【レポート】KRC Genkとアカデミー育成強化に向けた国際連携を開始
FC岐阜は、ベルギー・プロリーグ所属クラブKRC Genkとアカデミー育成体制の強化に向けた国際的な連携を開始することとなり、2026年3月8日(日)、岐阜メモリアルセンター長良川競技場にて調印式および記者会見を実施しました。
本取り組みは、FC岐阜が掲げる「育成を強化し、長期的に再現性のある育成体制をクラブとして構築する」という方針のもと、欧州トップレベルの育成クラブとの連携を戦略的に検討してきた中で実現したものです。
KRC Genkは、ケヴィン・デ・ブライネやティボー・クルトワ、レアンドロ・トロサールなど世界的な選手を輩出してきた欧州有数の育成クラブとして知られており、そのアカデミーシステムは欧州でも高い評価を受けています。
今回の連携では、KRC Genkが提供するアカデミー支援プログラム「KRC Genk Talent Solutions」を通じて、同クラブが培ってきた育成メソッドやアカデミー運営の知見を参考にしながら、FC岐阜アカデミーの育成体制および育成環境のさらなる強化を図るとともに、地域に根ざした持続的な育成モデルの構築を目指していきます。
▽調印式の様子


当日は、株式会社岐阜フットボールクラブ 代表取締役 小松裕志とKRC Genkの事業部長 セム フランセン氏 、国際開発コーディネーター ジョルディ カルーソ氏が出席し、連携の概要説明の後、調印ボードへ署名を行いました。
署名後にはフォトセッションが行われ、両クラブ関係者が今後の連携に向けた決意を共有しました。
連携概要
■連携内容
KRC Genkが提供するアカデミー支援プログラム「KRC Genk Talent Solutions」を通じた育成支援
・アカデミー選手のベルギー派遣プログラム
FC岐阜アカデミーから選抜された 4~6名の選手 が、年2回(春・秋を想定)、ベルギーの KRC Genkトレーニング施設 にて 2~3週間のトレーニングプログラム に参加します。
選手はKRC Genkのトレーニングセッションやアカデミー活動に実際に参加し、欧州トップレベルの育成環境を体験します。
・指導者育成プログラム
KRC Genkが提供するオンライン教育プログラムを通じて、FC岐阜の指導者およびクラブ関係者が、育成メソッドやアカデミー運営に関する知見を学びます。
また、必要に応じて 指導者のベルギー派遣による研修 も実施し、欧州トップレベルの育成現場から直接学ぶ機会を創出します。
・KRC Genkスタッフによる現地視察・交流
KRC GenkのスタッフがFC岐阜を訪問し、アカデミーの活動や育成環境を視察するとともに、指導者との意見交換や育成に関する交流を行います。
・育成メソッドの共有と育成モデルの構築
KRC Genkが長年培ってきた育成メソッドやアカデミー運営の知見を共有し、FC岐阜アカデミーの育成環境の向上を図ります。
その知見を参考にしながら、FC岐阜として 再現性のある育成を実現する独自の育成メソッドおよびプレーモデルの構築 を進めていきます。
・将来的な欧州挑戦の可能性
本連携を通じて、将来的に有望な選手が ヨーロッパの舞台へ挑戦する機会を創出することも視野に入れています。
FC岐阜で育成された選手が、将来的に KRC Genkへのレンタル移籍または完全移籍といった形で欧州に挑戦する可能性 についても、長期的な視点で検討していきます。
■目的
・FC岐阜アカデミーの育成体制強化
・指導環境の向上
・地域に根ざした持続的な育成モデルの構築
【関連取り組み】
FC岐阜では、育成環境の整備の一環として笠松町と人工芝グラウンド整備を含めた連携について協議を進めています。地域における育成環境の充実と国際的な育成知見の導入を両輪として、FC岐阜アカデミーの強化を推進していきます。
※詳細が決まりましたら改めてお知らせさせていただきます
【株式会社岐阜フットボールクラブ 代表取締役 小松 裕志 コメント】
私が社長に就任して以来、地域に根ざした育成を軸に、岐阜から多くの若い選手が成長し、国内外で活躍していくクラブの姿を、FC岐阜が長期的に目指すクラブの方向性として掲げてきました。その実現に向けて、再現性のある育成を目指したプレーモデルの構築やアカデミー拠点の整備を進めるとともに、海外の育成クラブとの連携の可能性についても検討を重ねてきました。
今回の取り組みは、欧州でも高い評価を受ける育成クラブであるKRC Genkとの対話を重ねる中で具体化してきたものです。クラブ内でも議論を重ね、このたび正式に発表できることを大変嬉しく思います。
この連携は、FC岐阜の育成を次のステージへ進める大きな一歩になると考えています。KRC Genkの知見を学びながら、FC岐阜独自の育成モデルをさらに発展させ、将来、岐阜から世界へ羽ばたく選手を輩出するクラブを目指してまいります。
同時にトップチームの強化にも引き続き全力で取り組み、可能な限り早い昇格の実現を目指してまいります。
【KRC Genk 国際開発コーディネーター ジョルディ・カルーソ氏 コメント】
KRC Genkは、FC岐阜とパートナーシップを開始できることを大変うれしく思います。両クラブは地理的には離れていますが、地域社会に深く根ざし、サッカーを通じて地域に価値を生み出していくという理念において多くの共通点を持っています。
今回の連携は、日本とヨーロッパをつなぐ新たな取り組みであり、両クラブにとって非常に意義のあるものです。その中心にあるのは、「持続可能な成功は人を育てることから始まる」という考え方です。
私たちは、技術や戦術の向上だけでなく、プロフェッショナルとしての姿勢や人としての成長を含めた総合的な育成を重視しています。FC岐阜の小松裕志社長が掲げる、アカデミー育成を通じて地域に根ざした持続可能なクラブを築くというビジョンは、KRC Genkの理念とも強く共鳴しています。
KRC Genkはこれまで、アカデミーを中心とした育成システムを通じて、ケヴィン・デ・ブライネやティボー・クルトワをはじめとする多くの選手を世界のトップレベルへ送り出してきました。
今回の連携では、「KRC Genk Talent Solutions」プログラムを通じて、これまで培ってきた育成メソッドやノウハウを共有し、FC岐阜アカデミーのさらなる発展と若手選手の育成を支援していきます。
この取り組みは短期的な成果を求めるものではなく、長期的な視点で育成環境を高めていくためのものです。ベルギーで培われた育成の知見と、日本の誠実さや努力の姿勢を結びつけることで、若い選手たちがより広い視野を持って成長できる環境を築いていきたいと考えています。
▽フォトセレモニーの様子


