【試合総括】

「ホームでJ1の名古屋さんと試合が出来たことは非常にありがたく思っています。ホーム開幕に向けていい準備が出来たと思います。特に新加入選手が多い中で、どうやってホームゲームに入っていくかというルーティーンを開幕二週前にこなせたというのは非常に大きかったです。
ゲームの内容ですが、前半15分ぐらいまでは我々が守備も攻撃でもチャンスを作っていい入りをしたと思っています。そのあと相手が修正をかけてから、なかなか思うようなゲーム展開にならなかったというのは正直なところです。これまで取り組んできたことが出せたところもありますが、攻守にわたっていいものが出せたかというと、どちらかと言えばその頻度は少なかったと思います。ただ、何回か相手ゴール前に迫ることはできたので、出来たことはしっかり評価したいと思います。最後に、本当に名古屋さんに感謝しています。J1の強度や一人ひとりの判断のスピードだったり、選手たちは感じたものがあると思うのでそこを今後のトレーニングあるいはリーグ戦に活かしていきたいと思います」

 

－ 守備での連携やチームの狙いはまだまだ磨かないといけないか

「そうですね。GKあるいは最終ラインまでプレッシャーをかけていくとなったときに、サイドを限定して強くプレッシャーに行く、当然一人ひとりにタイトにいくので斜めにボールを入れられるとどうしても逆サイドのボランチの脇のところが使われていましたが、その部分の締めるところ、予測して空いているところに修正をかけてもう一度奪えるようにするプレーが必要になると思います。ただ、全部が全部良くなかったとは思っていないので、出来たところは評価していきたいと思います」

 

－ 今日の戦いで、リーグ戦に活かせるのはどういったところか

「守備で言うと先ほど話したプレッシャーのところと高い位置でハイプレスというところは引き続きやっていきたいと思います。これはキャンプから連続して続けてきていることなので継続してやっていきたいです。攻撃もサイドを起点にしたら展開して逆サイドでフリーになっていくような崩しをしていきたい。この攻守両方を上げていきたいと思います」

 

－ 新加入選手のプレーはどうだったか

「新加入選手も非常によくやってくれたと思います。河波選手に関しては、インサイドでボールを受けてプレーすることもできるし、スピードがあるので抜け出して背後をとるプレーもできると思っています。河波選手が内に入れば石田選手が外に入るし、石田選手が中に入れば河波選手が外という関係ももっともっと今後良くなっていくと思います。左の荒木選手も高い位置で起点を作って仕掛ける、あるいはカットインを見せてくれましたし、彼の特徴は守備の部分でタイトにいってボールを奪うところだと思うので、そこで守備のスイッチを入れてくれるというのは、今日非常に良かったです」

 

－ 今日の試合を振り返って

「やれる場面とやれない部分がはっきり分かれた印象です」

 

－ たくさんのサポーターの前で長良川競技場に立ってどうだったか

「思ったよりもたくさんファン・サポーターが来てくれて楽しめました」

 

－ 岐阜ではどんな動き、役割が求められているか

「右と左で役割が違いますが、右は内に入ることが多いです。攻撃のバリエーションを増やしていくことで岐阜の攻撃も活性化していくと思うので、そこが自分の役割だと思います」

 

 

－ ゴールを取った瞬間すぐにベンチに行ったがどういった気持ちだったか

「もうめちゃくちゃ嬉しかったです」

 

－ 新加入ということでどんなところを目標に置いているか

「自分は今年結果を出すことしか意識していないです。チームとしてはJ２昇格というのがあるので、個人の目標もチームの目標も結果を出せるようにやっていきます」

 

－ ファン・サポーターにメッセージを

「2月24日の開幕戦、ぜひスタジアムで待っています。応援よろしくお願いします」