社会推進課)
■協賛
株式会社十六フィナンシャルグループ
株式会社ジーケーエス
医療法人社団 英集会 福富医院
昭和造園土木株式会社
■参加小学校
岐阜市立長森西小学校
岐阜市立岩野田小学校
岐阜市立則武小学校
岐阜市立岩小学校
■内容
5時間目:地球温暖化とグリーンカーテンの効果についての授業
6時間目:アサガオの種まき
【長森西小学校】
5月15日(水)
学年:6年生(80名)
参加選手:河波櫻士選手、與那覇航和選手
【岩野田小学校】
5月22日(水)
学年:4年生(58名)
参加選手:羽田一平選手、和田侑樹選手
【則武小学校】
5月30日(木)
学年:4年生(73名)
参加選手:西谷亮選手、上野輝人選手
【岩小学校】
6月5日(水)
学年:4年生(25名)
参加選手:萩野滉大選手、林祥太郎選手
4校すべての小学校でアサガオの種まきが終了しました。
子どもたちは、授業の時は真剣に!種まきの時は選手と楽しく!笑顔で活動してくれました。
今後はアサガオの成長過程を随時、レポートとして報告します。
今後のレポートも楽しみにお待ちください!