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【レポート】10/25(木)「第11回 FC岐阜・Wings交流会」

10月25日(木)岐阜市の長良医療センターにて「第11回 FC岐阜・Wings交流会」が開催され、
FC岐阜からは、エセキエル ハム選手とビクトル選手が参加しました。

「Wings」とは1998年初頭に長良医療センターの進行性筋ジストロフィーの患者さんたちを中心に結成された電動車椅子サッカーチームです。

チーム名「Wings」の由来は、当時のメンバー全員が乗っていた電動車椅子の名前がウイングチェアーということで、そこからウイングの文字をとってWingsと命名されました。

交流会はFC岐阜がJ2リーグに昇格した2008年から毎年行い、今年で11回目の開催となりました!

 

お互いの自己紹介を済ませ、さっそく電動車椅子に乗車するエセキエル ハム選手とビクトル選手。

 

初めての乗車で苦戦すると思いきや、始めから上手くレバーを操作し乗りこなしていました!
担当の方からも「歴代の中でも1番上手い」と嬉しいお言葉を頂きました。

スラローム対決では2対3のハンデを頂き、両選手スムーズなドリブルを見せFC岐阜が見事勝利!

 

休憩時間にも練習を続ける選手達。Wingsキャプテンの松浦さんに見本を見せてもらいながら、パスの練習にも真剣に取り組んでいました!

 

続いてはシュート練習。車体を横に向けて、振り向きざまにシュートします。

Wings選手のアシストを受けシュート練習もおこないました。

 

次は、毎年恒例のPK対決です!

過去10年の成績は1勝9敗…。大きく負け越しています。
今年はどうなるか…!?
6回の真剣勝負です!結果はこちら

得点
Wings
FC岐阜

4回目まではどっちが勝つか分からない、いい勝負を見せましたが、さすがWings!

結果は2対4でWingsが勝利しました!

FC岐阜チーム残念!

強烈な回転シュートを受けたビクトル選手は「今のシュートは電動車椅子に乗っていなくても止められなかった」と驚いていました。

 

 

最後はWings選手からFC岐阜選手への質問コーナー。

「試合前に気持ちを高める為にどんなことをしていますか?」
「試合前に聴く音楽はありますか?」
「何歳からサッカーを始めましたか?」
など、”アスリート”同士ならではの質問が飛び交いました。

ビクトル選手からも「電動車椅子サッカーの試合はどのような大会がありますか?」と質問し交流を深めました。


Wings選手からエセキエル ハム選手とビクトル選手へ花束を頂きました!

Wings選手の皆さま、本当にありがとうございました!