【レポート】FC岐阜グリーンカーテンプロジェクト実施①
FC岐阜では、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、岐阜県内の小学校6校にグリーンカーテンを設置する活動を行なっています。
今回は、5月に実施をした2校の様子を紹介します。
当日はトップチーム選手も参加し、児童と一緒にヘチマの種まきを行い交流をしました。
【グリーンカーテンとは】
ヘチマやゴーヤなどのつる性植物を建物の壁面や窓などに張ったネットに這わせて、日差しを遮り室温の上昇を抑える自然由来の省エネ対策です。植物に含まれる水分が蒸発することで日射による熱を吸収し、エアコンをあまり使わずに済むため省エネルギー効果が得られます。
🔳背景
現在、地球温暖化の影響により年々気温が高くなっています。この問題は、子どもから大人まで一人ひとりが自分事として捉え、身近なところで、できることから取り組むことが大切です。この背景から、本プロジェクトでは夏の暑さへの対策として、小学校にヘチマで作るグリーンカーテンの設置を計画し、省エネ化を図るとともに環境教育、学習環境の快適性向上、地域社会への貢献を目指しています。
🔳Jリーグ気候アクション
Jリーグでは気候変動への問題解決の為、「気候アクション」を推進しています。クラブのホームタウンとなる地域の企業や自治体、教育機関と一緒になって活動の輪を広げていく取り組みを行なっています。環境省が設定している環境月間に合わせて、6月を「気候アクション月間」とし、「サステナカップ2025」の実施や、本プロジェクトもその一環として実施をしています。
サステナカップ2025の詳細はコチラ→https://www.fc-gifu.com/news_hometown/151057.html
🔳協働
岐阜県地球温暖化防止対策推進センター
岐阜市環境部地球温暖化対策推進委員会(ゼロカーボンシティ推進課)
🔳協賛
株式会社オーテック
株式会社マルエイ
髙橋金属株式会社
トーカイ株式会社
大洋電機株式会社
ホンダカーズ岐阜
昭和造園土木株式会社
🔳5月実施小学校
岐阜市立長森西小学校
岐阜市立岩野田小学校
🔳内容
5時間目:地球温暖化とグリーンカーテンの効果についての授業
6時間目:ヘチマの種まき
🔳当日の様子
【長森西小学校】
5月28日(水) 学年:4年生(89名)
参加選手:山口畝良選手、大串昇平選手
【岩野田小学校】
5月29日(木)
学年:4年生(55名)
参加選手:箱崎達也選手、オウイエ ウイリアム選手
子どもたちは真剣に授業を聞き、講師の方の問いかけにも積極的に発言している姿が印象的でした!
トップチームの選手との種まきでは、気になることを質問し合ったりコミュニケーションを取りながら楽しく行うことができました。
🔳6月実施の小学校
北方町立南学園
岐阜市立則武小学校
岐阜市立岩小学校
関市立武芸小学校
今後もまた様子の紹介をしていきたいと思います!